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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
黒騎士編
8/200

翡翠の魔女と悪魔の陰謀

また長くなってしまいました・・・すいません


<五月六日 誤字の修正と内容の一部変更をしました>

前回・・・

俺たちはマスターから

新しいダンジョンが発見された。

と聞きそのダンジョンの調査の為

俺たちは魔法の国ディアドリに来ていた。


「ここがディアドリかぁ〜・・・」

俺は王国と同じくらいの敷地の大きさがある

この国に驚いていた。だが・・・

「でも・・・魔法の国という割には特に変わった物はないな」

そう街の外見は王国と特に変わりはなかった。

すると

「当たり前でしょ」

と馬車を操るアウレアが言う。

「魔法は人の魔力を使うそして魔力の保有量は人それぞれ

 だから結局のところ人のできることなんて限られるのよ」

と説明する。

(なるほど・・・魔法も万能じゃあないんだな・・・)

と改めて魔法のことを理解していると

「ちなみに魔法を使えない人でも魔力は持っているのよ」

とアウレアが補足説明する。

「そうなのか?」

と聞くと

「ええだからそういった人は魔道具を使って魔法を使うの」

そう答えられた。

「魔道具?」

俺がそう言うとアウレアが頷き話を続ける

「魔道具とは魔法を使えない人の為に作られた道具のこと

 魔道具には魔法陣が刻まれていて

 魔力を流すとその魔法陣に刻まれた魔法を使えるのよ」

俺がその魔道具がどんなものか考えていると

「でも結局は使う人の魔力次第だから発動できないのが大概だけどね」

とアウレアがバッサリと言った。

(そうな簡単な話はないか)

と魔道具に関して諦め俺たちはとりあえず宿を探すことにした。



とりあえずの宿を見つけ俺たちは中にはいる。

「いらっしゃい!何人で泊まるんだい?」

と宿のおばさんが聞いてくる。




・・・ルーブルムとアウレアに・・・



(ここでもかよぉぉぉぉぉ!!)

俺は膝から崩れ落ちる。

「だっ大丈夫だよアルくん

 私たちは全然気にしないから!!」

とルーブルムが慰めてくれるが・・・

(俺が気にするんだよ〜)

と顔を逸らし泣く

そんなやり取りを無視してアウレアは部屋を借りる。

・・・だが・・・



「・・・なんで一部屋だけなの?」

そうアウレアは一部屋しか借りなかったのだ。

「しょうがないじゃない!!この部屋しかないって言うから・・・」

とアウレアが不貞腐れながら言ってくる。

「わ〜い!アルくんと一緒だ〜!」

とルーブルムが喜ぶが正直俺は・・・

(・・・今日・・・寝れるかな?・・・)

と遠い目をしながら明日の心配をするのであった。



翌日・・・


「ふぁ〜〜〜ふ」

と欠伸をする俺

「大丈夫〜?」

心配してくるルーブルムだが

(寝不足の原因はお前たちなんだが・・・)

と俺は昨日のやり取りを思い出す。

俺はしょうがなく椅子で寝ようとしただが

『アルくんをそんな所で寝かせられないよ!』

とルーブルムに止められアウレアに助けを求めると

『まっまぁ・・・夫婦は一緒のベットに寝るのが普通だもんね・・・』

・・・ここには俺を救ってくれる人はいなかった。

こうして結局ルーブルムとアウレアに挟まれた俺は

当然寝れるわけもなくこうして寝不足になったわけだ。


気をとりなおし俺たちはダンジョンについて情報を得ようと

酒場についた。

俺とアウレアがカウンターに座りバーテンダーにダンジョンについて聞く

「この近くに新しいダンジョンができたって聞いたんだが本当か?」

アウレアがそう聞くと

「お客さんも挑戦するんですかい?・・・なら止めといたほうがいいですよ」

と返ってきた。

「なんでよ?」

アウレアが強気に聞くと

「あのダンジョンに行った奴らはみんな帰ってきてねぇ・・・

 まぁ入って行った奴らは全員ゴロツキみたいな連中だったから

 特になんとも思ってないが・・・」

そう言って飲み物を出してくる。

・・・俺は牛乳だった。

(どういう意味だコラァ)

そう思ったが口には出さず飲む。

「まぁ行くんなら場所を教えるよ」

とバーテンダーからダンジョンの場所を聞いた俺たちは

カウンターを後にしルーブルムのいる席へと向かうと・・・




「じゃんじゃん持ってきて〜!!」

なぜか巨漢の男と飲み比べていた。

しかもルーブルムが圧倒的だった。

「じょっ嬢ちゃん・・・なかなか・・・やるじゃ・・・ないか」

と巨漢の方がカッコよく言うが

(汚ねぇぇぇ!!顔から吹き出せるもん全部吹き出してるよこいつ!!)

と男の顔は汗に涙に鼻水ともう見るに堪えない感じになっていた。そして

「うっ!!・・・・・オロロロロロ」

最後は口からも出た・・・。

・・・もう勝負はついたし俺はルーブルムを呼ぶ

「もう勝負はついた・・・とっとと行くぞ」

とルーブルムの手を掴み無理やり連れて行くと観客の一人が

「あんたらダンジョンに行くのかい?」

と呼び止められた。

「なんかあるの?」

とアウレアが聞くと

「ああ・・・実は最近あそこで翡翠の魔女を見たってやつがいてよ」

そう返ってきた。

「翡翠の魔女?」

今出てきた人物のことを聞く。

「この国で最も魔力が強く最も恐れられている人さ・・・もし行くなら注意しろよ」

そう言って席に戻って行った。

(翡翠の魔女・・・か)

俺はどんな人物なのか気になりながらその店を後にした。



その後俺たちはバーテンダーから聞いた通りの場所に向かう。

「あれが今回のダンジョンか・・・」

目の前には壁に穴が空いたダンジョンの入り口があった。

俺たちはその中に入りしばらく進むと奥に人がいた。

「誰かいる?!」

とにかく俺たちはその人に近付こうとしたら

その人はトカゲのようなモンスターに囲めれていた。

「危ない!!」

とアウレアが叫び走るが

その人は持っていた。杖を地面に刺しこう言った

「ウィンドニードル」

そう唱えた瞬間・・・




モンスターたちの体に大きな穴が空いた。



(どうやら俺たちの助けは必要なかったようだな)

そう思い俺は剣を収めるとその人は

こちらに気づいたようで近づいてくる。

「おや・・・見ない顔だな」

その人は緑の長い髪に黒いローブそしてルーブルムと同じかそれ以上の大きな胸

すごい妖艶な雰囲気を醸し出していた。

だが俺はその時思った。

(この人・・・まさか・・・)

そしてすぐに俺の予感は・・・



「私の名はウインレチア・アルトゥム・・・翡翠の魔女と呼ばれている」



・・・的中した。



俺は目の前の女性が例の魔女だったと驚いていると

「お前たちはここで何をしているのだ?」

そう聞いてきた。

(こう言った相手にはあまり嘘は通じない・・・なら本音で語るしかない)

そう思い俺は

「俺たちはギルドの依頼でこのダンジョンの調査に来た」

と素直に答えた。

するとウインレチアは俺に近づき

「ほう・・・お前が・・・ね」

と何かを探るように俺を見てくる。

そして何かに納得したのか急に頷き

「ならその調査・・・私も同行しよう」

とダンジョンを歩いていく。

(あいつ・・・どういうつもりだ?)

俺は彼女の意図が理解できず悩んでいると

後ろから殺気を感じ振り返る。

そこには・・・



「またアルくんはお嫁さん増やすんだ〜・・・」

と目からハイライトが消えるルーブルムと


「うっ浮気は許さんぞ!!」

目に涙を溜めて怒るアウレアがいた。



(勘弁してくれ・・・)

がっくしとうなだれる俺

とりあえずダンジョンを進む。



そんなこんなでようやくボスの扉の前に着く。

するとウインレチアが

「にしてもお前のその剣と鎧・・・興味が湧くな」

と視線をくれる。


「「ガルルルルル」」


そして俺の後ろで嫉妬の目線を送ってくるルーブルムたち

俺はそれに耐え切れず早速扉を開ける。



「・・・・・あれ?」

だがそこにボスの姿はなかった・・・

「これはどういう事だ?」

と辺りを見回すと

「どうやら結界が張られているな」

と俺の後ろにいるウインレチアが言う。

「結界?」

俺がそう聞くと

「結界っていうのは本来あるべきものを隠すための領域の事だ」

そう答えてウインレチアは何もない壁に近づく。

(何をするつもりだ?)

そう思って見ていると

「ここら辺か・・・」

そう言ってウインレチアは呪文を唱え始める

そして

「ハァ!!」

掛け声と共に杖を壁に叩きつけると

壁に掛かっていた結界が消え

上に上がるための階段が出てきた。


(マジで?!)

と俺が驚いていると

「さぁ・・・早く行くぞ」

と階段を上っていくウインレチア

俺たちも急いで付いていく。

階段を上った先に待っていたのは豪華な装飾のされた広い部屋だった。

「これは・・・どういうこと?」

アウレアが驚いていると

「さすが翡翠の魔女・・・もう来てしまいましたか」

奥から身なりのいい男が拍手をしながら出てきた。

そしてある程度俺たちに近づくと

「あなたがここを調べていたことは部下の情報で知っていました

 だからここで待たせていただきましたよ」

とウインレチアに言ってくる。

「この人は?」

とウインレチアに聞くと

「彼はこの国の伯爵さ」

と驚愕の事実が帰ってきた。


(なんでダンジョンの隠し通路が伯爵の屋敷につながっているんだ?!)

と疑問に思っていると

「おや?どうやらお呼びでないお客様も一緒らしい」

そう言って俺たちに視線を合わせる。

「まぁいいでしょうどうせ・・・」

そう言いながら伯爵は手を上にあげ



「皆殺しにするんですから!」

指を鳴らす。


すると上空から巨大なモンスターが降ってきた。

そいつは三つの犬の首を持っていた。

「こいつは人工魔獣『ケルベロス』

 私が一から作り出した傑作です!」

そう言って自慢してくる。

そしてそのケルベロスが俺たちに攻撃してくる。

「魔獣を作り出すなんて!・・・あいつどうかしてるわよ!!」

と攻撃を躱したアウレアが言うと

「その通り・・・あいつはどうかしているのさ」

と同じく攻撃を躱したウインレチアが言う

「あいつは自らに悪魔の力を宿らせようと長年研究を重ねてきた」

ウインレチアがそう言うと

「その通り!!」

伯爵が叫び

そのまま話を続ける

「そしてついにその方法を見つけたのだよ私は!!

 だが・・・その為にはどうしても必要な物があってね・・・」

それを聞いた俺は

「必要なもの?」

そう聞くと



「生贄だよ」

そう返ってきた。

(なっ?!)

あまりの回答に驚いていると

「最初は別にモンスターでもよかったんだが

 なかなかいい感じには進まなくてねぇ」

と伯爵が困ったように言う。


「まさかあんたダンジョンに来た人たちを?!」

とアウレアが聞くと

「その通りその為にダンジョンを作ったのだよ!私は!!」

そう言って伯爵は邪悪な笑顔で叫ぶ。

「だがそれに感づいた者がいた」

と伯爵は真顔に戻りウインレチアに目をやる

「それは君だよ!翡翠の魔女ウインレチア・アルトゥム!!」

そう言いながらウインレチアを指差す

「目障りな君にはここで消えてもらおう」

と伯爵が言うと同時にケルベロスがウインレチアに噛みつこうとする

「くっ!!」

死を覚悟するウインレチア

だが・・・


「ふざけんな・・・」

その牙が届くことはなかった。


なぜなら俺がそいつの牙を掴んでいたから


「なっ!!」

伯爵が驚く


そして俺は



「一番消えなきゃいけないのは」



そのままケルベロスを持ち上げ



「テメェだぁぁぁぁぁ!!」


投げつける


「ちぃぃ!!」

なんとか避けた伯爵

だがケルベロスは倒れ光となって消えた。

「次は・・・お前の番だ!」

そう言って剣を伯爵に向ける。

「いい気になるなよ」

顔を歪ませる伯爵

「いいだろうお前らごときに使う気はなかったが仕方ない」

そう言って懐から液体の入った瓶を出す

「まさか?!」

ウインレチアはそれが何か察したみたいだった。

だが時すでに遅し

伯爵はその瓶を開け一気に飲み干す。

その瞬間、黒い光が奴を包んだ。


「くっ!!」

やがて光がなくなるとそこには・・・




()()()()()()()をした伯爵がいた。




(えぇぇぇぇぇぇぇ?!)




(悪魔じゃなくてクマになってるんですけどぉ!!)

とツッコんでいると

「どうだ驚いたかぁ!!」

とドヤ顔で伯爵が言ってくる

(確かに驚いたよ!!その格好に!!)

と思っていると

「くっ!!なんておぞましい姿だ!!」

と額の汗をぬぐいながらウインレチアが言う。

(嘘だろおい?!)

なぜか真剣なウインレチアをツッコむ

(この世界の怖い基準どうなってんの?!俺の感性がおかしいの?!)

と自分の感性がわからなくなってきていると

「ふっふっふっふ魔力がみなぎってくる!」

と伯爵は己の魔力を感じながら言っている。

(それ本当に魔力?!物理的な力じゃないの?!)

なんて思っていると

「さすがは偉大なる悪魔ツキノ・ワグマーさまの力だ!」

と悪魔の力に感動しているが

(それ結局只のクマじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ!!)

結局只のクマだった。


もうツッコミに疲れていると

クマの着ぐるみの背中に悪魔の翼が生え

(えぇぇぇぇぇ?!)

飛び上がった。


「この距離ならばお前たちの攻撃は届くまい!!」

そう言って上空から魔力弾を撃ってくる。

俺たちは必死にそれを避けるだが

反撃する手立てがない俺たち

何もできなかった。

(どうすれば・・・そうだ!)

俺はあることを思いつき避けることをやめる。

「アルくん?!」

とルーブルムが驚く


「ほう・・・どうやら諦めたようだな」

伯爵が俺のほうを向き

「ならば貴様から死ねぇ!!」

特大の魔力弾を撃ち込む

爆風で何も見えなくなり

「まず一人」

そう言った伯爵に

「何ぃ?!」

俺の剣が飛んでいく

何とか上昇して避ける伯爵

「ちぃ!最後の悪あがきを!」

と俺がさっきいた場所を見るが

「なっ?!」

そこに俺の姿はなかった。

そして


「テメェは」

伯爵の後ろにいた俺

それに気づくがもう遅い



「人間らしく」



足を高く上げ



「地に足つけてろぉぉぉ!!」



一気に振り落とす



「グァ!!」

俺の渾身のかかと落としを喰らい

伯爵は地面に落下叩きつけられる

俺も着地すると

「バッバカな!なぜ俺の避ける方向が?!」

と驚いている。

「知ってるか?バカは高いところが大好きなんだと

 だからお前が上に避けるのに賭けたんだよ」

俺はその疑問に答えた。

「勝負あったな」

そう俺が言うと

「まだだ!!」

よろよろと伯爵が起きあがる

そして俺に魔力弾を撃とうと腕を向けた

その時・・・


「なっ?!」

伯爵の腕が崩れた

一体何が起きているのかと驚いていると

「体が限界に達したんだろう」

そう言ってウインレチアが後ろから近付く

「もともと悪魔の力は人知を超えている

 そんなもの人の体で耐えられるわけがあるまい」

そう説明する。

「馬鹿な!私はこの力ですべてを手に入れるんだ!」

伯爵の体が徐々に崩れていってそして

「私はっ!!・・・・」

完全に灰になった。

「・・・これがこの男の運命・・・か」

そうウインレチアが呟く。



こうしていろんなものを巻き込んだ今回の事件は解決した。

だが・・・・・




「なんでお前が付いてくるんだよ!」

なぜかウインレチアが一緒に馬車に乗っていた。

「お前は私にとっていい観察対象だからな

 しばらく一緒に居させてもらうぞ」

ウインレチアが言う。

(ハァ〜・・・マジかよ)

とうなだれていると

「それに・・・お前は私の好みだからな」

と俺の顔に手を当てて言ってくる。

「「ガルルルルル」」

もちろんそれを許すルーブルムたちではなかった。

(誰か・・・俺を助けてください)

そんな俺の願いは誰にも届かない。



こうしてアルバくんのハーレムにまた一人追加されました。

翡翠の魔女は俺が好きなキャラがモチーフです。


次回、お姫様再び?!

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