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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
蒼の海帝編
110/200

山を統べる王

今回は短めにしました

次の魔法陣を探すべく俺たちは北の大地へと向かっていた

「今度は北の大地か〜!寒くなければいいんだけど・・・」

ルーブルムは馬車の中でくつろぎながらそう言う

「残念だが今回向かうのは雪の山脈だからな・・・お前が想像するより寒いぞ?」

ウインレチアは非情なまでの現実をルーブルムに突きつけた

それを聞いたルーブルムは絶望の顔を浮かべながら俺に抱きついてきた

「まぁ・・・寒いだけならまだいい方かもな・・・」

ウインレチアはそう言って何かを隠していた

「その山脈には何かあるのか?」

俺はその顔を察して何を隠しているのか聞く

「ああ・・・そこには前からとあるモンスターが王のように君臨しているらしい・・・

 何でも実力だけなら魔獣や聖獣に匹敵・・・あるいはそれ以上らしいぞ?」

どうやらウインレチアの言ったモンスターは相当に凶暴らしい

「今回もそんなのが相手って・・・いい加減平和的にできないのかしら・・・」

アウレアはそう言って呆れていた

(でも・・・俺から夜以外で皆さんが生き生きするのは戦闘の時だけなので満更でもないですよね?)

そう思ったが口に出したら何をされるかわかったもんじゃないので黙っておいた

「だがそこに行くためにはまず近辺の街で色々と勝っておく必要があるな」

ウインレチアはそう言って地図で近辺の街を探す

「・・・あった・・・ここなら一通りに物が手に入るだろう」

俺たちはウインレチアに案内されながらその街に向かった



街に着いた俺たちは山脈に登るための物を手に入れようとお店に来たのだが

「悪いね〜・・・それら一式はついさっき全部売れちまったんだよ・・・悪いね」

どうやら俺たちが買いに来たものは全て売れてしまったらしい

「マジか・・・これじゃあどうすることもできないな・・・」

俺たちは諦めて店を立てみるとなにやら外が騒がしかった

「どうかされたのですか?」

プレシカが近くにいた住人になにがあったのか聞く

「ああ・・・どうやらハンターたちが山に入ってあいつを倒しに行くらしい・・・

 やめておけばいいのにな〜・・・あいつには誰も勝てないんだからよ・・・」

おそらく住人が言っているあいつと言うのは山を統べているモンスターのことだろう

「でも何で急にそんなことになったのですか?今まではそんなことはなかったのでしょう?」

プレシカがなぜ討伐をすることになったのか聞く

「それが急にそいつを倒したら莫大な報酬を出すって言い出した奴がいてな・・・

 ハンターたちの狙いはその報酬だろうな・・・全く・・・金のために動くとはいかにも奴ららしいぜ」

住人はそう言って不快感を出していた

「皆さんはその討伐には反対なのですか?」

プレシカがその住民に討伐についてどう思っているのか聞く

「・・・俺たちは街は昔悪魔に襲われたことがあったんだ・・・その時に助けてくれたのがあいつだった・・・

 だからこの街にいる奴ら全員あいつに恩義がある!討伐なんて・・・して欲しくないね!!」

住民は怒りで拳を握りしめていた

「・・・・・」

それを見た俺は山に行こうとしているハンターの前に立ちふさがった



「おいおい僕ちゃ〜ん悪いけどそこをどいてくれないかな〜?

 じゃないとお兄さんたちが痛い思いをさせちゃうよ〜?」

ハンターの一人がナイフを構えながら近づいてきてそう言った

「グベラァ?!」

しかしその男は俺が殴り飛ばした

他のハンターたちはそれを見て一斉に襲い掛かってきたが

「オラァ!!」

俺が全て一蹴した

そして近くにハンターの首根っこ掴んでこう言った

「次にここに来てみろ・・・次は胴体とおさらばすることになるぞ・・・!」

俺がそう言った瞬間にそのハンターは顔を青くして

「すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!」

そう言いながら他のハンターたちを連れて逃げていった

「いいの?こんなことしたら後が面倒くさいわよ?」

アウレアはそう言って心配してくるが

「別に大丈夫だろ・・・それにあいつらに雇い主は多分例の十頭将ってやつの可能性が高い」

それを聞いてアウレアは驚いていた

「嘘でしょ?!あいつらなら誰かに戦わせなくても自分たちで倒せるでしょ!!」

アウレアはそう言って叫ぶ

「確かに倒すだけならそうだろうな・・・だがあいつらはただの陽動だ・・・

 おそらくあのハンターたちが引きつけている間に魔法陣を探すつもりだったんだろう・・・」

俺がそう言うとアウレアは怒っていた

「なるほどね・・・その報酬を払うっていった奴はさっきのやつらの心配なんて微塵もしてなかったってわけね」

それを聞いて俺はただ頷くしかできなかった

「話は終わったか?ならばさっさと行くぞ・・・ちょうどいい具合に物も手に入ったしな・・・」

そう言ってウインレチアが持っていたのは先ほどのハンターたちの装備だった

(・・・手癖悪すぎませんかね・・・まぁ・・・その原因を作ったのは俺だけど・・・)



荷物をまとめた俺たちは山脈を登っていた

「・・・ああもう!険しすぎるわよ!!この道!!」

登っている最中でアウレアが叫び出した

「仕方あるまい・・・ここはモンスターが多くてちゃんとした整備などできていないのだからな」

ウインレチアがそう言うとアウレアは納得するしかなかった

「てかアルバ・・・あんたは何でルーブルムに抱っこされているのよ・・・」

アウレアが呆れた視線を送っているのはルーブルムに抱っこされている俺である

「しょうがないでしょ!アルくんの身長だと山登りはきついんだよ!!」

ルーブルムは俺をフォローするつもりでそう言ったのだろがその言葉は俺の心に突き刺さっただけだった

「それに・・・本当に辛いのはここからみたいだぞ?」

そう言った瞬間にモンスターたちが現れて俺たちを囲んだ

「なるほど・・・待ち伏せということか・・・」

七瀬はそう言いながら刀を抜く

「殺すなよ・・・さすがにここで王とやりあうのはまずいからな」

ウインレチアはみんなに殺すなと指示を出した

「わかったわよ・・・ちょっと面倒だけどやってやるわよ!!」

そう言ってみんな一斉に戦いだした

「さすがに手強いでござるな!しかも手加減しなければならないとはさすがにきついでござる!」

みんなは苦戦しながら戦っていた

それでもなんとか全員倒し終わってみると

「?!」

遠くから大きな遠吠えが聞こえてきた

「・・・どうやらこの先に王様がいるらしいな・・・」

ウインレチアは遠吠えのする方を見ながらそう言った



俺たちは遠吠えのする方へと向かっていくと

「・・・どうやらここで正解らしいな・・・」

そこでは黒い大きな狼と誰かが戦っていた

「おそらくあの狼が王様だろうな・・・そして戦っているあいつは十頭将の一人というわけか・・・!」

俺はそう思いながら戦いを見ていると黒い狼の方が押されていた

「?!チィ!!」

俺は急いで戦いに割って入った

「なっ?!てめぇ!!何邪魔してくれてんだ!!」

邪魔をされた十頭将は怒りをあらわにしていた

「悪いがこいつをそう簡単にやらせるわけにはいかないんだよ!!」

俺はそう言って黒い狼の前に立った

「カエルラ!こいつの怪我を治しておけ!」

俺がそう言うとカエルラは急いで黒い狼のところに来て傷を治す

「さて・・・お前の相手は・・・俺だ!!」

そう言って剣を構えると相手の十頭将は笑っていた

「嬉しいね!まさかあの白銀の騎士と戦えるとは!!・・・あんた・・・本当にタークを倒したのか?」

そう聞いてきたので俺は頷いた

「そうかい・・・それは嬉しいね!!」

十頭将はそう言って俺に突っ込んできた

「俺の名前はペドゥーザだ!悪いが俺の退屈しのぎに付き合ってもらうぜ!!」

そう名乗ってきながらあいつはかぎ爪を使って攻撃してくる

「悪いが俺は忙しいんでな・・・他でやってくれ!!」

俺はそう言ってペドゥーザを弾き飛ばす

「いいね!いいね!俺はこういう戦いを待っていたんだよ!!」



「オラオラオラオラオラァァァァァ!!」

ペドゥーザの猛攻が俺を襲ってくる

(・・・さすがにもういいか・・・)

そう思った俺は隙をついてペドゥーザに剣を突き刺した

「残念だったな!!俺は体を水にすることができるんだ!物理的な攻撃はきかねぇよ!!」

だがペドゥーザは体を水に変えて俺の攻撃を防いだ

・・・だが

「それくらいで俺の攻撃を防げたと思っているのか?」



「?!グァァァァァ?!!」



俺は剣に魔力を込めることにより刀身に熱を込めたのだ

それにより奴の水の体は蒸発を始めた

「まさか俺が負けるとはね・・・これは計算外だったよ・・・」

そう言ってペドゥーザは完全に蒸発した

「フゥ・・・皆のところに戻るか・・・」

俺はみんなのところに戻るとカエルラの治療も終わっていたようで黒い狼は元気になっていた

「ほへ?・・・ギョァァァァァ?!!」

すると黒い狼は急に俺を咥えてどこかに向かっていった

あまりのスピードに目を回していると

「ぐへ?!」

どうやら目的の場所に着いたらしくそこで降ろされた

「いててて・・・全く・・・運ぶんだったらもうちょっと優しく・・・」

文句を言いながら降ろされた場所をみるとそこには魔法陣があった

「なるほどね・・・お前がこれを守っていたのか・・・」

そう言いながら黒い狼を撫でると嬉しそうにしていた

「さて!それじゃあ起動させますか!!」

俺は魔法陣に手を当てて起動させる

(これは・・・二人の騎士?あの三人の誰かってことなのか?すごい慕われているな・・・)

今回俺の見た記憶は二人の騎士が街を歩く姿だった

その二人は街の人たちからも信頼されているらしく楽しそうに手を振っていた

(全く・・・毎度毎度誰の記憶なんだろうな?・・・これ・・・)

俺はそう思いながらみんなと合流しようと思ったその時だった

「あっ・・・帰り道がわからない・・・」

そうここには黒い狼が連れてきたので俺はここがどこなのかわからなかった

つまりは遭難したのである

「・・・誰かぁぁぁぁぁ助けてくださぁぁぁぁぁい!!」



結局先ほどの狼に送ってもらう形で俺は無事にみんなと合流した

次にアルバたちを向かわせよう?・・・


次回、サバンナ

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