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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
黒騎士編
40/200

移動要塞

今回からはいよいよ黒騎士編が佳境に入っていきます!

俺たちは街に帰り

黒騎士の正体をマスターとドゥクスに話した



「なるほど・・・国の英雄・・・

 そして人間に裏切られた男・・・ですか」

と俺たちの話を聞いたマスターとドゥクスはこのことを重く受け止めていた

「酷いものね・・・人間を滅ぼそうとする存在を

 人間の自らの業で作ってしまったなんて・・・」

とマスターは暗い顔をしていた

それもそうだ

黒騎士は本来なら英雄として

今も人間を守る存在だったかもしれないのに

それを壊したのは守られた人間たちだったのだ・・・

そんな事実を知ってしまえば

本当に黒騎士と戦うことが正しいことなのか

疑問に思わざる得ない・・・

だが・・・それでも俺は・・・



「俺は黒騎士と決着をつけます」



「あいつの過去に何があろうと関係ない

 俺はあいつに宣言しました・・・

 必ず”トゥニトゥラの墓で懺悔させる”って」

俺はみんなにそう言った

「それに過去がどうであれ・・・今のあいつを正当化する理由にはならない」

俺はみんなにそう説明する

「そうね・・・」

とマスターは俺に言った言葉に同意する

「となると・・・一刻も早く奴らの

 本拠地を見つけないといかんな」

とドゥクスは頭を悩ませる

「そうだな・・・黒い水晶が完成したとなればもう悠長には構えてられん

 一刻も早く大元を叩かねばな・・・」

とウインレチアが言う

「このままじゃ後手に回り続けるだけだしね〜」

とルーブルムが言う

確かにうかうかはしてられない

黒い水晶の完成版は俺の魔力でも洗脳を解くことができない

となればまたいつトゥニトゥラのような聖獣が出てくるか・・・

「・・・何か情報は掴んだのか?」

俺はマスターとドゥクスに本拠地の目安を聞く

「それが全然・・・足跡一つ見つからないわよ・・・

 残念ながらね」

とマスターが首を横に振り

「こちらも同じく」

ドゥクスはマスターに同意して頷いていた

二人とも本拠地については何もわからなかったらしい

「そうか・・・どうするかな・・・」

それを聞いた俺は今後について悩む

本拠地の場所がわからないのでは

対策のしようもないし

じゃあこれまでどおり聖獣のいる場所に行って守るかと

言われると悩んでしまう・・・だって

(聖獣ってあと何匹いるの・・・?)

おまけにどこにいるかもわからない

俺が今後のことで頭が沸騰しそうになっている

そんな時にマスターが言った

「ああ!でもあいつらの使っていたであろう集会場は見つかったわよ」



「「「「「「「・・・それを早く言えぇぇぇぇぇ!!」」」」」」」



俺たちはマスターの言っていた集会場に向かった

それにはドゥクス率いる王国の兵士たちも一緒だった

「・・・よし!誰もいないみたいだな・・・」

俺たちは周囲を確認しながら集会場の中に入る

中に入るとそこは大きな広間になっていた

「なるほどな・・・ここを使って集まっていたのか」

俺がそう言うと

「いいか!ここをくまなく調べろ!!」

ドゥクスが兵士たちに指令を出す

「俺たちも調べるか・・・」

俺たちも例になく色々調べて回るが

特にこれと言ったものは見つからなかった

「何もないか・・・」

俺が何も見つからずに落ち込んでいると

「いや・・・どうやら落ち込むのはまだ早いらしいぞ・・・」

とウインレチアが言う

「すまないが・・・全員外に出てはくれないか?」

と言われたので俺はドゥクスに兵士たちを外に出すよう指示し

中には俺たちとドゥクスだけが残った

「一体何をするんだ?」

俺はウインレチアに何をするのか聞く

「何・・・ちょっと隠しているものを見せてもらうのさ・・・」

そう言ってウインレチアは呪文を唱える

すると・・・

「?!」

集会場の地面が徐々に消えていき

「これは?!」

そこには長々と続く螺旋状の階段があった

「結界か・・・」

俺はその地面の正体にすぐ気が付いた

「なるほど!結界の特性を利用して

 隠したいものに蓋をしたのか!!」

とドゥクスも納得したらしい

「ああ・・・誰も足元・・・おまけにこれだけ大きければ

 そうそう気付かんよ・・・私以外は・・・な」

とウインレチアは説明する

(てかやたらと自慢するな・・・褒めて欲しいのか?)

そう思ってウインレチアを見ると

ちらっちらっとすごいこちらを見ていた

見かねた俺は

「あ〜うん・・・すごいすごい・・・」

と言ってウインレチアの頭を撫でる



「きゃう〜〜〜ん!」



とりあえずウインレチアを撫で終わり

ドゥクスは騎士たちを中に入れ階段を降りていく

「・・・やけに深くね?」

俺がそう言うと

「確かにな・・・ここまで深いのには何か事情とかがあるのか?」

とドゥクスが同意する

「さぁな・・・おそらくそれも下に付けばわかるだろ」

そう言って俺たちはさらに下へ降りていく

そしてようやく

「ここが最下層か」

と言って俺たちは地下に着いたのだった

そしてそこにはいくつもの部屋があり

そして・・・



「こりゃまた・・・大量で・・・」



大量のモンスターたちがいた

「なるほど・・・ここまで深い穴にしたのはこれが理由か・・・」

俺はこのモンスターたちを見てすぐにこの穴の深い理由がわかった

おそらくこのモンスターたちは黒騎士たちがどこかから連れてきた

見張り役なのだろう

だからここまで数が多いのだろう

そしてモンスターたちが一般兵を襲わないように

ここまで深い穴にして上に上がれないようにしたのだ

と理由はわかったのだが

「ここまで多いと俺たちも結構骨が折れそうだな・・・」

と俺が言うと

「「「「「「いや絶対一瞬でしょ」」」」」」

と全員に言い返された

(・・・解せぬ・・・)

俺はみんなの言い分に文句を言いたかったが

その数秒後だった

俺は大量にいたモンスターたちを全て倒していた



「・・・・・あり?・・・・・」



なぜかみんなに言われた通りになってしまって

俺はなんかショックだった

「さて・・・では調べるとするかな・・・」

そんな俺を無視してみんなは各部屋を調べて回る

(・・・ひどくね・・・)

みんなの対応が冷たくて思わず泣きそうになった

色々と探し回っていると

「何これ〜開かない〜!」

どうやらルーブルムが鍵のかかった部屋を見つけたらしい

「待ってろ!今鍵を探して」

そう言おうとした時だった

「開きましたよ〜」

と何かが壊れる音ともにカエルラが言った

俺は恐る恐るそちらを見ると

その扉は完全に取れていた



「いやそれ!開いたんじゃなくて壊してんだろうが!!」



思わず突っ込んだ後中に入ってみる

「おいおいこれは・・・」

そこには夥しい量の設計図があった

その中の一つに手を取ると

「これは・・・あの時の魔導砲か!」

拾った設計図にはあの遺跡で使われていた魔導砲が描かれていた

その他にも黒い水晶の設計図に

ハスタムの持っていた魔導具の設計図まであった

その中で俺は一つの設計図に目を奪われた

「これは・・・」

その設計図は真ん中に大きな黒い水晶をはめ込まれており

それの上に何か発信するためのアンテナが立っていた

(これは一体何をするための装置なんだ?)

と俺は考える

あの黒い水晶が使われてる時点で絶対やばいものだとは思うが・・・

すると後ろで

「アルくん!!」

とルーブルムが大声で俺を呼ぶ

「どうした?」

俺はルーブルムたちのいる方に駆け寄ると

「これ見て!」

とルーブルムが一つの大きな設計図を指差す

俺もそれを見ると

「おいおい!これは」

そこには大きな船の設計図があった

おそらく数千人は乗せれるであろう

巨大なそれこそ要塞と呼べるほどの・・・

「まさか・・・黒の騎士団の本拠地って」



一方、どこかの海の上では



「黒騎士様いよいよあの装置が完成するそうです」

とスペクラが黒騎士に報告する

「そうか・・・いよいよこの世界を終わらせることが・・・」

そう言って黒騎士は席を立ち

「これより全ての国に宣戦布告をする!!」

と宣言した

移動要塞・・・かっこいいよね!!


次回、突入!

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