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コーヒーを飲みながら、決意。

転生先の家族もチート機能が、残念ながら作用しなかった模様で、


私はよっぽど前世で、業とカルマを、引っ張り続けているのだろうか、と思うくらい、これは何だと、自分の徳のなさに落胆する。


とか言って、自分の運のなさにコーヒーを飲みながら、酔いしれたいところではあるのだが、これがリアルだ。


いやぁ、そんな上手くいかないよね。


実際に目の前にこれから大きく波風と厄介ごとを運んでくる気配がぷんぷんする、母親とどう関わっていくかについて、考えることにする。


とは言え、ひとつ気楽なことがある。

確かに元の世界の自分の親と似ているところがあるのだが、


この世界の親と私は、誰が何と言おうと他人である。中の人の勇者である私は、田中茉莉ではないのだ。


と言うことが私をこんなにも気を楽にさせている。



血の繋がり、血縁関係があると言うのは、ある意味、恐ろしく、血の繋がりから物理的ではなく、精神的に解放された気がする。


そう、例えるならば、実家でなく、結婚して、義理の実家の義父と義母には、実親ほど腹が立たない、みたいな感じである。


なぁさんは、義父と義母を亡くしているので、実際に義父、義母と接することはないので、実際にどんな感じなのかは、分からないのだが。


実の親だから、実の子だからと言う近しい距離感が、お互いに、相手のパーソナルゾーンを無視した干渉や一方的な介入を生むことがあるのだろう。


と私はすごく冷静さを持つ反面、どう考えても、この母親、地雷だろ、と言う、この場合、客観的と呼べるのか、分からないけれど、新たな視点を持つことができた。


この田中茉莉の人間関係を、攻略するには、どうするのがよいのか、と言うことに対し、これから考えて戦略を練っていこう。


モンスターや魔王と違って、まぁ、麻痺や呪いや毒のような、肉体よりも精神を蝕まれそうな、攻撃を食らうことが命ばかりはとられないだろう。


何よりも生まれてきた、ここでの私の娘、なごみのことを、守らなければ。



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