ゆったり赤ちゃんのお世話をスタート
「おぎゃー、おぎゃー。」
赤ちゃんが泣き始めた。
抱っこしてみても泣き止まないので、
オムツを変えてみることにした。
お尻を拭くのに、両足首を片手で持つと、抵抗するものの力がなく、こんな足も持ってみるとあらためて、細さに気づく。
泣き声の大きさだけだと、力がありそうに見えるのに、
と思いながら、お尻を拭いて、テープを止める。オムツって布じゃなくて、
この世界では使い捨てなのは便利だな、
やったことはないものの、きっと洗濯物がすごい量になるだろうから。
それでもやっぱり泣き止まない、さっき少し練習で、ミルクをあげてみたけど、
母乳のあげ方も教わったので、試して、足りない分はまたミルクを足そう。
と思ったのだが、なかなか赤ちゃんが泣いてて、おっぱいを吸ってくれない。無理やり口に乳首を含ませてみたとのの、
ほんの数秒口にして、体勢が嫌なのか、出ないから嫌なのか、全力でのけぞって嫌がりなかなか母乳をあげることができない。
口にしても吸えているのか、いないのか、いまいちよく分からず、何度も挑戦したが難しかったので、
ミルクを足すことにした。と思ったら、夫が入ってきた。
「まぁちゃん、おはよう、体調は大丈夫?赤ちゃんは泣いてるの?。」
「なぁさん、おはよう、今、ミルクを作りに行くところなの。赤ちゃん、お腹すいてるのかも。」
昨日の呼んだ田中茉莉の日記によると、なぁさんと書いてあったので、呼んでみることにした、
田中さんだから、なぁさんと言うあだ名のようだった。私と言うか、田中茉莉も苗字が同じだから、なぁさんと言えばなぁさんなんだけど、まぁ、それはそれ。
夫と言っても昨日転生してきたので、距離感がよく分からないので、顔色を伺うものの、不自然ではなかったもよう。
「俺も作ることもあるかもしれないから、作り方見てていい?」
と言うので、赤ちゃんの抱っこをお願いして、作り方を見せながら、作り方をまだそんなに作ったことがないので、
余裕がなく、説明がおぼつかないなからも、説明する。
ミルク缶からミルクをすりきりいっぱい
湯沸かしポットの使い方も、看護師さんの真似をして、使い方分かってるし、使ったこと分かりますよ、私は、と言う風に振る舞ったものの、
20ミリリットルと、少量のお湯を出すのが難しいものの、何とか。
「こんな少量のお湯をいれるのは、難しそうだね。小さな哺乳瓶なのか。」
となぁさんは真剣に私の手元を見ていた。
授乳クッションの上に座ってあげようと赤ちゃんにミルクをあげようとすると、
「まぁちゃん、俺があげてみるから、朝ご飯食べてなよ。もう9時だよ。」
あっという間にそんな時間に、何にも言われてないけれど、お膳を下げなきゃいけない時間も、決まってないけどあるのかもしれないで、お願いすることにした。
娘が可愛くて目尻が下がっている夫と、哺乳瓶の乳首をキョロキョロ見えるのか見えないのか、分からない目で探して見つかって、ホッとしたように、ミルクを飲む娘を見ながら食べる朝ご飯は、美味しかった。
その時、大きなノックの音がして、
「茉莉、おはよう。」
ガチャっと、ドアが開くとともに、病室の静かな雰囲気に削ぐなわない、大きな声が聞こえてきた。




