癒しの森
いよいよ魔法陣最後の場所へと向かい始めます!
いよいよ残り一つとなった魔法陣を起動させるべく最後の場所に向かおうとするのだが
「行き方がわからない?」
なんと最後の魔法陣への行き方がわからないらしい
「ああ・・・最後の魔法陣がある場所は癒しの森と呼ばれる場所だ・・・
しかしここはエルフの国同様に特殊な結界に守られている・・・
そして最も難儀なことは・・・誰もその場所に行く方法を知らないということだ・・・」
ウインレチアは最後の場所について事細かく説明してくれた
「マジか・・・誰もそこで暮らしたりしてるわけじゃないのか?」
俺は本当に誰も知らないのか確認すると
「ああ・・・そこに行ったことがあるのはただ一人・・・この世界地図を描いたカルスと呼ばれる男だけだ」
ウインレチアはその森に行ったことがあるのはこの世界地図を描いたとされるカルスという人物だけだと話した
「それじゃあそのカルスって人に会いに行けばいいんじゃないの?」
何も知らないルーブルムはその人物に会いに行くことを提案するが
「あんたね・・・その人はもう十年も前に亡くなっているわよ・・・しかも独身だったから親族もいない・・・
それで遺品は本人と一緒に火葬された・・・つまり癒しの森への手がかりは完全にないってことよ・・・」
残念ながらその人はだいぶ昔に亡くなっており他に親族もいないので遺品も全て処分され手がかりは何一つなかった
「これは本当に手詰まりの状態ですね・・・他に誰か知っていそうな人はいないのでしょうか・・・」
プレシカは他に知っていそうな人を考えるが誰も思いつかなかった
「今ここで考えていても仕方ないだろう・・・とりあえず各々心当たりを当たってみることにするぞ」
ウインレチアの指示で俺たちは各々心当たりを探ってみることにした
俺はとりあえずなんでも知っていそうな小人の商人に話を聞いてみることにした
「しかしどこにいるんだろうな・・・」
だが相手は全国をまわっている商人なのでそこにいるかはわかっていなかった
するとそこへ玄関の扉が叩かれる音がして出てみると
「いやぁ〜お待たせしましたなアルバ殿!これは例の護衛の謝礼ですぞ!!」
「・・・あっ・・・」
すっかり船の護衛の件を忘れていた俺のところにちょうどよく小人が来たので俺は癒しの森について聞いてみた
「癒しの森ですか・・・残念ですが詳しいことはあまり知らないですね・・・
一応知っているのはそこに行くことができるのはその森に認められることらしいですぞ?」
小人は俺にどうやったらその森に入ることができるのか教えてくれた
(でも・・・行く方法はおろか場所すらわかってないのにどうやって認められろと・・・)
俺はその話を聞いて場所すらわかっていない癒しの森にどうやって認められればいいのだろうと考えていると
「まぁ・・・アルバ殿ならきっとどうにかできるでしょう・・・それではワシはこれで」
そう言って小人は帰って行った
「気楽に言ってくれるね・・・さて・・・他のみんなは何かわかったかな?」
俺は他のみんなはどこまで調べているのか気になっていると
「ただいま〜・・・」
疲れた様子でルーブルムたちが帰ってきた
「おかえり・・・結果はどうだった?」
俺はルーブルムたちに調べた結果を聞く
「こちらはアウレアさんとカエルラさんに手伝ってもらって城の書庫を調べてみましたが
癒しの森に関する書物は一つもありませんでした・・・」
プレシカは残念そうな顔をしながら結果を報告した
「アタイの方も海賊仲間に何か知っている奴がいないか当たってみたが結果はゼロだったよ」
モーリアルの方も昔の海賊仲間にあたったらしいが特に成果はなかった
「私の方も族長に何か知らないか聞いてみましたが何も知らないと・・・」
エルフの国でもその森については知られていなかったらしい
「・・・ここまで成果がないものかね・・・」
結局癒しの森については何もわからずにいた俺たちはどうしたものかと頭を悩ませる
「まぁ今日はこれくらいにして明日他の場所を当たってみることにしよう」
とりあえず俺たちは今日は調べるのを終わりにして寝ることにした
そして翌日になり俺はシューリに乗ってとある場所へと向かっていた
「しかし本当にあいつなら知っているのかな?」
俺は半信半疑になりながら辺りを探索していると
「誰を探してるの〜?」
後ろから声をかけられて振り向くとそこには聖獣リグヌムがいた
「どうせお前を探していたってわかってるんだろうが・・・」
俺はとぼけるリグヌムに対して呆れたように言い返すと
「いやぁ〜ごめんごめん最近ちょっと忙しくて楽しいことをしてなかったからさ〜ちょっとからかってみた〜」
リグヌムはあまり悪気はないと言いながら謝ってくるがあまり反省の色は見られなかった
「それで〜?ここに来た理由は何〜?」
リグヌムはようやく本題に戻ったそれに対して俺はここに来た理由を説明した
「なるほどね〜・・・癒しの森に行きたいと〜悪いけど僕が知っているのは入り口だけなんだよね〜」
するとリグヌムは入り口を知っていると言った
「いやそれでもこっちにとっては大きな進歩だ・・・教えてくれ入り口はどこにあるんだ?」
今まで何もわかっていない俺たちにとっては入り口がわかるだけでも大きな進歩だった
「わかった〜・・・入り口の場所はね〜この東の大陸にある祠だよ〜地図に書いてあげる〜」
そう言ってリグヌムは俺たちが持っていた地図に場所の印を描いてくれた
「ありがとう!早速行ってみることにするよ!!」
俺は早速みんなのところに戻りその場所に行ってみることにした
「なるほどな・・・ここが入り口というわけか・・・」
早速みんなを連れて例の祠に来た俺たちは早速調べてみることにした
「・・・特に変わったところはないな・・・」
一通り調べ終わると七瀬は特に変わったものはないと言っていた
「ではやはり入るために何かしなくはいけないということでござるか・・・」
咲間は何か入るために方法があると考えどうすればいいのか考えていると
『選ばれしものよ・・・』
「「「「「「「「「「「「?!!」」」」」」」」」」」」
突如祠の中から声が聞こえてきた
『ここを通りたいか?選ばれしものよ・・・』
俺はその問いに対して不思議に思っていると
『ならば・・・この試練を打ち破ってみせよ!!』
そう言って祠から強烈な光が放たれる
(チィ!一体何が起こってるんだ?!!)
しばらくして光が収まるとそこには見覚えのない光景が広がっていた
「ここは一体・・・」
俺はここがどこなのか考えているとすでに鎧が身に付けられていた
(インヴィクタが反応している・・・ってことはここはダンジョンなのか?)
そう思いながら俺はとあることに気がついた
「みんながいない・・・俺だけ飛ばされたのか・・・それとも別の場所に?・・・とにかく先に進むか」
みんながいないことに気がついた俺はとりあえず先に進みみんなを探すことにした
「しかしあの祠・・・試練って言っていたよな?ってことは何か出てくるのか?」
俺は祠から発していた言葉を思い出し警戒しながら先に進むと
「うぉ?!」
急に目の前に鎌が振り下ろされた
「あっぶね?!一体なんだよ?!!」
俺は攻撃してきた張本人をみるとそこにはルーブルムがいた
(いや・・・何か様子が変だな・・・)
しかしルーブルムの様子がおかしく俺は近づかないでいると
「チィ!やっぱりかよ!!」
やはり正気ではないらしく俺に向かって鎌を振り下ろしてきた
俺はそれを何とか受け止めてルーブルムを正気に戻させようとする
「おい!ルーブルム!!いい加減にしろ!!」
「敵・・・殺す・・・!」
「マジで正気じゃないのかよ!!」
俺はルーブルムの鎌を掴みながらどうやって元に戻そうか考えていると
「・・・バーストバット」
ルーブルムはすぐに鎌を手放して爆発するコウモリを放ってきた
「マジでやばいな!!これ!!」
あまりの本気さに思わず俺はたじろいでしまう
(どうやったら元に戻すことができるんだ・・・)
俺はどうやったらルーブルムが元に戻るのか考えていると
「そうか!その手があった!!」
俺はとある事を思い出しそれを実行することにした
(まずはルーブルムを捕まえる!!)
ルーブルムに突っ込んでいき捕まえようとするが考えが読まれているのか後ろに大き飛び下がってしまった
「だったらこれはどうだ!!」
俺は当たらない速度で先ほど掴んでいた鎌を投げ飛ばす
ルーブルムはそれを避けるために頭を伏せてしゃがんだ
そして頭を起こすとそこにはすでに俺が目の前にいた
「っしゃ!掴んだ!!」
ルーブルムの腕を掴むと俺はそのまま魔力を流し込んだ
それによりルーブルムがはめている銀の指輪が反応しルーブルムの目に生気が戻った
「あれ?・・・なんで私ここにいるんだろう・・・」
正気に戻ったルーブルムは何が起こっているのかわかっていなかった
「なるほどね・・・やっぱり誰かに操られていたってわけか・・・」
俺は予想通りといった顔をしているとルーブルムは不思議そうな顔をしていた
(しかし作戦がうまくいってよかった・・・)
正気を失っているルーブルムを元に戻すために俺は銀の指輪の性能を使った
銀の指輪は俺のインヴィクタと同じ加護が宿っているので俺はその加護を魔力を流し込んで強化し
何かの術で操られていたルーブルムは強化された加護の力で元に戻ったのだ
(ルーブルムがいるってことは他のみんなも操られている可能性があるな・・・)
俺はルーブルムを連れて他のみんなを探しに行くことにした
主人公を攻撃するヒロインたち!果たして無事に癒しの森へと辿り着けるのか?!
次回、まどろみのダンジョン




