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母の入れ代わりで…。

「元気にしとるか、孫を見にきたよ。赤ちゃん、小さいね。首が座ってないから、抱っこは怖いな。」


と言っていたが、せっかくだからと、手を石鹸で洗って、恐る恐る、2人で抱っこの仕方を教えて、


なぁさんがそっと父になごみを渡して、そっと抱っこして、父は手や足に触れながら、新生児の小ささを実際に目にして、眩しそうにしていた。


「あいつが母乳が出ないらしい、って周りの人に相談して回っていたぞ。大丈夫か。」


となごみを抱っこしながら、心配そうに聞いてきた父の言葉に、


出ないことはしょうがないにしても、別の意味で、大丈夫じゃないと思った。


母の周りの人って、具体的に誰で、

どれくらいの親しさの人なのだろうか、


知りたいようで、そんな話を色々な人にしているかと思うと、知りたくはないと言う、複雑な気分になった。


「出ないのは、そのままだけど、まぁ、ミルクもあるし、飲んでいるところが可愛いよ。一生懸命無心で飲んでて。」


と言うと、


「そうか。」


とだけ父は答えて、なごみの表情をじっと見ていた。


父とは、出産の時の陣痛の話や、家での母の様子や、昨晩の食卓で話していた話をしたり、


入院中の生活なんかを雑談して、仕事があるからと、去っていった。


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