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孤低

作者: 歌川 詩季

「孤高」の対義語、思いついたので、実際にある言葉かと調べてみたら。太宰治先生が「徒党について」で使ってらっしゃるのですね。

 ひとりっきりぢゃなにもできないくせに

 ひとりぼっちもわりと好きで

 困ったときには助けてくれるみなみなさまには

 すなおに感謝のきもちはたえないものの

 平時はほっといてちょおだいって

 いくらかわずらわしく思ってたりする


 群れないことで高みをめざすんでもなくて

 群れにまぎれてなかごろに

 連れてってもらうのも億劫(おっくう)にしつつ

 マイナスの海抜高度ではいつくばるあたしを

 的確に表す二字熟語は「孤低」


 なかごろから降らせてくれる助けを

 ありがたくちょうだいしながらも

 なかごろへとひきあげようとする手は拒んぢゃう

 さがせばきっと

 同じ穴のムジナはみつかるだろうけど

 共存も同居も選ばずにまたべつの穴をさがそう


 あたしはそんなやっかいないきもの

 あたしはそんなどうしようもないいきもの

「群高」も使えるかも(笑)

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― 新着の感想 ―
 狼だ。(笑)
こらこらw
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