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砂賀寺

作者: 尚文産商堂

砂賀家、手野家の一部、そして砂賀藩の主だった家臣の菩提寺として、砂賀寺はある。

元々は無関係の寺であったが、砂賀城を建てた際、隣接するようにあった砂賀寺を当主の菩提寺とし、家臣団がそれに倣う形で菩提寺としたのだ。

一応は特定の宗派に属さないとされているが、名義上、砂賀派と称されている。


御本尊として、木造大日如来坐像が御坐す。

地元では如来様と称される寺で、国宝とされる。

また、秘仏とされているのが、天照大神の立像である。

これも木造であり、国宝に指定されている。

これらの他にも、1100年代初頭に鋳造された鐘が国宝に、寺の建物の一部が1180年に建築されており、これらが重要文化財となっている。


寺の境内へは、藩主や家臣団のみが城から直接行き来できるようになっている通用門と、一般の人らが通るために街道沿いに作られた山門、裏側の山へと登るための勝手門の3つがある。

ちなみに、これらのうち山門は重要文化財となっている。

通用門と山門には仁王像がおり、山門にはさらに狛犬が一対いる。

墓の区画はこれらの門のうち勝手門から出たところにある。

そこも寺の境内ということになっているため、周囲は壁で囲まれて、勝手門以外から墓へとは入れないようになっている。

ちなみに、秘仏は99年ごとの通常開扉となっている。

元号が改まった場合には臨時開扉とされ、特別ご開帳が行われている。

臨時開扉は通常開扉とは別に行われることとなっているため、実際に99年間ごとではなく、その間に十数回はご開帳が行われることになる。

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