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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
黒騎士編
14/200

微笑みの聖女は撲殺のスペシャリスト?!

今日はちょっとエロい回です


<誤字修正 8月16日>

「ようやく着いたか」

俺たちはスケルトン軍団を

倒し城砦跡地の中に入ることができた

だが・・・



「この戦闘の痕はなんだ?」



そこには荒々しい戦闘痕が残っていた

「おそらく私たち以外にもここに潜入した誰かがいるんだろう」

とウインレチアが答え

「中に入ればその誰かはわかるぞ」

と入口を見る

「そうだな」

俺は同意し中に入る



しばらく中を探索すると

激しい戦闘音が聞こえ俺たちは音のした方向に急ぐ

そしてそこにいたのはゾンビのようなモンスターと

それをハンマーや大きな盾で潰す

紺色の髪にルーブルムやウインレチアと同じくらいの

爆乳をしたシスターの姿だった

(・・・うわぁ・・・)

俺があまりの光景に引いていると

どうやら戦闘が終わったようなので

そのシスターに話をかける

「あの〜すいませ〜ん」

いつもより腰が低くなるのは仕方ない

「は〜い?」

と振り返ったシスターは

「どちらさまですか〜?」

血まみれだった・・・



(怖ぇぇぇぇぇぇ!!)



あまりの格好で恐怖するが

そこはこらえて

「俺はここの調査を依頼されたアルバという者です・・・

 あなたは?」

と聞くと

「そうなんですか〜小さいのに偉いんですね〜

 私は教会から派遣されたカエルラ・スーロルと言います〜」

と俺の頭を撫でながら言ってくる

(やめてほしい・・・恥ずかしいから)

俺が顔を赤くして恥ずかしがっていると

「教会から来たんですか?」

とプレシカが聞いていた

「そうですよ〜教会では一応名の知れたシスターなんですよ〜」

とカエルラが答えたので俺は

(どうせ血まみれの聖女とかだろ)

とか思っていたら

「撲殺の聖女なんて二つ名つけられまして〜」

とカエルラが困った顔で言った



(もっと酷かったぁぁぁぁぁ!!)




するとヴィリディが珍しく前に出て

カエルラに握手を申し込む

「私・・・ヴィリディ・・・仲良く・・・する」

と言うと

「はい〜仲良くできそうです〜ヴィリディちゃん」

と握手に応じるが

(いやそこ仲良くしちゃダメだからぁぁぁ!

 撲殺と暗殺の奇跡のコラボレーションしちゃダメだからぁぁぁぁぁ!!)

と俺は心の中で叫ぶ

「ハァ〜・・・とりあえず一緒に行きますか?」

と俺は聞くと

「はい〜喜んで〜」

と笑顔で答えるカエルラ

またも前途多難である



こうして同行したカエルラ

しばらく探索すると大きな部屋にたどり着いた

「大きいですね〜」

と呑気にカエルラが言うが

「開かないわよ〜」

アウレアが扉を開けようとしていたが

ビクともしていなかった

「どうやら鍵がかかっているようだな」

ウインレチアが鍵穴を見ながら言う

「なら手分けして鍵を探すぞ」

俺たちは二人一組になって探すことにした

だが七人で偶数にならなかった為

俺の班は三人になった

そして俺の班は

ヴィリディとカエルラがメンバーだった



(嫌な予感しかしないのは俺の気のせいか?)




こうして手分けして色々な部屋を探索していると

「キャ〜〜〜」

カエルラが罠にかかった

しかもなぜか紐の罠で

亀甲縛りになって宙に吊るされた

「助けてくださ〜い」

とカエルラが揺れるたびに

胸も一緒に揺れていた

(くそ〜目のやり場に〜)

と思っていたら

ヴィリディが助けた

「ありがとう〜ヴィリディちゃん」

とカエルラがお礼を言うと

「・・・ブルン・・・ブルン・・・」

と自分の胸を触って落ち込んでいた

俺はそれを見て

(・・・せつねぇ・・・)

と思った


こうしてしばらく探索をして

ようやく鍵を見つけるが

まさかの怪しい水槽の中だった

(・・・絶対何かあるだろ・・・)

俺はそう思いどうするか悩んでいると

カエルラが水槽を割った

「・・・・・」

俺はあまりのことで沈黙した

「獲りました〜」

とカエルラが言って俺はようやく正気に戻り

「何してんの?!」

と俺がツッコむと

「怪しかったので〜壊してみました〜」

と返ってきた

(だからって壊すか?!普通!!)

と思ったがこいつの二つ名を思い出し

(ああ・・・こいつはこれが普通なのか・・・)

と諦めた



とある部屋・・・



「あのシスターァァァ媚薬の水槽に入らずに鍵を取りやがったぁぁぁぁ」

と男は頭を抱えていた

「ふっ・・・まぁいい私には最終兵器がある」

とニヤつく男であった



鍵を手に入れた俺たちは合流し

例の扉を開けた

その扉の先にあったのは

「何だ・・・これは・・・」



カプセルに入っているモンスターたちだった



「これは一体?」

と俺が驚いていると

「ここは人工魔獣を作る実験施設なんです」

とカエルラが言った

「どういうことだ?」

と俺が聞くと

「ここには例の王国転覆を協力した

 死霊使いが逃げ込んでいたのです」

とカエルラは言う

「そして私はその人を捕まえる為に派遣されました」

と説明する

「なるほどね・・・だったら俺たちも

 無関係ではないな」

と俺は言い奥に進む

そして奥で待っていたのは

一人の男だった

「ようこそ・・・我が研究所に」

とお辞儀する

「君たちのおかげで私の研究はだいぶ無駄になったよ」

と俺たちに言う

「お前のその研究ってなんだ?」

と俺が聞くと

「女体の研究だよ!!」

と高らかに宣言した



(・・・はい?・・・)



「私は生まれてこのかた一回もモテたことがなかった・・・」

と男は涙を流しながら言い

「だから私は自分の手で理想の!!

 私だけを愛してくれる女性を作ろうと決意したのだ!!」

と叫ぶが・・・

(やべ〜・・・この人・・・痛い人だ〜・・・)

ドン引く俺たち

「ならなんでスケルトンや人工魔獣なんて作ったんだ?」

と聞くと

「あれは研究の途中で偶然できたものだ

 だから欲しい人と言った人に渡したのさ」

と返ってきた

(ずいぶんはた迷惑な奴だな〜)

と思っていたら

「君たちには僕の研究に協力してもらうよ」

と男は手に持っていたスイッチを押した

すると上から何か降ってきた

「これぞ私が作り出した最強の魔獣!!」

男は高らかに宣言し

「パーフェクト・アネモネだぁぁぁぁ!!」

と指を差した先には



巨大な()()()()()()()がいた



(・・・・こんなんばっか・・・・)



俺はこの展開に飽きつつあると

「こんなん私で十分よ!!」

とアウレアたちが突っ込むが

「甘い!!」

イソギンチャクの触手に捕まる

「くっ!!」

しかも・・・

「ふっ服が!!」

触手の触れている部分から

みんなの服が溶け始めていた

「アネモネはその毒で獲物を麻痺させ捕食するが

 こいつは改造のおかげで服を溶かすことができるのさ!!」

と男は説明する

(欲望にまみれたモンスターだな!本当!!)

と俺はそう思っていると

「だが・・・その毒にはもう一つの効果がある」

と男は補足した


「それは・・・媚薬の効果さ!!」

男はキメ顔をするが

(何してくれてんだぁぁぁぁぁ?!)

俺は心の中で叫ぶ

「早くしないと毒が回るぞ〜」

と男は挑発する

しかもみんなだんだん顔を赤くして

体をくねらせながら甘い声を漏らしていた

(ああもう!!しょうがねぇ!!)

俺は触手を切り捕まっているみんなを解放

そのまま壁側に座らせた

その時に甘い声を漏らされて

動揺したのはまた別の話


「やってくれるねぇ〜・・・だが」

そう男が言うと

後ろから触手に掴まれた

「この毒は男にも効くんだよ!!」

とあまり嬉しくないことを叫ぶ

男は勝ったと思ったろう・・・だが

「・・・この鎧は毒なんか通さないんだよ」

と俺は触手を掴み拘束を解く

「バッバカな!!」

男は驚くが俺はそんな事は気にせず

そのまま触手を引っ張って振り回し

「喰らえぇぇぇぇ」

男に叩き落とした

「ギャァァァァァ!!」

直撃した男は目を回し

服は溶け全裸になっていた

若干内股になっていたが気にしない

(さぁ〜てこの後の展開は読めてるぞ〜)

一件落着して俺はこの後の展開を予測していた

それは・・・


「アルく〜ん♡」

「アル〜♡」

「アル♡」

「アル・・・♡」

「アル様♡」

「アルくん♡」


ルーブルムたちの対処であった

(ですよね〜)

俺は予測が当たり上を見上げてつぶやいた

「・・・この後いつ帰れるかな〜・・・」

それが俺の最後の言葉だった・・・



その後彼らが街に帰ったのは三日後の出来事だったらしい・・・



街に帰った俺はギルドで報告していた

「それは大変だったわね〜」

とマスターがニヤニヤしながら言ってくる

「おかげ様でこのザマだよ・・・」

とげっそりした俺が言う

「あんたにとってはどんなモンスターより

 あの子達の方がよっぽど強敵ね〜」

とマスターが笑うが

「笑い事じゃねぇよ!!」

と俺はツッコんだ

「とにかく報告は以上だ」

俺は部屋を出ようとすると

マスターが

「でも今・・・幸せでしょ?」

と聞いてきた

俺は笑い

「ああ」

と答えて部屋を後にした



そして家に帰ると

「おかえりなさいませ〜」

となぜかビキニメイド服のカエルラがいた

家を間違えたかと思い

玄関を閉じて表札を見ると

確かに俺の家だった

(見間違いか・・・)

俺はそう思ってもう一度玄関を開ける

すると

「「「「「「おかえりなさいませ〜ご主人様♡」」」」」」

となぜかビキニメイド服のやつらが増えていた

「お前ら・・・何してんの?」

と俺が聞くと

「いやぁ〜〜アルくんにはこの前迷惑かけたから

 何かご奉仕しようと思って〜」

と頭をかきながらルーブルムが答える

「そして何でカエルラがいるの?」

とカエルラに聞くと

「あんなことがあったのでもう教会には居られず」

とモジモジし始める

「何で・・・アルくんのお嫁さんになろうとここにきたら

 みなさんが例の件で会議をしていたので混ぜてもらいました」

と答えた

(マジかよ・・・)

と俺は頭を抱えた


「それでアルくん・・・・」

ルーブルムは俺に近づき

「何してほしい?」

と上目遣いで言ってきた

「ハァ〜〜・・・じゃあみんないつも通りにしてくれ」

と俺はお願いしたすると

「え〜〜〜それじゃあつまんない〜」

とルーブルムが本音を言った

(お前結局楽しんでるだけじゃねぇか!)

と思っていたら

「じゃあみんなでお風呂でご奉仕しよ〜」

とルーブルムが言う

「いやだからそういうのは・・・」

と俺が拒否しようとしたら

「・・・はい?」

アウレアとウインレチアに両腕を

掴まれる

「たったまにはこういうのもいいでしょ」

とアウレアが恥ずかしりながら言い

「そうだな・・・たまにはお前にも気持ち良くなって

 もらわないとな」

とウインレチアが同意する

俺は助けてもらおうと

プレシカとヴィリディを見ると

すぐに顔をそらされた

どうやら俺には今味方はいないらしい


「ご主人様っ♡」

「ごっご主人様♡」

「ご主人様♡」

「・・・ご主人様♡」

「ご主人様♡」

「ご主人様♡」


みんな完全に獣の目になっていた



(持つかな・・・俺の体・・・・・)



こうしてアルバくんのハーレムは順調に拡大するのだった

カエルラさんはいつもニコニコでモンスターを撲殺します


次回、嫁たちの想い

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