いざ!王城へ!!
これくらいの文字数で書ければいいのに・・・
俺たちはディアドリでの事件を終えた俺たちは
王国に戻りギルドで報告していた。
「なるほどね〜そんなことが」
一通りの事を伝えるとマスターが唸る
「なんか問題でもあった?」
と聞くと
「悪人だったとは言え一応伯爵の位にいた
人物を対処してしまったからねぇ〜
王城からなんか言われるかも〜」
と鬱陶しそうにマスターが答える。
確かに一市民が伯爵を殺したと
なれば王族としては黙ってないだろう。
最悪、牢屋送りだ。
不安になっていると
「大丈夫よ!私がなんとかするから」
そう言ってマスターは胸を叩く。
(ここはマスターに任せて後は流れに身をまかせるか・・・)
マスターを信用して王城への報告を任せ俺は部屋を後にする。
「報告終わった〜?」
と表で待っていたルーブルムたち
「ああ・・・」
そう言って答えると
「ならば早く宿に向かうとしよう」
そう言ってウインレチアが歩き出す。
それに続くようにルーブルムとアウレアが歩く。
そんな後ろ姿を見て思った。
(そろそろ家とか欲しいな・・・)
これ以上仲間が増えるなら
宿屋暮らしも限界がくる。
(何か考えとかないとな)
そう思いながら俺も歩き出す。
そして宿でウインレチアの分の宿を取ると
「話がある」
そう言ってウインレチアに誘われ
俺は今街の外にいた。
「待ったか?」
ウインレチアが来た
「いいや・・・で話って何だ?」
そう言って聞くと
「以前私は君の剣と鎧に興味があると言った」
そう答えて話を続ける。
「実は君の短剣には魔法陣が書き込まれていてな
どんな物なのか気になったのさ」
そう言って俺の短剣を指差す。
「魔法陣?鎧を召喚する為のものじゃないのか?」
俺がそう聞くとウインレチアが首を横に振り
「いやそれとはまったく違うものだった・・・
しかもその魔法陣は私も見たことがない」
と答えた。
(鎧を召喚する以外の魔法陣?
そんなこと書いてあったか?)
以前じいさんからもらった説明書にはそんな事は書いていなかった。
<説明書の内容については二話を見てね!>
(どうせあのじいさんのことだ・・・絶対面倒で書かなかったな)
そう思いながらとりあえず話を戻す。
「どうすれば発動するんだ?」
と発動方法をウインレチアに聞くと
「まずはその短剣を発動させないと無理だ」
そう返ってきた。
(発動って言ってもこれ自分で発動できないんだけど・・・)
そうこの短剣は戦闘状態になるかダンジョンに入るかでなければ
発動はしない。
(そう都合よく敵が来るわけ・・・)
なんて思っていると
「えっ・・・?」
急に短剣が発動し俺は鎧を着ていた。
(なんで?!・・・まさか!!)
そう思い後ろを振り返ると
「コケコッコー!!」
でっかいニワトリがいました
(・・・えぇ〜)
(マジですか〜そんな都合よく現れますか〜)
と目の前の敵に呆れていると
「あれはジャイアントイーグルよ」
とウインレチアが言うが
(あれワシなの?!)
そっちの方に驚いていた。
「ちなみにあいつの肉は絶品で高級食材とも言われている」
とウインレチアがかっこよく言うが
「口からよだれ出てんぞ」
俺がそう指摘するとすぐに吹きちょっと顔を赤くしていた。
「まっまぁいい早く例の魔法陣を発動させろ」
と今あったことを誤魔化すかのように言ってきた。
「いや発動ってどうすれば?」
と聞いていると
ジャイアントイーグルが翼を広げそして
空に飛び上がった。
(えぇぇぇぇぇ?!)
(なんでニワトリのくせに飛べんだよ?!)
そんな感じでツッコんでいると
「早くしないと逃げられるぞ」
とウインレチアが急かす。
(えぇい!ままよ!)
ヤケクソになり剣に魔力を込め
空に向かって振る
すると・・・
ビームみたいなのが出た。
(・・・ビーム出たぁぁぁぁぁ!!)
ビームはジャイアントイーグルに直撃し落ちてきた。
「なるほど・・・魔力を剣に込めそして放つ為の魔法陣だったか」
と顎に手を当てウインレチアが言う
「なぁ・・・」
俺はウインレチアに話しかける。
「何だ?」
そうウインレチアが聞いてきて俺は
「・・・これ最初に教えてくれたら伯爵との戦い・・・楽勝だったんじゃ?・・・」
そうウインレチアを見ると
「・・・・・・・」
顔を逸らしていた。
(ハァ〜・・・まぁいいか)
俺たちはとりあえずジャイアントイーグルの死体を
持って街に帰ることにした。
翌日・・・
「王城に来い?」
俺は朝早くギルドに行くと
マスターに話しかけられていた。
「ええそうよ」
マスターが頷き話を続ける。
「例の事件のことを報告したら
当事者たちの話が聞きたいって
王様が言ってきてね〜」
そう言ってマスターはため息を吐く
「そんなわけであなたたちに
王城に行って欲しいの・・・いい?」
とマスターが聞いてくるが俺はいい顔をしなかった。
なぜなら・・・
(王城ってことはいるよな・・・あのお姫様・・・)
そう以前あったあのお姫様の事を考えていた。
(正体はバレていないけどあの時助けたのが俺だと
気づいたらどうしよう?)
そんなことを考えどうするか迷いそして・・・
「わかった・・・王城に行くよ」
俺は行くことにした。
その後・・・
「ほぇ〜・・・大きいねぇ〜」
と城を見上げながらルーブルムが言う
確かに大きかったギルドの建物でもこれには劣った。
「ふっふん・・・たっ大したことはなっないわね!」
とアウレアが言うが
(震えてんぞ)
ガッチガチに緊張していた。
するとウインレチアが
「大丈夫だ」
とアウレアの肩に手を置き緊張を解すのかと思ったら
「いざとなれば王を人質に逃げればいい」
と笑顔で言っていた。
(いや!何物騒なこと言ってんの?!)
と俺は驚く
気を取り直し俺たちは王のいる玉座の間に向かう。
そして玉座の間に入るとそこには
何人もの騎士と
その奥におそらく騎士団長と思われる中年の男
そして三つの席に座る王族たち
もちろんそこにはあのお姫様もいた。
アウレアほどではないが俺を緊張した。
「これより王への謁見を開始する」
と騎士団長が言う。
俺たちは跪き話を聞く
「お主たちはダンジョンの調査中
結界を発見・・・そしてその奥を進むと
伯爵邸につながっていた・・・ここまではいいか?」
と報告書を見ながら王様が聞いてくる。
「はい」
と俺が答えると王は話を続ける
「そしてそこでは伯爵が悪魔になるための
研究をしていた・・・そして悪魔になった伯爵を
お前たちが倒した・・・と」
そう言って王様は報告書から視線を外し
「これは本当か?」
と聞いてくる
「すべて事実です」
俺は素直にそう答えると
「たとえそうであったとしても・・・本当に
お前が倒したという証拠はあるまい」
と騎士団長が否定してくる。
それを聞いたルーブルムたちが立ち上がって反論しようとするが
俺が目で静止させる
(これ以上厄介ごとはごめんだからな)
そう思って俺は大人しく話を聞く。
「我が王よ!どうか私めにこの者との決闘をさせていただきたい」
と騎士団長が王様に頭を下げる。
(マジで?!そんなことしたらお姫様に正体バレるじゃん!!)
と思い俺はやめさせようとするが
「いいだろう」
と王様が認めてしまった。
「我もお主と同じくこの者の力見てみたい」
そう言って王様が騎士団長を見る。
「御心遣い感謝いたします」
そう言って騎士団長が頭を上げ俺を見る
(マジかよ・・・)
俺は何故あの時反論しなかったのだろうと後悔した。
こうして俺と騎士団長の決闘が決まった。
決闘場・・・
俺と騎士団長の決闘が始まろうとしていた。
「これよりアルバ・アルジーンテュムとドゥクス騎士団長との
決闘を開始します」
俺たちはお互いを見つめ
「両者・・・構え!」
騎士団長は背中の大剣に
俺は腰の短剣に手を掛ける
そして・・・
「始めぇ!!」
剣を抜く
「ほうそれが例の鎧か」
そう言って騎士団長は俺を見る
「だが・・・俺にそんな小細工は通用せんぞ!」
と言いながら剣を振ってきた。
俺はそれを剣で受け止めるが
(重っ?!)
あまりの一撃の重たさにちょっと後ろに下がらされた。
「ほう・・・俺の一撃を耐えるとは・・・やるじゃないか」
と称賛してくる。
「そりゃどうも・・・あんたもいい一撃してるよ」
と俺も相手を褒めると
「そりゃそうだ・・・この大剣は
王国に代々伝わる名剣ドゥルム
圧倒的な強度を誇るがその分重量もあってな・・・だが」
そう言いながら剣を構え
「切れ味は普通の剣と変わらんぞ」
と言う
(マジか〜どうすっかな〜)
と考えていると
騎士団長が突っ込んでくる
(やばっ?!・・・そうだ!!)
俺は閃き剣を構える。
「これで・・・終わりだ!!」
騎士団長は上段から剣を振る
俺はそれを避けその一撃から
自身の一撃を加える
「何っ?!」
凄まじい音とともに砂煙が舞う
そして砂煙が晴れるとどちらも無事だったが
「ぬっ抜けない?!」
騎士団長の剣が地面に突き刺さっていた。
そう俺は相手の剣の重量を利用して
剣を使えないようにしたのだ。
「勝負あったな・・・」
そう俺が言うと
「ふっ・・・そのようだな」
騎士団長が敗北を認めた
「勝負あり!!勝者アルバ・アルジーンティム!!」
と審判が勝利を宣言する
「アルく〜ん」
ルーブルムが抱きついてきた
「やるじゃない!まっまぁ私ほどじゃないけど」
と赤くなりながらアウレアが褒める
「お前があれくらいの者に勝てるとは誰も思っていなかったようだな」
とウインレチアが王族の方を見ていた。
だが俺はその中で最も驚いている人を見つけた。
「騎士様?・・・」
姫様だった。
(やっべ・・・この後どうしよう・・・)
そう思ってこの後の展開を考えていた。
そんな俺を影から見ている人影に気づかず・・・・・
主人公の正体を知ったお姫様
これからどうなるんだ?!
次回、四人目のヒロインと・・・暗殺?!




