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気づくとそこは、異世界という名前の現代へ
気づいたら全く別の場所にいた。ベットのような固い硬い台の上に仰向けで
足は開脚しながら、両膝を拘束されている。
とにかく下腹部というのか、骨盤のあたりなのか、
外側からも内側からも圧迫されて、骨がどこにいこうとしているのか、分からないくらい、そして
どこかと言われると答えられないくらい全部が痛い中、
今までどんなダンジョンのボスに魔法をかけられたり、改心の一撃をくらった時も、
あの忘れもしない、魔王の息子と闘った時の超高等魔法をくらった時の比じゃないくらい、
とにかく痛い!?
何より膝を拘束されて腰が浮き、この体勢で痛みを受け入れるには、
いつまで続くのか、ほんの数分なのかもしれないが、とにかく時間の感覚が分からないことの恐怖に大量の脂汗が頭から流れ、そして、
気を失っているほんの何秒かの間に、お腹の中からずるずるずる、と何かが出てくるような、
今まで感じたことのない何ともいえない、何かが動くような感触がした。
「田中さん、まだ力んだらだめ、もうちょっと我慢して。」
目が覚めて見えたのは、数人の白い装束来た女性たち、
その中のボスなのか、1人だけ装束の違う自分の母親より、少し若い女性に声をかけられる。




