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最強騎士の中身はショタです。  作者: ジュンタイラ
蒼の海帝編
107/200

王家の墓

今回からは新しい敵が出てきます

大会で見事拳闘王を倒した俺はそのままみんなを連れて城に連れて行かれた

「なるほどな・・・伝説である蒼の海帝を食い止めるために王家の墓にある魔方陣を起動させたいというわけか」

拳闘王に全ての事情を説明して俺たちは王家の墓に入れないか説得していた

「無論こちらとしては勝者のお願いを聞く権利がある!

 それにお前はすでに娘の夫として正式に親族になったのだ!王家の墓に入っても何の問題もない!」

そう言って拳闘王は笑っていた

「いや・・・さっきも言ったけど・・・俺別に娘さんと無理やり結婚する気なんてないって

 てかお前もそうやって娘のことに関して勝手に何でもかんでも決めてやるなよ・・・」

俺はそう呆れながら拳闘王に言うと

「ああ・・・お前が言っているのは無理やり格闘技ばかりをやらせて娘に

 女の子らしい事を何一つさせなかった事を言っているのだろう?それにはちゃんと理由があるのだ・・・」

今まで明るい顔を保ってきた拳闘王の顔が急に暗くなった

「・・・一体何があったんだ?」

俺は拳闘王にその理由を聞いた

「実はな・・・ティタンはいじめられていたのだ・・・ティタンは俺たちから生まれたとは思えないぐらい

 心の優しい子でな・・・だからいつも誰かを庇っていじめられてきたのだ・・・もちろん私が倍返しにしたがな」

拳闘王は昔のティタンについて話し始めた

(てか・・・子供の喧嘩に拳闘王が出てくるなよ・・・)

俺はその内容の中に含まれていた一部分に対してツッコんだ

「だから私たちはティタンに格闘技を教えたのだ!自分を守る為に!

 これも愛しい我が子が傷づかないようにと思ってやったことなのだよ・・・」

どうやら拳闘王は娘をイジメから守る為に格闘技を教えたようだ

(ただの親バカかよ・・・てかなんでそこまで酷いイジメに遭っていたのか?)

俺は疑問に思い拳闘王にどんな感じだったのか聞いてみた

「ティタンはよく男に絡まれてナンパされたりよく告白されていたりしていたんだ!!」



(・・・それ・・・イジメじゃなくてモテてるだけじゃね?・・・)



とりあえず俺は拳闘王に結婚しないと伝えるとならば案内役にとティタンを俺に押し付けた

(まぁ案内はしてほしいしここはしょうがないか・・・)

そう思って俺はティタンを連れて王家の墓へと向かった

「ここが先代の拳闘王たちが眠る墓です・・・」

ティタンに案内されて俺たちは王家の墓に着いた

「・・・デカくね?・・・」

そこはまるで城と同じくらいかそれ以上の巨大さを誇っていた

「これは・・・探すのに苦労しそうね・・・」

みんなもここまでの大きさは予定してなかったらしく驚愕していた

「確かにここまで大きいと魔方陣を探すのに時間が掛かってしまうな」

ウインレチアは何かいい手はないかと考え込む

「すいません・・・私もここの事を全部知っているわけではないのでその魔方陣がどこにあるかもわからず・・・

 本当に申し訳ありません・・・」

それを見たティタンがすごい頭を下げて謝ってくる

「何言ってるんですか!むしろここまで案内してもらっているんですよ!むしろ我々がお礼を言わなくては!」

と何やらプレシカがティタンに熱弁していた

俺はその光景を見て何があったのかわからずに首を傾げていると

「どうやら同じお姫様同士息が合っちゃったらしいわよ・・・」

アウレアがこっそりと耳打ちでそう教えてくれた

俺が拳闘王と話をしている間にどうやらみんなしてティタンと仲良くなったようだ

(・・・何か・・・結婚の道に近づいていってない?)

俺はみんなと仲良くなっているティタンを見て結婚の話が本当になるのではと思っていた

「まぁ入ってから考えることにするか・・・さっさと中に入るぞ」

するとウインレチアが何事もなかったように王家の墓に入っていった

(それはどっちに対しての言葉ですかね?・・・)



とりあえず中に入った俺たちは改めて墓の大きさを実感していた

(これだけ大きいと一日掛けても見つからない気がするな)

そう思いながら俺たちは歩みを進めていくと

「・・・ん?」

何やら大きな影が動いているのが見えた

「なぁ・・・ここってモンスターとかいたりするのか?」

モンスターかもしれないと思った俺はティタンに確認を取る

「いえ・・・ここにはモンスターはいなかったはずですが・・・」

ビクビクしながらティタンはここにモンスターはいないと言っていた

(だったらさっきの影は一体なんだ?もしかして俺たち以外にも誰かいるのか?)

そう思った俺は警戒しながら先に進むことにした

ある程度先まで進んでいくとやはりと言うべきかモンスターがいた

「嘘・・・なんでここにモンスターが・・・」

ここの厳重性を知っているティタンはモンスターたちを見て驚愕していた

「とにかくここは一気に片付けて先に行くぞ!」

俺はみんなに合図してモンスターを一気に倒していく

「?!」

するとモンスターの前に人影が立ち塞がった

しかも俺はその人物を知っていた

「ベイジー・・・!」

俺たちの前に立ち塞がったのは決勝戦で戦ったベイジーだった

しかし何やら様子がおかしかった

「みんな気をつけろ・・・あいつからは何か人以外の力を感じる・・・」

ウインレチアがベイジーを見て何かを感じたらしくみんなに注意していた

「ヌガァァァァァ!!」

するとベイジーは雄叫びをあげだしそれと同時くらいにベイジーの体が豹変していく



「おいおい・・・どうなってるんだよ・・・」



何とベイジーは人の姿から禍々しいモンスターへと姿を変えたのだ

「もしかして黒の騎士団と同じ?!」

アウレアがその様子を見て黒の騎士団を思い出していたが

「いや・・・どうやらそれとは別のものらしいな・・・しかも本人の意思はないと見える」

ウインレチアがそれを否定して静かに杖を構える

「・・・何かすごく嫌な予感がするんだけど・・・それ・・・」

それを聞いて俺は嫌な予感がしていた

「悪いがその予感は当たりだぞ・・・おそらく蒼の海帝の手先が何かしたのだろう・・・」

するとウインレチアが俺の予感は正しいと言って静かに分析していた

「仕方ない・・・アルバ!お前はティタンを連れて先に行け!

 もしかしたら他にもいて魔方陣が狙われている可能性もある!」

それを聞いて俺はみんなにここを任せてティタンの手を引っ張り奥へと向かう

「ウガァァァァァ!!」

途中でモンスターとなったベイジーに襲われそうになったが

「・・・バインド・・・シャドウ・・・」

ヴィリディが影で動きを止めてくれて俺たちはそのまま走って行った

「いいのですか?!皆さんを置いていってしまって?!!」

走っている途中でティタンがみんなを心配している発言をする

「あれくらいなら大丈夫だ!むしろ今は魔方陣の方を心配するべきだ!」

しかし俺はみんなを信頼していたので迷わず魔方陣の方へと向かって行った

「ここが一番奥か・・・」

墓の最奥まで来たのだがそれらしいものは見当たらなかった

その代わりというべきなのかそこには俺とティタン以外の奴がいた



「やれやれ・・・せっかく来たのに何もないじゃ合わせる顔がないな」



そこにいたのは一見すると人間のようにも見えるが何か違和感のようなものが漂っていた

「あの!・・・ここは王族以外立ち入り禁止なんですけど・・・」

すると違和感に気がつかなかったのかティタンがそいつに対して注意した

「そうなの?ごめんね〜!それじゃあ・・・」



「死んでちょうだい」



「チィ?!」

俺はなんとかティタンの前に出て奴の攻撃を防ぐことができた

攻撃を防がれたやつはすぐさま引き下がった

「ごめんなさい・・・私のせいで・・・」

ティタンは自分のせいだと落ち込んでいた

「気にするな・・・鎧のおかげで傷はない」

俺はティタンを慰めながら相手の方へと視線を向けていた

「へぇ〜・・・まさか君のような子供が白銀の騎士だとは思ってなかったな〜・・・」

やつは獰猛なまでの笑みを浮かべて喜んでいた

「気になっていたんだよね・・・紅の魔王を倒したって奴の実力がどんなものなのか・・・」

そう言いながら奴はどこからか出した剣を構える

「それじゃあ・・・いくよ!!」

そう言って奴は俺の懐まで突っ込んできた

俺はそれを剣で受ける

「お前・・・やっぱり海帝の手先か・・・」

俺が招待について尋ねると

「そうだね・・・僕は十頭将の一人タークって言うん・・・だ!」

タークと名乗ったそいつは俺から一旦離れて距離をとる

「さすがに強いね・・・だけどこれならどうだい!!」

するとタークの剣に水が纏わりつき始めた

「ハァ!」

そしてそのまま俺に切りかかってきたので俺はその剣を受け止める

「いいのかな?そんな簡単に受けちゃって?」

俺はそれを聞いて不思議に思っていたが次の瞬間にその理由がわかった



「「?!」」



なんと俺の後ろにあった岩などが切り崩されたのだ

「僕の剣は元々水の剣なんだ・・・その水が圧縮された状態に加えて金属を混ぜて放出されることによって

 いろんなものを切ることのできる剣へと早変わりする」

タークは親切に先ほどの原理を説明してくれた

「なるほどね・・・そういうことか・・・だったらこうしよう」

俺は無防備な状態でタークに近づいていった

「おやおや?そんな無防備に近づいてきていいのかい?僕は遠慮しないで切っちゃうよ!!」

そう言ってタークは再び剣を振るうが

「なっ?!」

俺はその一撃を剣で払いのけた

「なんで?!」

タークはなぜだが理解していなかったので

「理由は簡単だ・・・さっき言ったお前の原理には鉄が必要になってくる

 だがその鉄も真っ二つに切れてしまったら意味をなさない・・・

 つまりお前の使っている鉄より強い剣で切ってしまえば問題はない」

俺は先ほどのお返しとばかりに説明して

「終わりだ!!」

剣閃を放った

「なるほどね・・・これは勝てないわ・・・」

そう言ってタークは剣閃の中に消えていった



「フゥ・・・なんとかなったか・・・」

そう思って安心していると

「あの〜・・・あれはいいのですか?」

ティタンが何かを指しているのでそっちを見てみると

「・・・またやっちまった・・・」

そこには先ほどの攻撃で崩れてしまった壁があった

「いや・・・これは隠し通路か!」

しかしよく見るとこの穴は人工的に作られた穴だったようだ

俺とティタンはそのまま奥に進んで行くと探していた魔方陣があった

俺はそれを起動させるといつものように記憶が見えた

(これは・・・言い争っていた二人が一緒に戦っている?・・・ってことはこの後で何かがあったってことか?)

そう思っているとそこで記憶は終わってしまった

(まぁ俺だけで考えてもわかんないしみんなのところに戻るか・・・)

そう思って俺はティタンの方へ行くと

「アルバ様・・・どうか私と結婚してください!」

なぜかティタンは顔を赤くして俺に求婚してきた



(・・・どうしてこうなった?・・・)

ちょっと出番が少なかったかもしれません・・・ごめんねターク・・・


次回、砂漠を守りし像

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