鋼鉄を超えた戦車
タイトルの戦車はあるものを表してます
正体は・・・・・自分で確認してね!!
目的のサバンナについた俺たちは例の湖を探していた
「いやぁ〜!ここにはいっぱい動物がいるね!!」
しかしみんなはどちらかというと観光気分だった
「・・・あのさ・・・ちゃんと探してるよね?・・・
さすがに不安に感じた俺はみんなにちゃんと湖を探しているのか聞く
「大丈夫だよ〜・・・でも結構見てきたけどやっぱり草とか荒地しか見えないね・・・」
ルーブルムは大丈夫と言った後周りを見渡してそう言った
確かにここは動物がたくさんいるのだが草木は少なかった
「確かにここにはあまり草木はないな・・・だが裏を返せば湖のある場所には草木が生い茂っていることになる」
ウインレチアはそう言って周りを探し出す
「おまけにここの動物は完全に野生だからな・・・たまには凶暴な奴が混ざっているかもしれんぞ?」
ウインレチアがそう言ってみんなを脅すと
「・・・おい・・・言ったら出てきたぞ?」
それを聞いてみんなが前を見るとそこには大量のガゼルの群れがいた
「あんた・・・何フラグ立てて即座に回収させてんのよ・・・」
アウレアは呆れた表情をしながらウインレチアを睨んでいた
「ふむ・・・ならばやばい事を言えばそれが叶うのだろうか?」
ウインレチアが何やら不穏な事を言い始めていた
「お願いですから絶対にやらないでくださいね・・・」
プレシカが苦笑いをしながらやらなようにお願いする
「そんなことより目の前に集中したほうがいいんじゃないの?」
俺がそう言うとウインレチアが急に目の前の群れに向かって
「フレイムボール!」
巨大な炎の玉を放った
それ自体は目の前に落ちたのでガゼルたちは無事だったがあまりの威力に逃げ出していった
「本当に容赦ないわね・・・」
アウレアが冷めた視線をウインレチアに送っている
「ああしなければ奴らも逃げなかっただろうからな・・・それにあれをぶつけることだってできたのだ・・・
むしろ優しい方だと思うのだがな・・・」
そうウインレチアは言っていたが
(いや・・・本当に優しい人は関わらないと思うんだけど・・・まぁいいか・・・)
俺としてはそれは優しさとは言わないのではないかと思ったがそれを言ったらさすがにまずいので黙っておいた
「てかルクス・・・あんたもちょっとは威嚇するなりしなさいよ・・・」
するとアウレアはルクスに向かってそう言った
「悪いが我は見た目は普通の動物と変わりないからな・・・
おそらくあのガゼルたちは我のようなものを見たことがあるのだろう・・・
姿を見て怯えないようでは威嚇しても意味はない・・・」
そうルクスは説明する
「しかし・・・あの動物たちは何かから逃げていたようにも見えましたけど・・・」
プレシカは先ほどの動物たちを見てそう感じていた
「確かに・・・!・・・何匹かは傷を負っていたようだしな」
そう言って七瀬は先ほどまで群れがいた場所を見るとそこには血がついていた
「つまりあの群れは何か危険なものから逃げてきたということでござるか・・・」
そう言いながら咲間は群れが来た方を見る
するとその奥から何かが凄まじいスピードで近付いてきていた
「みんな!構えろ!!」
俺がそうみんなに叫ぶと急いで武器を構えた
「?!チィ!!」
俺はみんなから視線を戻してみるとその近付いていた奴はすでに俺の目の前にまできていた
そして不意打ちを受けた俺は鎧のおかげでなんともなかったが奴が腕に噛み付いてきた
「このやろう!いい加減に離しやがれ!!」
俺は腕に噛み付いているモンスターに向かって拳を振り上げるが間一髪で躱されてしまった
腕に噛み付いていたモンスターはまるでウツボのようなモンスターだった
「ちょっと!ここには動物しかいないんじゃないの?!」
アウレアは叫びながらそう聞く
「別にモンスターはいないとは言ってないのだがな・・・しかしこれほどのモンスターとはな・・・
どうやらここにはもう十頭将とやらが来ているようだ・・・」
モンスターを見てそうウインレチアは判断していた
「なるほど・・・このモンスターはさしずめその十頭将の差し金と言ったところですか・・・」
そう言いながらエレウムは弓を構えて放つ
しかしモンスターは上空に飛びあがりそれを避けた
「ちょっ?!魚が空を飛ぶのはありでござるか?!!」
あまりのことに咲間は叫んでいるが相手はモンスターなのだからなんでもありだろう
「でもどうするんですか?あの距離ではみなさんの攻撃が届きませんよ?」
ティタンがおどおどしながらどうするのか聞いてくる
「ここは私に任せておけ・・・エアリアルバースト」
ウインレチアが魔法でモンスターを地面に叩き落とす
「・・・次・・・私・・・トライ・・・ソニック・・・!」
そしてヴィリディが落ちてきたモンスターを三枚におろして倒した
「・・・三枚におろしたのはいいけど・・・これって食べれるの?・・・」
ルーブルムが三枚におろされたモンスターを見てそう聞く
「まぁ食べれなくはないが・・・あまり美味しくはないぞ?」
ウインレチアは食べれるが美味しくないと言っていた
「そうか〜・・・美味しいと思ったんだけどな〜・・・」
ルーブルムがそう残念そうに言っていた
「今さっき倒したモンスターを食べようとしているあんたの根性がすごいわ・・・」
そのまま俺たちは進んでいくとそこに待っていたのは一人の男だった
「やぁ・・・待っていたよ・・・」
その男は俺たちを待っていたと言っていた
「なるほど・・・見たところお前は十頭将の一人ってわけか・・・」
俺がそう言うと男は拍手してきた
「さすがに四度目となればわかりますよね・・・初めまして・・・僕は十頭将の一人エルニド・・・よろしく」
そう言いながらエルニドと名乗った男は槍を構えて突っ込んできた
「いきなりはひどくない?!」
俺は剣で受け止めながらそう言うと
「やはり不意打ちでは倒せませんか・・・ですがこれはどうですか?!」
そう言ってエルニドの槍から渦潮を発生させた
(チィ?!めんどくさい事しやがって!!)
俺はその渦潮のせいで身動きが取れなくなってしまった
「アルくん?!いますぐに技を解きなさい!!」
ルーブルムが起こってエルニドを攻撃するが紙一重で躱されてしまう
「危ない危ない・・・この技は攻撃を食らってしまうと解けてしまうのでね・・・
悪いですがこのままいかせてもらいますよ・・・」
そう言ってエルニドが下がろうとしたその時だった
「ん?なんですかこの音は?」
地鳴りのような音が聞こえてエルニドが後ろを振り返るとそこにいたのは
「なっ?!」
巨大なサイがこちらに突っ込んできていた
「ゴァァァァァ?!!」
サイの突進を喰らったエルニドはそのまま空の彼方に吹き飛ばされた
(・・・ナイスホームラン・・・)
エルニドがいなくなったおかげで術から抜け出せた俺は先ほどのサイと睨み合っていた
「どうやらこいつもあの時の狼と同様に魔法陣を守護するものらしいな・・・」
ウインレチアは対峙しているサイを見ながら狼の時と同様に魔法陣を守護するものだと睨んでいた
「ってことはあいつをどうにかしなくちゃ魔法陣のところにはいけないってわけ?」
アウレアがそう聞くとウインレチアは静かに頷いた
(しかしまたもこんなやつと戦う羽目になるとはな・・・さすがにきつそうだ・・・)
そう思って剣を構えていると
「?!」
次の瞬間にはサイの突進を喰らって吹き飛ばされてしまった
(さすがにこれ以上はまずい!!)
俺は咄嗟に剣を地面に突き刺してなんとかそれ以上後退するのを阻止した
(あっぶね〜・・・やっぱりあの突進を喰らうわけにはいかないな・・・)
剣を抜いて俺は再びサイに向き直る
「あんたの相手は他にもいるのよ!!」
そう言ってアウレアとカエルラがサイに向かって突っ込んでいく
そして二人の攻撃がサイに命中するのだが
「「?!!」」
サイの硬い皮膚に防がれて傷一つ付けられなかった
「嘘でしょ?!私たちの一撃でも傷がつかないなんて?!」
あまりのことにアウレアは驚いていた
「でしたらこれはどうですか?!突貫衝破!!」
ティタンが懐に飛び込んでサイの腹に手を当てそして零距離から衝撃波を放った
しかしそれでもダメージはないらしくサイはピンピンしていた
「そんな・・・これでも効かないとなるとどうしたら・・・」
そう言ってティタンが落ち込んでいるところにサイは突っ込んでいった
「俺を無視するんじゃねぇよ・・・」
俺がティタンの前に入ったことにより威力が落ちたのでなんとかサイの突進を受け止めることができた
(チィ!!十分な助走がなくてもこの威力かよ?!!)
しかしそれでも威力は高いらしく徐々に押されてきていた
(さすがにやばいな・・・!)
俺はどうにか打開策を考えているとある考えが思いついた
(どうせこのままだとやられちゃうからな・・・ダメで元々だ!!)
そう思った俺は一旦サイから距離をとった
(チャンスは一度だけ・・・・集中しろ!!)
サイは再び俺に向かって突っ込んでくる
そしてサイの突進が俺に当たるそう思われた時だった
「!らぁ!!」
サイが突っ込んできた顔の下を思いっきちたたき上げる
それによりサイは顔からあげられていきひっくり返った
「ハァ・・・ハァ・・・さすがに今回は賭けだったぞ・・・」
疲れ切った俺は地面に座り込みながらそう言った
俺の作戦はサイが突っ込んできたところを上に向かってカチあげるというものだった
しかしもし失敗すれば俺はそのまま何の抵抗もなく吹き飛ばされてしまうので
先ほどのエルニドの二の舞になってしまっていただろう
(マジで成功してよかった・・・)
内心冷や汗をかきながらサイの方を見ていると起き上がれずにいた
さすがにこのままでは不憫と思ったのでみんなの力を借りてサイを起こすと
何やら付いて来いと言っているようだった
俺たちはそのままサイに付いていくと例の湖にたどり着いた
「この湖の中に魔法陣はあるようだな・・・」
ウインレチアにそう言われて確認すると確かに湖の中に魔法陣があった
俺はそのまま潜って魔法陣を起動させる
(また子供の記憶・・・三人が手をつないで歩いている・・・どうやらこの三人は仲がよかったみたいんだな)
そう思いながら俺はみんなのところに戻る
残る魔法陣も半分となり次に向かうのはどこになるのか?!
次回、女海賊




