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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
黒騎士編
38/200

孤高の聖獣トゥニトゥラ

今回はちょっと悲しいお話です

三つの玉を集め終わった俺たちは

一階にある三つの台座にそれぞれおいてみる

すると徐々に扉が開かれる

そして奥へと続く道があった



「どうやら・・・ここからが本命みたいだな」

俺たちは扉の奥へと進んで行く

奥に進んで行くと大きな広間に出た

「どうやらここが奴の住処みたいだな・・・」

俺はその広間を見て言う

「・・・でも全然トゥニトゥラって聖獣の姿が見えないんだけど・・・・」

とアウレアが辺りを見回す

「やはり・・・あなた方でも姿を見せてはくれんか・・・」

商人は落ち込んだ感じで言う

すると俺の真上に雷が落ちた

「アルくん?!」

ルーブルムは心配して叫ぶ

「大丈夫だ」

俺は鎧のおかげで無傷だったりする

そして頭の中に直接

『お前らが私に会いに来た人間たちか・・・』

と声が響いてくる

「お前がトゥニトゥラか?!」

俺は見えないそいつに聞く

『その通りだ・・・我こそが雷を司る聖獣・・・トゥニトゥラだ』

と頭に響く

「なんで姿を見せない?」

と聞くと

『・・・お前らは我が直接会うに値しないからだ・・・』

とトゥニトゥラは言う

「・・・それはお前が人間が嫌いだから・・・か?」

俺は核心をついたらしく

『・・・・・』

とトゥニトゥラは黙り込んだ



(・・・てかさっきからずっと雷に打たれ続けてるんだけど・・・)



実はさっきからずっと雷に打たれ続けているのである

(まぁ・・・鎧のおかげで全然平気なんだけど・・・)

と思いながらも話を続ける

「なぜお前はそこまで人間が嫌いになったんだ?」

俺はトゥニトゥラに人間を嫌う理由を聞く

『・・・貴様には関係のない話だ・・・』

トゥニトゥラは俺の質問に答えない

「そうか・・・なら俺たちの目的だけ伝える

 俺たちはお前の持つ伝説の武具について知りたくてここまで来た・・・」

と俺は自分たちの目的を言う

『伝説の武具か・・・そんなものはとうの昔になくした』

とトゥニトゥラは答えた

「マジか・・・ならもうここに用はないし帰るか・・・」

と言って帰ろうとした時だった

「アルくん扉が開かないよ!!」

とルーブルムが扉を押しながら言う

「嘘?!」

俺は驚いた

本当かどうか確かめるために俺も扉を押してみたが

本当にビクともしなかった

すると頭にトゥニトゥラの声が響いた

『お前らをここから出すわけにはいかない

 だから・・・ここで死んでゆけ!!』

トゥニトゥラがそう言った瞬間

大きな雷が俺たちを襲う



(・・・てか俺はもう襲われているんだけど・・・)



「みんな!私の元に集まれ!!」

ウインレチアがみんなを集めて

呪文を唱える

「クリアウォール!」

呪文を唱えると透明な球体状の壁が

ウインレチアたちを包む

それにより雷はウインレチアたちに届かなくなった

「・・・だがこれでは攻撃はできんな・・・」

とウインレチアは言う

どうやらトゥニトゥラの雷は攻撃力が高いらしく

ウインレチアも防ぐので精一杯らしい

『どうやらお前たちでは我の相手にもならないらしいな・・・』

とトゥニトゥラはウインレチアたちに言う

『我の相手ができるのはお前だけか・・・』

とトゥニトゥラは俺に言った

・・・・・てか



「いい加減に雷落とすのやめろやぁぁぁぁぁぁ!!」



『グォォォォォ??!』



なんか適当に剣閃を放ったら当たったらしく

トゥニトゥラは叫び声をあげた

そして部屋全体が歪み始めた

「何よこれ?!」

と変わり始めた部屋の様子にアウレアは驚く

そして部屋の歪みが直るとそこには

巨大なドラゴンがいた

「まさか・・・お前がトゥニトゥラか?!」

俺がそう言うと

『その通りだ・・・まさかこの部屋の幻術に

 気付いて攻撃してくるとは・・・』

とトゥニトゥラは驚くが

(・・・ただ八つ当たりでその辺を攻撃しようと思っただけなんだけどな・・・)

と実際はこんな感じであった

「とりあえず・・・ここから出してくれ」

俺はトゥニトゥラにこの部屋から出してくれるようにお願いするが

『・・・いいだろう・・・ただし一人だけはここに残ってもらおう・・・』

と言った

「そんな・・・」

それを聞いたプレシカは絶望する

「・・・そうか・・・なら俺がここに残る」

俺は自分がここに残ると言った

「アルくん?!ダメだよ!!それなら私たちも残るからね!!」

とルーブルムは言った

どうやらみんなも同じ気持ちらしい

「お前ら・・・」

俺はルーブルムたちに感動する

そのやり取りを見てトゥニトゥラは驚いていた

『・・・馬鹿な・・・なぜそんな風に言える・・・

 なぜ自分だけ助かろうとしない?!』

とトゥニトゥラは叫んだ

「・・・もしかしてそれがお前が人間を嫌う理由か?」

と俺が聞くと

『・・・・・』

どうやら図星だったらしく黙り込んだ

そしてしばらくしてトゥニトゥラは口を開いた

『・・・我には一人だけ・・・人間の友がいた・・・

 そしてそいつは人間を守ろうと一体の悪魔と対峙した・・・

 だが・・・他の人間たちは自分たちの身が大事だった

 ・・・奴はその悪魔によって殺された・・・

 だから俺は人間を嫌う!

 自分のことしか考えん人間を!!』

とトゥニトゥラは自分にあった過去を話した

そしてそれが原因で人間が嫌いになったことも

「・・・確かに人間は自分勝手だ・・・

 だが人間はそれだけじゃない

 誰かのために何かをする・・・それも人間だ

 ・・・お前の友達みたいにな・・・」

と俺はトゥニトゥラを説得する

『・・・そうかもしれんな・・・』

トゥニトゥラはそう言って部屋の扉を開ける

「・・・いいのか?」

俺はトゥニトゥラに出ていいのか聞くと

『どうせ貴様だけを残しても遺跡を壊して外に出るだけだ・・・

 なら足止めなど無用なことだ・・・』

そう言ってトゥニトゥラは天井を見る

「?」

俺も不思議に思って天井を見ると



天井まで綺麗な裂け目が出来ていた



(・・・あ〜うん・・・これは確実に俺だね・・・)



どうやらさっきの八つ当たりの攻撃でできたらしい

「・・・なんか・・・ごめん・・・」

俺はとりあえずトゥニトゥラに謝った

『それよりいいのか?』

とトゥニトゥラは聞いてきた

「何が?」

俺は質問の意味がわからず逆に聞いてしまう

『伝説の武具のことだ・・・』

とトゥニトゥラは答える

「ああ・・・別のどうしても知りたいわけじゃないからいいよ」

俺はそう言って部屋を出ようとする

『・・・いや説明してやろう・・・』

どうたらトゥニトゥラは伝説の武具について説明してくれるらしい

『我が持っていた伝説の武具はかつての友にやった

 その武具は黒い大剣でそのものが死んでいこうは行方を知らない』

とトゥニトゥラは言った

(黒い大剣?・・・まさか?!)

俺がその黒い大剣について思い出した時だった

「?!」

外で大きな爆発音がした

「まさか村が?!」

商人に不安がよぎった

俺たちは急いで遺跡を出て村に戻る



村に戻ると黒の騎士団が人々を襲っていた

「あいつら・・・!」

俺たちは武器を構えて黒の騎士団を倒していく

何人か倒していくと

「?!」

誰かが俺の剣を受け止めた

俺がそいつの顔を見ると



「お久しぶりです・・・アルバくん・・・」



「グラディオ・・・!」

そいつはかつてリザードマンの群れを一緒に倒した

グラディオだった

「なんでお前がここにいるんだ?」

俺はグラディオにここにいる理由を聞くと

「見てわかりませんか?私は黒の騎士団の隊長なんですよ」

とグラディオは答える

確かになんとなくそんな予感はしていた

「・・・そうか・・・」

俺は剣を構えながら言う

すると突然

「ふふ・・・」

とグラディオは笑った

「何がおかしい?」

俺は笑った理由を聞く

「すいません・・・ようやくあなたと手合わせできると思うと

 少々嬉しくなってしまいまして」

とグラディオは答えた

俺はそう言ったグラディオに突っ込み剣を振る

するとグラディオは俺の剣を難なく受け止めた

「・・・やはりやるな・・・」

俺は素直にグラディオを賞賛する

「ありがとうございます・・・あなたも私の予想以上に出来る人だ」

とグラディオも俺を賞賛した

「ですが・・・私にも意地があるので!」

そう言ってグラディオは俺の剣を弾き横っ腹を切りつけてくる

だが鎧のおかげで無傷な俺は弾かれた剣をそのままグラディオに向かって振った

「おっと!」

グラディオは間一髪で俺の攻撃を避けた

「いや〜危ない危ない」

と頭をかきながらグラディオは言った

「ですが・・・ここまで時間を稼げればいいでしょう・・・」

とグラディオは言った

「それはどういう意味だ?」

俺はグラディオにその言葉の意味を聞くと

「すぐにわかりますよ」

グラディオがそう言った瞬間

上空に大きな影が現れた

「まさか?!」

俺がそう言った瞬間その影は地上に降りてきた

その影はやはり俺の予想通りだった



「トゥニトゥラ・・・!」



トゥニトゥラはやはり黒い水晶で操られていた

「そんな・・・トゥニトゥラさまが・・・」

商人は膝をついて落ち込む

するとトゥニトゥラの背中から誰かが降りてきた

そいつはかつて遺跡で戦った黒の騎士団の女だった

「遅いですよ・・・スペクラさん」

グラディオはそいつに近づき文句を言っていた

「なかなかに抵抗されたものでね・・・でもおかげでこの通りよ」

とスペクラはグラディオに言う

「にしても・・・白騎士がいるなんて・・・聞いてないわよ」

と今度はスペクラがグラディオに文句を言っていた

「いるんだから仕方ないじゃないですか・・・それよりも用が済んだのですから

 さっさと帰りましょう」

とグラディオは言った

「そうね・・・そうしましょう」

スペクラはグラディオの言ったことに同意し逃げようとした

「待ちやがれ!!」

俺は二人を捕まえようとしたが逃げられてしまった

「ちっ!!それよりもこっちか!!」

俺は追いかけるのをやめ村で暴れているトゥニトゥラに向き直す

「こいつ・・・!目を覚ませ!!」

俺はいつもの要領で魔力の籠った拳で殴ったが

「何?!」

トゥニトゥラは元に戻らなかった

「なんで?!」

俺が何故元に戻らないのか考えていると

「おそらく・・・黒い水晶が完成したのだろう・・・」

とウインレチアが言った

「どうすればいい?」

俺はウインレチアに元に戻す方法を聞くと

「・・・残念だが・・・」

と言ってウインレチアは顔をそらす

「そんな・・・」

それを聞いていた商人は絶望する

すると急にトゥニトゥラは動きを止めた

「「「?!」」」

そして俺たちの頭の中に声が響く

『・・・白騎士よ・・・我を倒せ・・・

 もう我は意識をこれ以上保つことはできぬ・・・

 頼む・・・どうか・・・これ以上・・・

 我に・・・この者たちを傷つけさせないでくれ!!』

そう言ってトゥニトゥラの声は消えた

「トゥニトゥラ・・・」

俺は覚悟を決めて剣を構える

・・・そして



「ハァァァァァ!!」



『グァァァァァ??!』



俺に一撃によりトゥニトゥラは倒れた

そして最後は自分を取り戻したらしく

『白騎士よ・・・ありがとう・・・』

そう言い残してトゥニトゥラは光になって消えていった・・・

黒騎士の正体とトゥニトゥラの最後・・・主人公たちはこの先いったいどうなるのか?


次回、黒騎士の正体

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