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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
蒼の海帝編
121/200

沈む島

今回から海帝誕生の秘密に触れていきます!

翌日になりウインレチアが強化した魔道具を持ってきた

「これを使えば溶岩の中の中でも探索できるはずだ・・・なくした場合はどうなるかは・・・言わなくてもいいな?」

ウインレチアはそう言ってみんなに確認すると静かに頷いていた

「よし・・・では早速溶岩島のある場所まで行くとしよう」

俺たちは早速目的の溶岩島まで向かうことにした

「ここに行ったら残る魔法陣はあと二つになるわけね・・・」

アウレアは船の上で何やら神妙な面持ちになっていた

「何か不安でもあるのか?」

ウインレチアはそれをを見て悩みを聞こうとする

「別に・・・ただ海帝は今どこにいるのか気になってね・・・

 もし間に合わなかったらってことを考えるとちょっと不安になっちゃっただけよ・・・」

アウレアがそう言うとみんなも同じ気持ちだったらしく顔に不安の色が浮かんでいた

「確かにな・・・私たちの方には相手側の動きを知る術はなし・・・出来る事といえばあの女が言っていた

 十二ある魔法陣を起動させることだけ・・・それは不安にもなるだろう・・・しかしそれでも私たちは

 やらなければならないんだよ・・・それにアルバはこれくらいのことではめげることなどないはずだからな

 大人の私たちが不安になって怯えているわけにはいかないだろ?」

ウインレチアはそう言ってみんなを諭すと決意を固めたのか顔から不安の色が消えた

「どうやら全員不安は取れたらしいな・・・ならば今回の戦いは負けないだろうな

 アルバはちゃんと戦わずに見ているんだぞ」

ウインレチアはみんなの顔を見て安心し今回の戦いの事を言いながら俺にも注意する

「わかってるよ・・・その代わりちゃんと勝ってよ・・・」

俺はウインレチアにわかったという

「見えたぞ!あそこが溶岩島だ!!」

操舵していたモーリアルが前方の溶岩島を発見する

「あれが・・・溶岩島・・・」



溶岩島に着いた俺たちは早速ウインレチアの魔道具を使って上陸する

「結構暑いですね・・・」

プレシカは上陸してすぐに溶岩島の暑さを実感していた

「悪いが強化したとはいえ気温自体を下げることはできないのでな・・・この暑さには耐えるしかないんだ」

それに対してウインレチアは魔道具でもどうにもできないと言っていた

「私はこれぐらいの暑さの方がもってこいです!!」

するとエレウムはなぜか汗だくなのに元気にそう言っていた

「さらに暑さが増している気がするでござるよ・・・」

それを見て咲間はさらに暑苦しくなった気がしていた

「・・・息の根・・・止める・・・?」

すると見かねたヴィリディが物騒なことを言い始めた

「ヴィリディさん・・・さすがにそれはダメですよ」

しかし寸前でカエルラが止めてくれて事なきを得る

「てか暑いなら普通に脱げばいいんじゃねぇのか?」

モーリアルはそう言いながらおもむろに服を脱ぎ始めた

「そうだね!それが一番いい案かもしれないね!」

それに便乗してルーブルムを服を脱いで薄着になった

(・・・またこのパターンかよ・・・)

俺はこの光景を見た事があるのでもはや何も感じなかった

「さて・・・脱いだのはいいだけど・・・どうやって魔法陣を探すのよ?」

するとアウレアはちゃっかり薄着になりながら魔法陣を探す方法を聞く

「まぁ当てが無い訳では無いが・・・かなり危険な場所となっている」

ウインレチアは当てはあるらしいがあまり行きなくなさそうだった

「ウインレチア殿の言い方から察するに・・・あの火山の中といったところか?」



「ああ・・・その通りだ・・・」

どうやら七瀬の言ったことは正しいらしくウインレチアは頷いていた

「嘘でしょ・・・また火山の中に行くとかどんだけよ・・・」

アウレアはそれを聞いて見るからに気持ちが沈んでいた

「しかも今回はさらにキツイぞ?なんせ溶岩の中を行くのだからな」

するとウインレチアは前の時よりキツイと豪語していた

それを聞いたみんなはさらに気持ちが沈んでしまった

「まぁとにかく行ってみようではないか・・・どうなるかは後回しにしてな・・・」

とりあえず俺たちは島の中心にある火山を目指すことにした

「どうやら頂上に着いたらしいな・・・」

俺たちはその後火山の頂上まで来ていた

「本当にここから飛び降りていくわけ?」

アウレアは不安そうに聞くとウインレチアは静かに頷いていた

「ハァ・・・わかったわよ・・・行けばいいんでしょ!行けば!!」

そう言ってアウレアは火山の中へと飛び降りていった

「アルくんは私が抱っこして行くよ〜!」

そう言ってルーブルムが俺を抱っこしてアウレアの後に続く

他のみんなも後に続くように中へ降りていく途中で溶岩の中に入ったが魔道具のおかげでなんともなかった

「・・・へっ?・・・」

しかし次の瞬間に溶岩区域が終わりそのまま地面のあるところに降りたった

「どうなってるの?ここは火山の中のはずでしょ?」

一番最初に着いていたアウレアはその光景を見て驚いていた

なんと火山の底には溶岩など一欠片もなかったのだ

「これは幻覚なのでしょうか?」

すると後から来たプレシカはあまりの光景に思わず目を疑っている

「いや・・・どうやら幻覚ではないらしいな・・・」

ウインレチアは辺りを見渡しながら幻覚ではないと判断していた

「・・・なるほど・・・手が凝った手法をしているらしいな・・・」

一通り辺りを見渡したウインレチアは何かわかったらしく顎に手を当てて納得していた

「何かわかったのか?」

俺は素直に何がわかったのかを聞く

「ああ・・・どうやら上に広がっている火山はここのではないらしい・・・

 おそらく魔法陣を描いた奴が隠蔽工作としてこの火山の底に結界を張っておき

 その上からどこかから持ってきた溶岩をかぶせて騙していたようだ・・・」

なんとウインレチアはここの火山は元々噴火などしてなく隠蔽工作の為のものだったと言った

「嘘でしょ?!上にあった全部の溶岩が隠蔽のためのものだったって言うの?!」



「ほう・・・どうやら地上にも頭のキレるお方はいるらしいですね・・・」



「「「「「「「「「「「「?!」」」」」」」」」」」」



急に俺たちの後ろから声が聞こえて振り返るとそこには杖を構えた奴がいた

「!ホーリーシールド!!」

カエルラは危険を察知してみんなの前に出ると同時に巨大な盾を作り出す

するとその盾に大きな衝撃が加えられた

「くぅぅぅぅぅ?!」

カエルラはなんとか盾でその攻撃を防ぎきったがあまりの威力に手が痺れてしまった

「さすがに一撃ではやられませんか・・・一応最大の一撃を放ったつもりだったのですがね・・・」

そう言って奴は一旦距離をとる

「そういえばまだ名乗ってなかったですね・・・僕は十頭将の一人ラコン・・・ちなみに使うのは水の魔法です」

自己紹介をしたラコンはなぜか自分の使う魔法のことまで話した

「なぜ自分の武器についてまで話すのだ?まるで勝つ気がないようではないか?」

ウインレチアは挑発するように言うと

「ええ・・・僕はあなた方に勝てないということが先ほどわかりましたので」

ラコンは笑顔でそう言い放った

「まぁ・・・それでも何人かは道連れにさせてもらいますけど・・・ね!!」

そう言ってラコンは俺に向かって突っ込んできた

「悪いがそう簡単にはやらせんよ・・・ディメンジョンホール」

それを見ていたウインレチアは魔法を詠唱する

するとラコンの目の前に黒い道が出来てそこを通るとなぜかアウレアとティタンの目の前に連れてこられた

「烈火竜装脚!!」

炎を纏ったティタンの蹴りが炸裂しラコンは上空に吹き飛ばされる

「バーサークインパクトォォォォォ!!」

そして上空で待ち構えていたアウレアが渾身の一撃を放ちラコン地面に叩きつける



「さすがにやりますね・・・だったら動けない人を狙うとしましょう!!」

そう言ってラコンはまだ腕がしびれていたカエルラに向かって水流を放った

「させないよ!ナイトカーテン!」

しかしルーブルムが間に入って壁を作り出す

「・・・シャドウ・・・ブロック・・・」

それにヴィリディも参加してラコンの攻撃を完全に防いだ

「これでもダメですか・・・!」

ラコンは悔しそうにしていると足が埋まっていることに気がついた

「忍法・沼地獄の術・・・よそ見とはいいご身分でござるな?」

足が埋まっている理由は咲間の忍術だった

「一刀流・・・明空!」

そこへ七瀬が打ち上げるように刀を振るった

「これで終わりです!アザレアスティンガー!!」

上空に浮かび上がったところをプレシカが突きを飛ばす

「アコウスアロー!!」

エレウムはそれに合わせるように束になった矢を放った

「喰らいな!クリムゾンバレット!!」

モーリアルも普通の銃弾より威力の高い赤い銃弾を込めて撃った

「これはさすがに無理ですね・・・」

そう言い残して三人の攻撃を受けラコンは消えていった



ラコンを倒した俺たちは先に進んでいくと魔法陣があり俺はそれを起動させた

(これは・・・あの都か・・・あれ?三人一緒にいる・・・?!爆発した?!!)

どうやらこの時点ではまだあの子供たちは無事に三人いたらしいがその時に例の爆発が起きたらしい

「これが・・・海帝を生み出した要因なのか?」

そう思っていると島が急に揺れだした

「一体どうなっているの?!」

アウレアは何が起こっているのか聞く

「どうやらあの男がここの結界を破壊していたらしいな」

どうやらラコンがあらかじめこの島の結界を破壊していたらしい

「道連れってこういう意味だったって事ね!!」

アウレアは悔しそうにしていた

「とにかくここを脱出するぞ」

そう言って俺たちは急いで船まで戻り島を離れた

そして船の上から沈んでいく島を見つめる

「魔法陣は大丈夫なのですか?」

プレシカは魔法陣の心配をする

「あそこには私が結界を張りなおしておいたからな・・・

 沈んでくれたおかげで誰も手をつける事は出来なくなっただろう」

ウインレチアは魔法陣のあった場所に結界を張りなおしたから大丈夫だと言っていた

「そうか・・・なら帰るとするか・・・」

俺がそう言うと船が動き出し沈んでいく島から離れていく

残る魔法陣はあと二つ!果たしてアルバたちは間に合うのか?!


次回、歴史多き街 パリス

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