海戦
今回は船での戦い?を描いています
「お前ら・・・少しは注意してからやってくれよ・・・」
頭を打って気絶していた俺はしばらくして目を覚ました
「「「ごめんなさい・・・」」」
俺を気絶させたルーブルムとアウレアそして咲間は反省していた
「あはは・・・確かに不注意ではありましたね・・・」
プレシカは苦笑いしながら三人を諭した
「・・・てかちゃんと探した方がいいんじゃねぇの?」
俺は再び魔法陣探しを開始しようとすると
「のわぁ?!」
何かが船にぶつかった俺たちは何が起こったのか確認しに行く
「これは・・・困りましたね・・・」
確認に向かったエレウムの前にあったのは大きな氷の塊だった
「ここまで大きい氷が道を塞いでしまっては前に行けないのではないのか?」
七瀬はどうするのかウインレチアに聞く
「問題はない・・・モーリアル・・・例の物を使うぞ」
ウインレチアは操舵室のモーリアルにそう指示を出した
「了解!お前ら!どこかに捕まっていろ!!」
モーリアルは俺たちにそう指示を出した後操舵室にあったスイッチを押した
すると船の先端から巨大なドリルが出てきた
そしてそのまま目の前の氷に突っ込んでいく
なんとか氷を抜けることはできたのだが
「・・・こうなることは想定してなかったの?・・・」
おかげさまで俺たちは巨大なかき氷に埋もれた状態になってしまった
「すまないな・・・ここまで大きいのは試したことはなかったのでな」
ウインレチアはそう言って謝っているとルーブルムはキョロキョロと辺りを見ていた
「ねぇ?・・・アルくんは?」
「「「「「「「「「「あっ・・・」」」」」」」」」」
「お前ら・・・さすがに少し死ぬかと・・・思ったぞ・・・」
なんとか生き埋めの状態から救出された俺はすっかり凍えていた
「まっまぁ・・・これから改良するから許してくれ・・・」
ウインレチアは罪悪感があるのか顔を逸らしながら謝っていた
「てかいつの間にあんな物をつけたのよ・・・」
アウレアは呆れながらいつの間にドリルをつけたのか聞いてきた
「ああ・・・この船を修理した時につけさせてもらった」
ウインレチアはドリルをつけたのは修理をした時だと言っていた
「ちょっと待て・・・俺はその話を聞いてないんだけど・・・」
しかし修理に協力した俺はその話を聞いたことはなかった
「・・・・・」
それを聞いたウインレチアは顔を完全に逸らしていた
「あんた・・・また勝手にやったわね・・・」
するとアウレアは冷たい視線をウインレチアに送っていた
「ウインレチア・・・家に帰ったら覚えてろよ・・・」
俺はウインレチアに家に帰ったらお仕置きするつもりでいた
「アルバさん!是非ともそれに混ぜてください!もちろんお仕置きされる方で!!」
するとエレウムがそのお仕置きに混ざろうとしたので
「お前は今すぐに魔法陣を探してこい」
俺はエレウムを睨みながら魔法陣を探してくるように指示した
「はい!わかりました!!今すぐ探してきます!!」
エレウムは急いで魔法陣を探しに海に潜って行った
「いいのですか?あのままでは凍死してしまいますよ?」
プレシカはエレウムの心配をしているが
「大丈夫だろ・・・いざとなったら助けに行ってやる」
その後すぐにエレウムに限界がきたらしく浮上してきたところをルーブルムが助けに行った
「アルく〜ん!なんかエレウムが奇妙な笑ってるんだけど〜!!」
エレウムを運んできたルーブルムはなにやら変な笑い方をしていると言っていた
(変な笑い方ってどんなんだよ・・・)
そう思いながら俺は運ばれてきたエレウムを見ると
「ぐへへへへ・・・アルバしゃ〜ん・・・」
確かに変な笑い方をしていた
(・・・完全に壊れたかな・・・)
俺は少々不安に思いながらもカエルラに後を託した
その後もしばらく魔法陣を探してみているのだがなかなか見つからずにいた
「本当にここにあるのか不安に思えてきたわね・・・」
アウレアは本当にここにあるのか疑問に思っていた
「もしかしたらまだ氷の下にある可能性があるのではないでござるか?」
咲間は魔法陣が氷の下にあるのではないかと言うと
「いや・・・それはないだろうこの流氷地帯はこれ以上溶けることはないのだからな」
そう言ってウインレチアはそのまま魔法陣を探していると
「それに・・・ここにあるのは間違いないらしいぞ?」
ウインレチアはそう言って目の前を指さすとそこには氷の船があった
「もう何がきても驚かないわよ・・・」
アウレアはそう言いながら氷の船を見ていると
「ねぇ・・・あそこの船の甲板を見てみなさいよ・・・」
アウレアは卑屈いた笑顔をしながら俺たちにそう言ってきたので甲板を見る
「・・・・・」
するとそこには凍ってしまっている人影が見えた
「・・・スルーしていくか・・・」
俺がそう言ってみんなを見ると静かに頷いていた
「せめて助けてくれたりはしないのかな?!!」
その後すぐに復活した奴は俺たちの方に向かってきた
「私は十頭将の一人サリマン!私は腕力には自信がないので船で戦わせてもらうぞ!!」
なにやらサリマンと名乗った男は偉そうにしていた
(・・・自慢して言うことなのか?・・・)
俺はサリマンの言っていたことに疑問を持っていると向こうの船は急に砲撃してきた
「ちょっ?!不意打ちは卑怯なんじゃないの?!!」
アウレアはサリマンに卑怯だと言うと
「残念だが私は弱いのでな!卑怯だろうとなんだろうと勝てばいいのだよ!!」
サリマンは普通に卑怯だと言いながら砲撃してきた
「だったらこれはどうよ!オラァ!!」
アウレアは頭にきたのか砲弾を打ち返した
「忍法・反転の術!」
咲間は砲弾の飛んでいく方向を反転させてサリマンの船に返した
「せぇぇぇい!!」
七瀬は刀に砲弾を乗せて回転し打ち返した
それにより砲台の何個かは破壊することができた
「貴様ら!!打ち返すのは卑怯だろ!!」
するとサリマンはアウレアはした行動を卑怯だと言っていた
「不意打ちしておいて言うことか!!」
それに対してアウレアはツッコんだ
「ならばこれはどうだ?!!」
サリマンは今度は主砲をこちらに向けて撃ってきた
「これならば打ち返すことはできまい!!」
サリマンは勝ったように胸を張っていたが
「バブルクッション」
ウインレチアは魔法で砲弾の一つを空中で止めて
「バーストバット!!」
ルーブルムが砲弾の一つを空中で撃ち落とし
「ホーリーシールド!!」
最後の砲弾はカエルラが巨大な盾を作り出し受け止めた
「・・・一体どうなっているのだ・・・」
「こうなったら一斉砲撃だ!!撃てぇぇぇぇぇ!!」
サリマンはこっちに全ての砲台を向けて撃とうとしたが
「・・・シャドウ・・・クローズ・・・!」
ヴィリディが砲台の全てを塞いだことにより砲台は全て潰された
「嘘だろ?!せめて撃ってからそういうのはやってくれ!!」
サリマンはそう言って膝をついて落ち込んでいた
「こうなったら・・・逃げるが勝ちだ!!覚えてろ!!」
すると立ち直ったサリマンはすぐに船を回頭させて逃げようとしていた
「馬鹿め・・・この船に弱点を見せるとはな・・・モーリアル!」
ウインレチアはモーリアルに指示を出す
「おっしゃぁぁぁぁぁ!!行くぜぇぇぇぇぇ!!」
モーリアルは先ほどのスイッチを押して先端からドリルを展開し
「とっかぁぁぁぁぁん!!」
そのままサリマンの船に突撃した
「そんな馬鹿なぁぁぁぁぁ?!!」
船の横を攻撃されたのでドリルの突き刺さったところから真っ二つになりサリマンごと沈んでいった
「・・・弱かったな・・・」
俺はあまりの手応えの無さに思わずそう言ってしまった
すると海の中から船と一緒に沈んだはずのサリマンが出てきて
「後ろがガラ空きですよ!!」
俺の後ろからまたも不意打ちしてきたのだが
「何?!」
それはもちろん俺の鎧に弾かれるのであった
「全く・・・不意打ちしかできないのか?お前は・・・」
俺は剣を抜いてそのまま
「ちゃんとした戦い方を学んでから出直してきやがれぇぇぇぇぇ!!」
サリマンを殴り飛ばした
「フゥ〜・・・すっきりした!」
俺はサリマンは殴り飛ばしてすっきりしていた
というのも先ほどまでルーブルムたちが活躍していたので出番がなかったのだ
(あっ・・・そういえばエレウムも活躍してなかったな・・・)
しかしエレウムだけは先ほど海に潜ったダメージから抜け出せていなかったので活躍はしてなかった
(一番遠距離が得意は人が活躍してなかったっていいのか?・・・まぁ勝ってるけどさ・・・)
俺はそう思いながら再び魔法陣探しを始めようと思ったのだが
「・・・なんか揺れてね?・・・」
なぜか船がすごい揺れていた
「あ〜・・・すまんお前ら・・・やっちまった・・・」
すると操舵室にいるモーリアルが謝ってきた
「やっちまったって何を?」
そう言いながら俺は目の前を見ると先ほどのドリルが氷山に突き刺さっていた
「・・・もしかしなくても崩れるよね?これ・・・」
俺の宣言通りにその氷山は崩れ出した
「緊急離脱!!」
モーリアルは急いで船を回頭させてそこから離脱した
「あっぶね〜・・・あともうちょっとで船がおじゃんになるところだった」
俺は冷や汗をかきながら先ほどの崩れた氷山を見てみると
「おいおい・・・マジかよ・・・」
なんとそこには俺たちが探していた魔法陣があった
「嘘でしょ?!なんで氷山の中に魔法陣があるのよ?!」
アウレアはなぜ氷山の中にあったのか疑問に思っていると
「なるほどな・・・魔法陣を描いた時あの氷山はそこまで大きくなかったのだろう・・・
それが月日を重ねる毎に氷が分厚くなって今の大きさになったのだろうな・・・
しかしこれはこれで感謝だな・・・おかげさまで魔法陣は無事だったのだからな」
ウインレチアは氷山が月日と一緒に大きくなったおかげで魔法陣が無事だったのだと判断していた
「まぁいいや・・・とにかくあの氷山につけてくれ」
俺はモーリアルに氷山につけるように指示を出しそのまま魔法陣を起動させた
(これは・・・この船を作っているのか・・・この時はまだあの二人は仲が良かったみたいだな・・・」
俺は例の記憶を読み取るとこの船を作っている記憶が読み取れた
・・・これは海戦ではないな・・・タイトルを間違えたか・・・
次回、亡霊の都




