痛みを伴ってはじめて、自覚が芽生えるとな!?
たまごとひよこが表紙のその本には、赤ちゃんのだっこの仕方、オムツの変え方、ミルクのあげ方、
育児でよくある悩みをお医者さんが答えるQ&Aコーナーなど、
これから役に立ちそう、悩みそうな話が先回りして書かれてあった。
その中で、特に目を引いたのは、今の育児と祖父母世代の育児の違いと、
祖父母世代に自分たちが思う育児のやり方を押し付けられた時の対処法、
こ、これは、これからの私に必要な案件だ、と思ったのか、田中茉莉が、ページを折っていた。
それと、気になったのが、この世界での出産の方法を記してあり、
私が出産した普通分娩と、麻酔を使って痛みを軽減する無痛分娩、そして、帝王切開と言ってお腹を切って出産する方法があるが、
昔から根強く、陣痛の痛みを伴ってはじめて母親の自覚が芽生えて、子どもを可愛がることができると言う、考え方があって、
普通分娩以外の出産は楽をしている、母親の自覚が芽生えない、と思っている祖父母世代がいるが、
どのお産が優れているということはない、という記事だった。
帝王切開って、田中茉莉の日記に赤ちゃんが逆子だったので、帝王切開になるかもしれないとあったが、
途中で、逆子がひっくり返ったので、普通分娩で出産できそうとあった。
その間、帝王切開かもしれない、どうしよう、どうしようと、彼女の母親が何度も不安と心配を撒き散らし、
電話がかかってきて、妊婦の繊細な時期に、鬱が伝染しそうになったと言う
日記を思い出した。
彼女の場合は、帝王切開だと、入院が長引くのと、私がお腹にいる時に最初、逆子だったので、すごく痛いらしいとその時の医師に聞いたからと言う理由らしい。
その時の話を娘にして、不安にさせていることに気づかないのかとは、思うが、
それはさておき、普通分娩であることがマストと言う考え方が、
まだまだこの日本という国には、はびこっているようなのだ、この本によると。
普通分娩に、普通ってついているし、これが普通と言う考え方と言うことなのか、
もし、自分が痛みを経験して、はじめて勇者の自覚が芽生えると言われたら、
激怒しそうだ。勇者だろうが、なんだろうが、痛いのは嫌だもんな。
実際の昨日の陣痛から何から、ものすごく痛かった。超高等攻撃魔法も目ではなかった。
でも痛みを伴ったから、赤ちゃんが可愛いと言うこの相関関係は、よく分からないし、全く根拠がないものだと思うが、
赤ちゃんは可愛かった。親戚のグループチャットやら、田中茉莉の日記を読んで気が重くなることもあったが、
昨日からそわそわしている自分がいる、これから入院中、毎朝8時に会えるのだ。早く8時にならないかな、とは言え、もう少し睡眠をとりたい。




