イケメン大物ミュージシャンが男子ファン獲得のためにラジオで下ネタを言ったら・・・
俺は超大物ミュージシャンだ。
高身長・高学歴・顔はイケメン、曲も女の子に絶大な人気。
非の打ち所がない大物だ。
だが、
そんな俺にも悩みがある。
男からウケが悪いのだ。
俺はエゴサをしてしまうタイプだ。
震える手でエゴサをしては男からの嫉妬で人知れずダメージを受けている。
だから男から支持を得なければならない。
事務所に掛け合った。
マネージャーと策を練った。
「下ネタ喋ればいいんじゃね?」
そうか。
イケメンなのに下ネタも言えちゃう俺!君達と同じなんだぜ!みたいな感じ!?
素晴らしい!
きっと男たちは「あのイケメンが僕たちと同じ下ネタを!なんか親近感!好感!」
ってなるだろう。
作戦が固まり、俺はラジオで下ネタを言うことにした。
マネージャーはすぐにホットな下ネタを検索をして、絶対にウケるであろう三つの下ネタワードを教えてくれた。
だが困った。
選べないのだ。
俺は優柔不断なのだ。可愛いだろ?
「三つミックスしちゃえばいいんじゃね?」
そうか。
頼りになるマネだ。
奴はこんな口調だが実は女だ。
しかも人妻。
もちろん俺は手を出している。
だって俺はイケメン大物ミュージシャンだぜ?
さてラジオの生放送の時間だ。
俺は熟女MC相手に、mixした三つの下ネタワードを披露した。
「俺ね〜最近ハマってるものがあるんだよ〜」
「え?なんですか?なんですか?時計とかですか?」
「なんだと思う?」
「うーん、だから時計!(知らねーよめんどくせーなバカ)」
「幼女におちんちんがついててね、そこをギュ〜と絞るとミルクが出てくるんだぜ!」
「は?」
放送室が静まり返った。
「だから幼女に生えたおちんちんから出る母乳をごくごく〜!これが最近の趣味なんだ!」
「・・・」
トップニュース、まとめサイト、音声拡散。
唯一、地上波のテレビだけは取り上げることはなかったが(事務所の力)、大した抑止力になるはずもない。
女の子のファンを失った。
男のファンも別に増えなかった。
死のうと思った。
マネージャーが駆け寄ってきた。
「大量のくそリプの中からすげーいいリプみつけたんだけど」
あ...
この子、この女の子の名前に見覚えがあった。
デビュー間もない頃、観客が3人しかいなかったときから応援してくれている子だ。
その子はこうリプしてくれた。
「私も理解する!幼女におちんちん生やして母乳をごくごく〜!すごーい!理解した!なんか世界が広がった!」
俺は下を向いて体を震わした。
マネージャーが涙声で声をかけた。
「よかったな...やっぱ残るのは本物のファンだな。大切にしな」
俺は顔を上げてこう言った。
「は?やだよこんな奴!やだろこんな奴!幼女におちんちんが生えて母乳をごっくごく〜なんか理解できるわけねーだろ!理解しちゃったんだぜこいつ!ぜってー嫌だよ!理解できねえー!!!」
俺はマネージャーにその場で射殺された。
完