表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/75

そこら辺のモンスターより、メッセンジャーアプリのシステムは恐ろしい。

結局、その日寝たのは、深夜3時、

そして、5時にスマホが鳴って、びっくりして目が覚めると、マインが鳴っていた。


昨日スマホのアドレス帳で名前を確認したところによると、


どうやら私のと言うより、田中茉莉の妹であるらしい。



「お姉ちゃん、おはよう。グルチャ従姉妹の美奈ちゃんの返信を飛ばして、譲君に返信してるから、謝った方がいいよ。」


と個人マインで、仕事に行く前に、連絡をくれたようだ。


全員にまんべんなく返信ができていないとな!?、


我が妹と名乗る者よ、信じられない話であるが、そなたの知る姉は、ここにはいない。


我は、昨日、異世界から転生してきて、マインの伝達速度、皆の既読の速さに怯える勇者であるぞ。


眠い目をこすって、必死でメッセージを書いているのじゃぞ。連絡する順番間違えたくらいで騒ぐでない。


何とか使えているだけ、及第点であろう。



と言いたくなったが、そこら辺のモンスターよりも正直、このマインの、メッセンジャーアプリなるもののシステムを通した、


人間関係が正直恐ろしく、迂闊なこと、書面に残って、後で読み返せるものなので、


「体が辛くて、気づかなかった、ありがとう。」


書いて、グループチャットに、お詫びを投稿することにした。


朝から夜まで相手にメッセージがリアルタイムで送れる、そして相手が読んだことが確認できる仕組みと言うのは、


すごく便利なようで、それによる摩擦もあるような気がするし、不便な面もあるように思う。


結局寝たのは2時間か…。鞄に入っていた「はじめてのひよっこ育児」なる色鮮やかな大型の本でも読もう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ