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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
紅の魔王編
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灼熱の熱波

みなさんお待たせしました!やっとパソコンが戻ってきましたので続きを書きます!

突然だが俺は今とても目のやり場に困っている

なぜなら家にいるすべての女性たちが水着姿で過ごしているのだ

(ハァ・・・なんでこんなことになっているんだか・・・)

こんな風になったのはつい最近のことだったりする



一週間前・・・・・



「なんか最近急に暑くなったね〜・・・」

とルーブルムが団扇で扇ぎながら言う

「そうだな・・・」

俺は力なく答える

他のみんなも暑苦しそうにしていた

「・・・そうだ!」

するとルーブルムが何かを閃いたらしく

リビングから出て行き数分後

「じゃじゃ〜ん!!」

なぜかこの前の水着姿で戻ってきた

「・・・何?・・・その格好・・・」

俺はルーブルムにその格好について聞くと

「もう暑いから涼しい格好で過ごそうと思って!

 お・ま・け・にアルくんへのサービスも兼ねています!!」

とルーブルムが元気よく答える

(いや・・・子供にサービスって・・・)

俺はそれを聞いてとうとう暑さでおかしくなったかと思い

哀れな視線を送っていると

他の面々が急に立ち上がり先ほどのルーブルムと同じく部屋を出て行く

(・・・まさか・・・)

俺は嫌な予感がしながらリビングで待っていると

「お待たせ!」

やはりみんな水着で戻ってきた

「かっ勘違いしないでよね!

 あくまで暑いからこの格好にしてきただけで

 別にあんたに見せるためじゃないんだから!」

と顔を赤くしてアウレアが言うが

(だから子供相手に何言ってるんだって・・・)

そんなことを思っていると不意に誰かに抱き寄せられた

「私はもちろん誘惑するためにこれを着てやったぞ」

そう言ってウインレチアは俺の顔を谷間に挟む

「そうですね〜私もアルバくんに喜んでもらうためですね〜」

と反対側からカエルラが胸を寄せる

(すいません・・・この状況で喜んでいる時点で俺は子供じゃなくて

 ただの男でした・・・)

俺は二つの爆乳に挟まれるという至福の時を噛み締めていた



「・・・・・つか窒息するわ!!」



あまりの爆乳で息ができなくなっていた俺は

急いでそこから抜け出してツッコんだ

するとそれを見ていたヴィリディが急に俺に抱きつき

「・・・みんな・・・ずるい・・・」

と不貞腐れながら俺に体をくっ付けてくる

(・・・どうしよう・・・ある意味これは危険じゃないのか?)

そう思った俺は心の中で自分に必死の説得をする

(これ以上はダメ・・・これ以上はダメ・・・これ以上はダメ・・・)

そんな風に念じていると

「ならば私も!!」

そう言ってエレウムは四つん這いになり

「さぁ!私の上に座ってください!!」

と息を荒くしながら俺に向かって言う

「そんなサービスはいらねぇよ!!」

エレウムにそうツッコんだ後

俺は七瀬と咲間の方を見ると

「・・・なんでサラシとふんどし?・・・」

なぜか二人は水着ではなくサラシとふんどしだった

「実は例の水着がどこかにいってしまったらしくてな・・・

 仕方なくこの格好になったのだ・・・」

と七瀬は説明する

そしてこの惨状を見ていたプレシカが

「あの〜・・・新しくプールができたのでそこに行けばいいのでは?」



「「「「「「「「「・・・あっ・・・」」」」」」」」」



そんなことがありメイドのサキュバスたちを入れて俺たちはプールで優雅に過ごしている

なのだが俺はその空間に一つの違和感があった

俺はもう一回プールを見渡すと

「・・・・・」

なぜかドゥクスが水着になって泳いでいた

「ドゥクス・・・何してんだ?」

俺はドゥクスに近づき何をしているのか聞くと

「ああ・・・お前たちに聞いてほしいことがあってな」

とドゥクスは真剣な顔に戻ってそう答えるが

(俺が聞きたいのはここで何しているかであって

 ここに来た目的を聞いているわけじゃないんだけどな・・・)

俺の聞きたい回答と違いそれに心の中でツッコんでいると

「最近急に気温が上がってきているのはお前たちも知っているな?」

何事もなかったようにドゥクスは話を続ける

「その原因が悪魔の可能性が出てきたのだ」

とドゥクスは衝撃の事実を告げる

「それって本当なのか?」

俺が本当か確認するとドゥクスは静かに頷いた

「火山地帯に向かっていく悪魔の軍勢を見た者がいてな・・・

 その直後に火山が噴火し始めたらしい

 どう考えてもこれは偶然ではない悪魔が火山を噴火して

 この世界の気温を上げているのだ

 このまま気温が上がり続ければこの世界の全てが砂漠になってしまう」

とドゥクスは説明する

「なるほどな・・・それで俺たちにそこへ行ってほしいってわけか・・・」

俺はドゥクスが言いたいことを言うと

「ああ・・・火山を人為的に噴火させるなど並大抵の者にそんなことはできまい

 おそらく今回の一件にいるのは・・・」



「四将軍・・・か・・・」



ドゥクスの依頼を受けた俺たちはその火山地帯のある大陸に向かっていた

「・・・てかなんでまだみんな水着なんだよ・・・」

船にいるみんなはなぜかまだ水着のままだった

「なんでって言われても・・・暑いから?」

となぜかルーブルムは首を傾げながら答えた

「まぁ目的地に着いたらちゃんとした服に着替えるから安心しろ」

とビーチチェアに寝っ転がっているウインレチアが言う

(いやそういう問題じゃないんだが・・・)

そんなことを思いながら俺たちは目的の大陸についた



「・・・ここでもか・・・」

港に着いた俺を待っていたのは薄着の住人たちだった

(みんな暑いからって薄着になるのは安直じゃない?)

そんなことを思っていると一人の男が近寄ってきた

「君たちここには旅行で来たのかい?

 だったら今はやめときな・・・

 あそこに見える火山が活発になっているとてもじゃないが観光なんてできないよ」

とその住人は言う

「いえ私たちはその火山を調べに来たんです」

プレシカが火山を調べに来たと言うと

「そうだったんですかい・・・だったら余計にやめておいた方がいい

 あそこは今悪魔が住み着いているからな・・・

 いくら腕に自信があってもあの量・・・とても人間が太刀打ちできるとは思えないね・・・」

住人は首を振りながらそう言って立ち去って行った

「そう言われると尚更行かないといけないよな」

そう言いながら俺たちは火山に向かった



「・・・さすがにこれは無理だな・・・」

火山に向かっている俺たちを待ち構えていたのはマグマの川だった

さすがに鎧を纏っていない状況でこの川は渡れないのでどうしたものか悩んでいると

「どうやらこの川・・・人為的に作られたものだな」

とウインレチアが答える

「そうなのか?」

と俺が聞くと

「マグマは冷えて固まり火成岩になるのだがこのマグマは常に流れている

 それはつまり近くにマグマの吹き出している場所があるということだ

 だが火山から吹き出していないマグマなど総量が少ないに決まっている

 つまりこれだけの川になることなどないのだ」

とウインレチアが説明する

「ってことはこの先にマグマの川を作っている奴がいるってわけか・・・」

と俺は川の流れてくる先を見る

マグマの川を辿っていくとそこには大きな洞窟が見えた

「なるほど・・・ここにいるってわけか・・・」

俺たちはその洞窟の中に入っていく

その洞窟はあまりに暗く色々なものが灼ける匂いがした

(まさかここまでとはな・・・)

洞窟に入る前になんとなくやばいことは予想していたが

想像以上の匂いに俺は顔を歪める

そのまま奥に進んでいくと奥には大量のモンスターもいた

するとみんなが俺の前に立ってモンスターたちを迎え撃つ

「・・・トベラシュート!!」

エレウムが後方から矢を放つ

その後足の早いヴィリディ・プレシカ・咲間が先陣を切る

「・・・シャドウ・・・トリック・・・」

モンスターの影からヴィリディが出てきて背後から攻撃する

「忍法・岩剣山!!」

咲間は地面から棘を作り出し敵を貫く

「ローズストライク!!」

そして最後にプレシカが敵を貫きながら駆け抜ける

ある程度の敵を片付け終わると奥から大型のモンスターが出てきた

「ここからは私たちの出番ね!」

そう言ってアウレアは大きく飛び上がり

「フォールスマッシュ!!」

勢いよく地面に落下して敵を吹き飛ばす

「一刀流・・・蒼穹!!」

七瀬は懐に飛び込み敵を下から突き刺す

「ゴスペルスマッシュ!!」

カエルラはハンマーを振り回して敵を薙ぎ倒す

「スクリームサイス!!」

ルーブルムは大きな鎌で周囲の敵を切り裂き

「アイシクルレイン」

最後はウインレチアが魔法で敵を吹き飛ばした



(また俺の出番なかった・・・てか前にもこんなことあったな・・・)

そんなことを思いだしながら俺たちは洞窟の先を目指して歩いて行った

そこで待っていたのはこれまでの奴らとは違い一人の悪魔が待ち構えていた

「私は南将軍インフラさまに使える者・・・将軍の邪魔はさせん!!」

そう言って悪魔は攻撃してきた

俺はそれを受け止めて

「だったら・・・意地でも通るだけだぁ!!」

その悪魔を切り裂いた

切り裂かれた悪魔は地面に倒れそのまま光になって消えた

「おそらくこれでマグマは止まるだろうな・・・」

とウインレチアが言う

「なら先に向かうか・・・」

そう言って俺たちは火山に向かって進むのであった

・・・久々に書いたら主人公活躍してない・・・


次回、南将軍インフラ

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