海の上での空戦
今回出てくる八大輝天使は暑苦しい相手です
俺たちは空中にいる敵を倒すための修行をすることにした
「それにしても空中戦ね〜・・・私たちは無理な気がするんだけど・・・」
アウレアは自分の武器に関してはちゃんと理解しているらしく遠距離は無理だと判断していた
「ああ・・・だからお前たちにはシューリに乗って撹乱をしてほしい」
するとウインレチアはそんなアウレアに撹乱をしてほしいと言った
「確かにシューリに乗れば空中戦はできるけど・・・それは相手が近づいてきた場合だけよ?」
アウレアはそれを聞いてそれでもできるのは自分の近くの敵だけだと言った
「それでいい・・・あいつらを引きつけてくれれば船から遠距離攻撃で私たちが倒せる」
ウインレチアはそれでもいいと言ってその隙に天使を倒そうと考えていたのだ
「なるほど・・・そういう作戦ってわけね・・・でもそっちにも天使が行くかもしれないわよ?」
アウレアはその作戦に納得したがもしウインレチアたちの方へ天使が近づいた場合のことを聞く
「安心しろ・・・その場合はちゃんと私たちで対処する・・・お前たちはそのまま敵の拠点を飛んでいてくれ」
ウインレチアはそうなった場合自分たちで対処するから大丈夫だと言った
「わかったわ・・・それで私と一緒にシューリの上に乗るのは誰なの?」
アウレアは自分と一緒に行くメンバーは誰なのか聞く
「今考えているのはカエルラにヴィリディと七瀬そしてティタンの四人だ」
ウインレチアが残るメンバーを言うとアウレアは顔をしかめた
「その人数で天使と戦うのわけか・・・さすがにキツくない?」
アウレアはこの人数ではさすがに心許ないと感じていたらしい
「そうだな・・・ならばアルバもそちらに加えておこう」
するとウインレチアはアルバをアウレアたちの方に加えると言った
「それは願っても無いことだけど・・・いいの?」
アウレアは俺を加えても大丈夫なのか確認を取ると
「大丈夫だろう・・・それに本拠地にはおそらく八大輝天使がいるはずだ・・・当然の処置だ」
ウインレチアは八大輝天使がいるかもしれないから俺を加えることを考えたらしい
「・・・あのさ・・・なんで俺なしでそんな話し合いが行われているわけ?」
それを後から聞かされた俺はめちゃくちゃ怒っていた
「仕方ないだろう・・・そういうわけだからすまんな・・・修行は無駄になった」
ウインレチアの言う通り俺が怒っている理由は先ほどまで空中にいる相手に剣閃を当てるための特訓をしていたからだ
それが今全て無駄になったと知らされれば頭にこないわけがなかった
「お前ら・・・後で覚えておけよ・・・」
俺は帰ったら二人にどんなお仕置きをしようか考えながらみんなのところに戻った
「そうなんだ〜・・・それじゃあアルくんとの特訓はもうできないんだ・・・」
俺から先ほどの話を聞いたルーブルムはもう一緒に特訓ができないと悲しそうにしていた
「それでしたら頑張った分だけ後でご褒美をもらえばいいのではないですか?」
エレウムはならば頑張ってご褒美をもらおうとルーブルムを励ました
「なるほど!その手があった!!」
ルーブルムはそんな手があったのかと目を輝かせていた
「いや・・・別にいいんだけどさ・・・そんなにモチベーション変わります?」
俺は明らかにモチベーションの変わったルーブルムにそう聞くと
「当たり前じゃん!もし頑張ったらあんなことやこんなこと・・・ぐへへへ・・・!」
ルーブルムはおそらくやばいことを考えているのだろうが明らかに乙女がしていい顔をではなかった
「私も頑張ったらあんなことやこんなことを・・・あぁ〜ん・・・!」
エレウムもおそらく別の意味でやばいことを考えているのだろうか身悶えていた
(俺・・・家に帰りたくなくなってきたな・・・)
その様子を見て俺は家に帰りたくなくなって行った
「あの〜・・・あ二人とも・・・修行に戻りませんか?」
するとプレシカがこちらに来て修行を再開すると言った
「そういえばそうだった・・・でも他のみんながいないよ?」
ルーブルムは他のみんなはどうしたのか確認する
「待ちやがれ!この野郎ぉぉぉぉぉ!!」
「ひぇぇぇぇぇ!!」
そこにはなぜか水着の上がないモーリアルに咲間が追われているという光景があった
「・・・何があったの?・・・」
俺は呆れながらラクテアに何があったのか確認した
「実は先ほど咲間さんの修行をしていたのですがその流れ弾にモーリアルさんが当たってしまい
その所為で水着の上が風で流されてしまったらしいのです」
ラクテアは先ほど起こったことを細かく話してくれた
「なるほど・・・それでモーリアルは怒って咲間を追いかけているんだね・・・」
ルーブルムは未だ追いかけられている咲間を見ている
するとようやく咲間の奴は捕まったらしくそのまま裸にひん剥かれていた
(・・・何してんだろうね・・・これ・・・)
俺はとりあえず馬車から二人の新しい水着を持ってきてそのまま着替えさせることにした
「全く・・・ちゃんと味方の区別くらいしろよな!!」
新しい水着に着替えたモーリアルは咲間に対して説教をしていた
「申し訳ないでござる・・・まさか綺麗にモーリアル殿の水着に当たるとは思っていなかったでござる」
咲間のドジっ娘は相変わらずらしくどうやったらそうなるのか考えてしまった
「まぁまぁ・・・咲間にも悪気はなかったんだしそのくらいでいいんじゃない?」
そんな中ルーブルムは二人の中に割って入る
「そうだな・・・それじゃあ修行を再開するか・・・」
モーリアルは渋々修行に戻っていった
「そ・・・それでは拙者も修行を再開するでござるよ・・・」
咲間も再び修行に戻っていき的に向かって攻撃をしていた
「それじゃあ私たちも修行に戻るね!ちゃんと頑張ったらご褒美ちょうだいね!!」
ルーブルムはご褒美を貰うために頑張ると言って的に攻撃する
「・・・私はどちらかというとご褒美じゃなくてお仕置きをしてほしいです」
エレウムはなぜか自分の欲望駄々漏れのことを言っていた
(・・・なんかすごく不安になってきた・・・)
そしていよいよ俺たちは海の上にある拠点に攻めこもうとしていた
「では手筈通りアルバたちはシューリに乗って撹乱する・・・それを私たちが遠距離攻撃で倒すぞ」
ウインレチアは改めて作戦内容を確認すると俺たちはわかったと頷いた
「では・・・作戦を開始だ」
俺たちは早速シューリを呼んで天使の拠点へと飛んで行った
「まずはこれを喰らいな!オラァ!!」
俺はまずは試しにと剣閃を天使の拠点に向かって放った
動いていない的になら剣閃を当てることができるのでバンバン撃った
「・・・よし!出てきたぞ!!」
すると狙い通り天使たちが拠点から飛んできた
「あとは狙い通りウインレチアの方に向かって飛ぶぞ!!」
俺たちはそのまま予定の場所にまで飛んで行った
すると海上にいる船から魔法が飛んできてそのまま天使に当たった
「わかっているとはいえ怖いわね・・・」
すぐ横を飛んできた魔法を見てアウレアは少し怯えていた
「まぁ・・・大丈夫だろう・・・咲間の攻撃以外は・・・」
七瀬のその言葉は俺たちに不安をさらに煽るのだった
「とっとにかく私たちはいっ言われたことをやっやりましょう!」
ティタンはとにかく俺たちのやるべきことをやろうと言った
「そうだな・・・俺たちは上にいる天使たちを撹乱するぞ!」
俺はそれを聞いて天使たちを撹乱すべく動き出した
「それにしても・・・天使の数が多いわね・・・これじゃあ本当に・・・ってウインレチアたちの方に行っちゃった」
アウレアはこんな数ではすぐにウインレチアたちの方に行ってしまうと考えていると
その考えはすぐに当たってしまった
「残念だったな・・・すでにその対策はしてある・・・」
「?!!」
なんとウインレチアたちに近づいた天使たちが突如爆発し出した
「・・・えっと・・・どういった状況ですか?・・・」
俺は一体なんで爆発しているのかわからずにいると
「あれは咲間の忍び道具の一つである空爆風船だ・・・」
すると七瀬は爆発の正体に気がついたらしくなんなのか教えてくれた
「なるほど・・・ちょっと待て・・・これって俺らもやばいんじゃないの?」
俺はその正体を聞いて自分たちも危険ではないのかと考えた
というのも俺たちはその風船がどこにあるのか知らないので船の周りを飛んでいると危険なのだ
「・・・俺たちの逃げ場がないじゃん・・・」
俺はどうしようか考えていると船から連絡が入った
『空中の敵もだいぶ減ってきた・・・お前たちは拠点に戻ってみろ』
ウインレチアは敵の数が減ってきたので先に拠点に行くように言った
「わかった・・・お前たちもちゃんと来いよ!」
俺たちは早速拠点に戻って今回の原因である八大輝天使を探すことにした
「遅かったではないか!待ちくたびれたぞ!!」
すると拠点から大きな声をあげて飛んでくる天使がいた
「お前が今回の騒動の原因か・・・」
俺はゆっくりとそいつを見据えるとやはり八枚の羽を持っていた
「いかにも!俺の名前は晴れのパティットだ!いざ尋常に勝負だ!!」
見るからに暑苦しいそいつはすぐにこちらに襲い掛かってきた
「ちょっと待ってください!!」
しかし四枚の羽を持った天使に止められた
「なぜだ?!なぜ止めるのだ?!!」
パティットはなんで止めるのかその天使に聞く
「だってあなたはこの後普通に仕事があるでしょうが!!」
「ああ!そういえばそうだった!!」
するとパティットは何かを思い出したらしくそのまま飛んでいってしまった
「さて・・・それではあなた方の相手はこの私・・・アプリクスが務めさせていただきます!」
アプリクスと名乗ったそいつは代わりに戦うと構えていた
「あんたの相手は私たちよ!」
しかしこちらも代わりに戦うとアウレアとカエルラが俺の前に立った
「「ハァァァァァ!!」」
空中でアウレアとアプリクスが激突しアプリクスの武器だけが壊れた
「ゴスペルスマッシュ!!」
そしてその隙をカエルラがついてアプリクスを殴り飛ばした
(・・・また飛んでいっちゃったよ・・・)
俺は飛んでいくアプリクスを見てまた情報源を失ったと思って遠い目をした
これで残る八大輝天使は半分となった果たしてどんな相手が待ち受けているのだろうか?!
次回、雷鳴轟く山脈




