束の間の休息と旅立ち
ちょっとエロい回です
前回の戦いを終えて俺たちは
平和な日々を送っていた
そんな時に例の港町にいる船員から
渡したい物があると言われ俺たちはその船員に会いに行った
「渡したい物ってなんだ?」
港町についた俺はそこで待っていた船員に聞いた
「まぁついて来ればわかるっすよ」
そう笑顔ではぐらかされてしまった
そのまま歩いていくと港についてしまった
「おいおい・・・まさか渡したい物って」
俺は感づいてしまった船員が渡そうとしていた物に
「そっす!あなた方に渡すのは・・・この船っす!」
そう言って船員は後ろにあった大きな船があった
その船は10人以上が乗れるくらいの巨大さで
しかも武装とかも取り付けてあった
「これ・・・一体どうしたんだ?」
俺はこの船の出処が気になり聞いてみる
「実は町にいる全員があなた方にお礼をしたいってことに
なったんっす・・・それでこの町の協力の元
船大工がこの舟を一から作ったってわけっす」
と説明してくれた
嬉しくないわけじゃない・・・だが問題もあった
それは・・・・・
「うちで舟の操縦できる人・・・いたっけ?」
そんなこんなで舟の操縦をどうしようか考えていた時
「それなら俺が教えてあげるっすよ」
と船員が言ってくれた
男たるもの一度は舟の操縦というものをしてみたいものだ
その言葉にあやかり習おうとしたのだがもう一つ問題が出来てしまった
「「・・・・・」」
俺だと舵に手が届かない
「えっと・・・他の人たちに教えるってことでいいっすか?」
船員は顔を逸らし頬を掻きながら聞く
(この体が妬ましい・・・)
俺は涙を流して悔しがる
みんなで相談した結果
舟の操縦はアウレアがすることになった
その理由は
「舟の操舵には結構な力が必要なんっす」
とのこと
そこでうちで力の強いアウレアとカエルラの
どちらかになったのだが
カエルラはいざという時に
回復魔法を使わなくてはいけないので
操舵するわけにはいかず
結果アウレアが一人勝ちした
(本人はすごい不服だったみたいだけど・・・
主に力が強いことに)
その後しばらく舟の操縦を教わったアウレア
試しに以前行った神殿まで舟を出してみることにした
「結構簡単ね」
そう言ってアウレアは舵をとる
その言葉通り船は事故ることなく神殿に着くことができた
しばらく休憩することになった俺は
以前復活した聖獣フルクトゥスの様子が気になり
神殿の奥に入ると
そこには・・・
めっちゃ生き生きとした筋肉ムッキムキのフルクトゥスがいた
(・・・いや何があったぁぁぁぁ!!)
(完全に以前と違うじゃねぇか!死んだ魚見たいな目が
今じゃ目から炎が出てるんだけどぉぉぉ!!)
あまりの変わりように驚いているとどうやら向こうを
こちらに気づいたらしく近づいてくる
「やぁ!よく来てくれたね!!」
と素晴らしい笑顔で迎えてくれて
俺は若干引いた
「いやぁ〜一時はどうあるかと思ったけど!
みんなのおかげでなんとか神殿も元どおりになったよ!!」
と言ってくるのだが
(暑い!暑苦しい!!この前のネガティブなお前はどこに行った?!)
俺はあまりの変わりように疑問を抱き
「ずいぶん変わったけど何かあったのか?」
聞いてみることにした
「実はここをちょっと行った場所に無人島があってね
そこには天然温泉があったから浸かってみたんだ
それのおかげかな!」
と返ってきた
俺はそれを聞いてこんなに変わるなら
俺を何か変わるのでは俺はその無人島の場所を聞いて
神殿を出る
「アルく〜ん!」
ルーブルムが俺を大声で呼ぶ
どうやらもう出発するらしく
俺を探していたらしい
俺は舟に乗りみんなにさっきの無人島の話をした
「へぇ〜そんなところがあるんだ!」
ルーブルムはこの話に食いつき
他のみんなも興味があるという顔をしていた
どうやら満場一致でみんなその無人島に行きたいみたいだった
なので寄り道がてらその無人島に向かった
「あそこが例の無人島か」
しばらく舟に揺られてようやく
フルクトゥスが教えてくれた無人島に着いた
舟を寄せて着陸した後
俺たちは例の天然温泉の場所に向かった
その場所はすごく広く大きな場所だった
「わぁ〜〜〜大きい!」
ルーブルムがはしゃいでいるが
他のみんなも内心は喜んでいた
「んっしょ!」
そんな中ルーブルムが早速服を脱いで温泉に入ろうとしていた
「ちょっ!何脱いでんだよ?!」
俺は急いで顔をそらす
「え〜〜別に裸なんて見慣れてるじゃん〜」
ぶ〜と頬を膨らませて抗議するが
「そういう問題じゃねぇんだよ!!」
俺がそう言って怒っていると
「ぶっ?!」
目の前でアウレアたちも脱ぎ始めた
「お前らも何してんだよ?!」
と目を瞑って抗議するが
「あんたも早く脱ぎなさいよ」
話を聞いてくれなかった
すると後ろに柔らかな感触がする
「じゃあ・・・アルくんは私たちが脱がすね」
どうやらルーブルムが胸を押し付けて
俺の首に手を回し身動きが取れないようにしていた
「・・・・はい?」
俺は考える暇もなくいつの間にか全裸になっていた
アウレアたちによって身ぐるみをはがされた
途中柔らかいものに何度も当たった気がするが
考えないことにした
「・・・・・」
そうして天然温泉に浸かるが
俺の心中は穏やかではなかった
「ん〜〜〜!いい湯だね〜」
ルーブルムは腕を伸ばし満足している
他のみんなも気に入ったらしく
満足そうな顔で浸かっていた
「アルくんも楽しみなよ〜」
とルーブルムが俺に言うが
「誰のせいだと思っているんだよ・・・」
俺は恨み言を言う
するとウインレチアが俺に近づいてきて
「あまり彼女を責めてやるな
私たちはお前がしばらく働きどうしだったから
ゆっくりして欲しかったのだ」
とフォローを入れてくる
「別にこんなことしなくてお前らと入れれば俺は満足だよ」
俺は小声で本音を言いみんなの好意に甘えることにした
ちなみに俺の小声を聞いたルーブルムとウインレチアは
((この人・・・どれだけ私たちの心を持っていくんだろう・・・))
と顔を赤くしていた
しばらく湯に浸かっていると
俺の体に異変が起き始める
「ハァ・・・ハァ・・・」
体が熱くなりなぜかルーブルムたちに目がいってしまう
「アルくん?大丈夫?」
俺を心配してルーブルムとウインレチアが駆け寄ってくる
その時に湯船に浮いていた胸を見て俺は意識がなくなった
「アルくん?」
ルーブルムが不安になりもう一回話しかけると
「アァン」
「ンッ」
突然近くにいたルーブルムとウインレチアの胸を揉んだ
「アッ・・・アルくん?・・・ンッ」
ルーブルムは顔を赤くし艶っぽい声を出しながら
アルバの様子を見ると
「・・・・・」
まるでいつもルーブルムたちがアルバに襲いかかる時の目をしていた
そこでルーブルムたちは気がついた
この温泉は男性を強制的に発情させる効能があるのだと
(このままじゃアルくんが危ない!)
そう感じたルーブルムはアルバを抱っこし
湯船からあげる
だが・・・・・
「アンッ・・・ンン」
まだルーブルムの胸を揉んでいた
どうやら湯船から出ただけでは治らないらしい
するとみんなも来てアルバを落ち着かせることになった
しばらくして俺が目を醒ますと
いつの間にか舟に乗っていた
俺はあの後どうなったか気になりみんなに聞くと
「「「「「「気にしなくていいから!!」」」」」」
と言われてしまった
その時のみんなも様子がおかしかった
なぜか服を着ているのに胸や股を隠し
顔を赤くしてもじもじしていた
余談だがあの後ルーブルムたちはこう思ったらしい
((((((お嫁さんを追加しないと私たちが持たない・・・))))))
俺たちは港町につき船員のお礼を言う
「じゃあこの舟はここに置いておくんで
使いたい時はここに来てくださいっす〜!!」
そう言って船員は家に帰る俺たちを見送ってくれた
その翌日・・・
ギルドで依頼書を見ているときになるものがあった
「古代遺跡の調査?」
どうやら海を渡ったところにあるらしいが
なぜモンスター退治とかを生業とするギルドに
こんな依頼が来るのか疑問に思っていると
「遺跡はモンスターや古代の兵器なんかもあって色々危ないのよ
だからギルドにもこうやって依頼がくるの」
といつの間にか後ろにいたマスターが説明する
「ふぅ〜ん・・・」
俺はその依頼書を詳しくみる
どうやら最近トンネルを掘るために
山を抉っていたところに入り口があったらしく
その遺跡に害がないかどうかの調査らしい
「せっかく舟も手に入れたことだし
こういった遠出する依頼も受けてみるか・・・」
俺はその依頼を受けることにした
その後依頼を受けた俺は家に帰り
みんなに依頼の内容を説明
翌日に準備して出発することにした
翌日・・・
港町について舟に乗る俺たち
この前置いていってしまったルクスも連れてきたのだが
「・・・ウオェ・・・」
船酔いしていた
「大丈夫か?」
心配になり体調を聞いてみると
「我はいつもは海を走って渡るので
舟はどうも苦手です」
とルクスは顔を青くしながら答える
その後カエルラに看病してもらいながら
なんとか落ち着いていた
俺は舟を探索していると
大砲のところでウインレチアが何かをしていた
「何してるんだ?」
俺は気になり近づいて聞いてみると
「ああ実はこの大砲の魔法を込めていたのだ」
と作業をしながら答える
「魔法?どんなやつなんだ?」
俺がそう聞くと
「ああ無人で弾を詰め発射するための魔法だ」
とつらっと答えるが
「いや何でさらっと魔改造してんの?!」
と俺はあまりの事実にツッコむ
「何せ船員は少ないからな武装もちゃんとしていた方がいいだろ」
と正論っぽく言うが
「だからといってそんな風に改造することはないだろうが!!」
そんなことは聞いてないとツッコむ
「安心しろ戦闘が起きない限り発動せん」
安心させるためか勝手に発動しないと説明してくる
「なら安心!・・・じゃねぇよ!!」
思わずノリツッコミをしてしまった
「ハァ〜・・・」
結局魔改造を許してしまった俺は
寝どころを見に来ていた
寝室の扉を開けると
「・・・・・」
キングサイズのベッドが一つだけあった
しかも部屋はなぜかピンク色で装飾されていた
俺は犯人がすぐわかりそいつのところに向かった
「ルーブルム〜・・・」
俺は低い声でルーブルムを呼ぶ
「ひゃっひゃい!」
変な声で返事するルーブルム
すぐに俺の足元に来て正座する
「あの部屋は一体なんだ?」
俺は睨みながら聞くと
「いや〜アルくんと一緒に寝れたら
私たちの体力が回復するっていうか〜
アルくんが私たちと一緒に寝て元気になるっていうか〜」
尋常じゃないくらいの汗を流しながら答える
だが俺も甘くそれ以上怒らなかった
というより言っても無駄だと思った
こうして見た目以外ひどいことになった舟で
俺たちは新たなる大陸に向かった
そこで新たなる戦いが始まることを知らず・・・・・
エロい話がどこまでいいのかわからない
次回、新たなる大陸と眼鏡




