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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
黒騎士編
24/200

アウレアのお願い

今回はアウレアとのデート回です

今回はアウレアのお願い事だ

そしてそれは・・・


主人公side


「二人だけでダンジョン攻略〜?!」

あまりのお願いで思わず俺は驚いてしまった

「そうよ!これが私のお願い!」

アウレアが胸を張るが

「いや・・・危なくね?二人だけって」

そう俺が心配すると

「あんたは心配ないでしょうが!」

と思いっきりツッコまれてしまった

まぁ・・・確かに俺は鎧のおかげでなんとかなるが

「俺はお前の心配をしてるの!」

俺は自分ではなくアウレアの心配をしていたのだ

「なっ?!」

アウレアは予想してなかったのか

顔を赤くして驚く

「あっあんたに心配されるほどよっ弱かないわよ!」

そう言ってそっぽを向いてしまう

だがその顔はまだ赤いままだった

「・・・わかったよ・・・そこまで言うなら付き合ってやるよ」

俺は仕方なく折れることにした

「本当?!」

アウレアが嬉しそうに俺に顔を近づけ聞いてくる

「あっああ・・・」

俺はその顔があまりにも可愛く

思わずドギマギした答えになってしまった

すると今の自分の状態に気づいたアウレアが

「ゴホン!・・・わかればいいのよ」

と偉そうに言っているが顔はまだ緩んだままだった



こうしてダンジョン攻略に向かった俺とアウレアは

早速ダンジョンの中に入った

「結構暗いな」

一応中に入ってからランプをつけているが

それでも先が見通せないほど暗かった

そこで俺は思った

(なんでアウレアはここにしたんだ?)

実はこのダンジョンはアウレアが選んだのだ

しかもここはもう攻略された後で

特に目ぼしいものも残っていないにも関わらずだ

俺がどうしてここを選んだのか考えていると

「待て!・・・」

先頭をいくアウレアが急に止まる

俺もそこで止まり奥を見ると

「あれま」

モンスターが大量にいた

「あれは!クリスタルスネーク!」

アウレアが叫ぶ

「クリスタルスネーク?」

俺は聞いたことのない名前に首をかしげると

「以前私達が戦ったアイアンスネークの上位種よ」

アウレアが説明してくれた

「まぁここは私に任せなさい!」

とアウレアは武器を構えて突っ込む

「ちょっ!・・・行っちゃったよ」

止めようとしたが時すでに遅し

もう戦闘は始まっていた

「ハァァァァァ!!」

アウレアはすごい勢いでクリスタルスネークを倒していく

(これは・・・俺の出番ないな)

そんなことを思っていると

案の定俺の出番はなく終わった

「どう?!私の手にかかればこんなものよ!!」

とすごい自慢している

「そうだね〜すごいね〜」

俺はとりあえず褒めることにした

そんなやり取りをしていたら

「ギャァァァ」

奥から悲鳴が聞こえた

「「?!」」

その悲鳴を聞いた俺たちは急いで奥に進んだ



悲鳴がした場所に着くと

「た・・・助けて」

先に入っていたのであろう

冒険者が巨大なカニのモンスターに襲われていた

「あれは!ダイヤモンドクラブ!!」

アウレアはそのモンスターを知っていたらしく驚いていた

「なんだそれは?」

俺があいつについて聞くと

「ダイヤンドクラブ・・・殻はダイヤンド並の硬度を誇り

 凶暴性はモンスターの中でもトップクラス

 魔獣すら恐れるモンスターよ」

アウレアが説明していると

「うわぁぁぁぁ!!」

先ほどの冒険者が襲われようとしていた

「まずい!!」

アウレアは急いで助けに向かう

「デヤァァァァ!!」

アウレアは渾身の一撃を喰らわせるが

「グゥ!!」

モンスターはビクともせずに弾かれてしまった

そして・・・

「キャア!」

モンスターの一撃がアウレアに入り吹っ飛ぶ

「ちぃ!」

俺は急いで吹っ飛んだアウレアを受け止める

「あっありがとう」

アウレアにお礼を言われる

俺はアウレアを一旦壁に座らせて

モンスターに向かう

「今度は俺が相手してやるよ」

俺は剣を構える

俺に狙いを変えたモンスターは

腕を上げて叩きつけようと一気に振り下ろす

俺はそれを紙一重で避け

「ここがカニの弱点だ!」

関節部分を切断する

自分の体重を支えるものがなくなったモンスターは

そのまま倒れた



「全く・・・無茶して」

さっき助けた冒険者にお礼を言われた後

俺たちはダンジョンの奥を目指して進んでいた

「怪我してるのに本当にまだ進むのか?」

俺は怪我をしたアウレアをお姫様抱っこしながら聞くと

「だって今回はダンジョンの奥に行くのが目的だもん」

とどうやら帰る気はないみたいだ

俺は仕方なく歩みを進める

ちなみに何故お姫様抱っこにしたのかと言うと

おんぶだったらアウレアの柔らかい部分が背中に当たるのだ

だがこれもこれで罠があったそれは・・・



アウレアの胸が近くで見えるのだ



(うう・・・目のやり場が)

お姫様抱っこをしているので

アウレアの胸が目の前にあるというこの状況

男にとっては刺激が強すぎる

俺は必死で煩悩と戦っていると

「どうやら着いたみたいね」

とアウレアが目の前を指差す

そこは異常に明るかった

俺はそこまで歩いて行くと

「おお!」

そこは一面が様々な鉱石で覆われていて

様々な光がその部屋で輝いていた

「すごいな・・・」

俺は素直に感動していると

「こっこの景色をあんたに見せたかったのよ」

腕に抱かれているアウレアは顔を赤くしながら言う

そんなアウレアに俺は

「ありがとう」

お礼を言う



こうしてアウレアとのデートは終わったのだった



主人公side out




アウレアside



私は悩んでいた

それはアルバとのデートの内容だった

「どうすればいいのかしら?」

と私が悩みながら街を歩いていると

「知ってる?例のダンジョンの

 奥で絶景が見られるらしいわよ」

と道にいた人が噂をしていた

気になった私はそのダンジョンのことを調べると

どうやらそのダンジョンの奥では様々な鉱石があるらしく

その鉱石が光って色んな光がその辺一帯を覆っているらしい

「これだ!」

私はこれをアルバと一緒に見ることに決め

アルバにお願いしに行った



「二人だけでダンジョン攻略〜?!」

とアルバは驚いた顔をしていた

「そうよ!これが私のお願い!」

私はあまり乗り気じゃなさそうなアルバに言うと

「いや・・・危なくね?二人だけって」

とアルバは言うが

「あんたは心配ないでしょうが!」

と私はツッコんだ

(そりゃそうよ!だってアルバは私たちの誰よりも強いのだから

 そんな心配はいらないはずよ!)

そう思っていると

「俺はお前の心配をしてるの!」

とアルバは言う

「なっ?!」

私は思わず驚く

(自分の心配じゃなく私の心配だったの?!)

と私は思わず嬉しくなってしまう

(・・・はっ!だっダメよ!嬉しくなっちゃ)

私は正気に戻り

「あっあんたに心配されるほどよっ弱かないわよ!」

とそっぽを向いて答えてしまう

(しっ心配してくれるのは嬉しいけど

 私だってアルバと絶景見に行きたいんだから)

などと考えていると

「・・・わかったよ・・・そこまで言うなら付き合ってやるよ」

アルバがそう言ったので思わず

「本当?!」

嬉しくなってもう一度確認を取ってしまう

「あっああ・・・」

とアルバはたじろぎながら返事するのを見て

私は今の体制を思い出す

(近い近い近い近い!)

私は急いで離れて

「ゴホン!・・・わかればいいのよ」

とさっきの流れをなかったことにしようとした

(行くって言ってくれてよかった〜)

私は顔には出さなかった(?)が正直舞い上がるくらい嬉しかった



私たちはすぐにダンジョンに入り進んでいた

(そういえばアルバと最初に共闘したのも

 洞窟型のダンジョンだったな〜)

私は昔のことを思い出していた

(そういえばあの頃からアルバは強かったけ・・・)

ダンジョンで協力していた時は

私がアイアンスネークを一匹倒してる間に

数匹のアイアンスネークを倒していたくらいだ

それほどまでに当時から差はあったのだ

そんなことを思い出しながら先に進むと

大量のモンスターの影が見えた

「待て!・・・」

私は止まりアルバにも止まるように言う

そして奥を見ると

「あれは!クリスタルスネーク!」

クリスタルスネークの群れがいた

「クリスタルスネーク?」

アルバは知らなかったようなので

「以前私達が戦ったアイアンスネークの上位種よ」

と説明してあげた

(ここは私の良い所を見せるチャンス!)

私はそう思い武器を構えて

「まぁここは私に任せなさい!」

とアルバに言って突っ込む

(このくらいの敵なら今の私でもいける!)

私は成長した姿をアルバに見せようと

頑張っていた

「ハァァァァァ!!」

私はすごい勢いでモンスターを倒す

そして全て倒した私はアルバに

「どう?!私の手にかかればこんなものよ!!」

と自慢した

「そうだね〜すごいね〜」

とアルバが褒めてくれて

思わず私は喜んでしまう

そうして顔を緩ませていると

「ギャァァァ」

奥から悲鳴が聞こえた

「「?!」」

その悲鳴を聞いた私たちは急いで奥に進んだ



悲鳴が聞こえた場所に着くとそこには

「た・・・助けて」

と助けを求める冒険者の後ろに

巨大なカニのモンスターがいた

「あれは!ダイヤモンドクラブ!!」

私はそいつを知っていた

そいつは誰しもが恐れおののくモンスターだった

「なんだそれは?」

どうやらアルバはこいつも知らないらしく

「ダイヤンドクラブ・・・殻はダイヤンド並の硬度を誇り

 凶暴性はモンスターの中でもトップクラス

 魔獣すら恐れるモンスターよ」

とこのモンスターの危険性を説明した

そんな説明をしてる時

「うわぁぁぁぁ!!」

モンスターが冒険者を襲おうとしていた

「まずい!!」

そう思った私は考えるよりも先に

行動してしまった

「デヤァァァァ!!」

私は自身の渾身の一撃を放つが

「グゥ!!」

モンスターはビクともせずに弾かれる

「キャア!」

そしてそのモンスターの攻撃を食らって吹っ飛んでしまう

それをアルバがキャッチして壁に座らせる

その後アルバはモンスターに向かい

「今度は俺が相手してやるよ」

とモンスターに戦いを挑んだ

もちろんアルバが勝利して

私に駆け寄る



さっきの冒険者にお礼を言われた後も

私たちはダンジョンを進んでいた

(こんなはずじゃなかったのに・・・)

私は良い所を見せようとして失敗

しかもアルバに迷惑をかけてしまうといった結果だった

(でも・・・お姫様抱っこしてもらえるのはラッキーだったかな)

怪我の功名というべきか普段ならしてもらえない

お姫様だっこをしてもらい私は嬉しかった

そしてようやく・・・

「どうやら着いたみたいね」

目的地に着いた

その中に入ると

(うわ〜綺麗・・・)

聞いていた以上の光景に思わず感動してしまう

アルバの方を見ると私と同じく感動していた

「こっこの景色をあんたに見せたかったのよ」

私は今回の目的を話したすると

「ありがとう」

とお礼を言ってくれた

私はその言葉に顔を赤くする

そんなアルバを見て私は寄りかかりながらついつい願ってしまう





この時間が永遠に続けばいいのにと

・・・なんか自分の想像で女の子の感情を書いてるけど・・・合ってるのかな?


次回、ウインレチアのお願い

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