とうじょうじんぶつ!むらのひと!
【大空 大和】
主人公。〝おおぞらやまと〟と読む。虎猫の猫耳少年。服装も、虎猫の猫耳少年に合わせた色合いの、短パン、半袖姿。なお、少年ではあるが、元々は成人した作業員であったため、見た目以上に精神年齢がある。妙な研究室で目を覚まして、魂がこの肉体に入って、以来、異世界で生活することになった。
持ち物として、質のいいバックパックと、色々な物が合わさって形作られた、不思議な盾を持つ。スフィアをマフィンから教わって、使ってはいるが、才能があるからか、速い速度で上達して、色々と応用をするようになる。また、人の能力を見て、適宜指示を出したり、アイデアを出したりする。
自信家ではないため、やや引っ込み思案だが、やる時はやる。勇気を時には見せ、不思議な盾の力も相まって、ウィザードと言わしめるほどのことをやってのける。
また、リオンキングダム解放作戦の時、スフィアの力を応用して、エネルギーを肉体に直接注入して、回復力を増強しようとした副作用により、本当にウィザードと呼ばれるほどの力を手にしてしまった。
【アビー】
アビシニアンを思わせる、赤茶色の毛の色に、合わせた風合いのシャツとスカートの服装の、猫耳少女。能天気でポジティブシンカー。
何事にも興味を持つものの、マイペースでもあって、人の話を聞かず、寝ていることもある。
時にそのポジティブさが、道を切り開くことがある。また、身体能力も高く、主人公と合わさって、状況を覆すことができる。
いつも主人公と共にいて、また、村では一緒に暮らしている。そのために、主人公のことを姉弟みたいな感じで接している。そのために、一緒にお風呂に入っても平気な顔をしている。
欠点として、不器用な点。スフィアの扱いは苦手で、レーセの扱いもいまいち。
スフィアですることは、身体強化のみ。レーセは主人公にあげた。
【マフィン】
主人公が暮らす村の、村長の孫娘。ラガマフィンを思わせる、ゆったりとした服装の少女で、髪は、光の加減で多彩に変わる。
冷静沈着。博識で、様々なことを知っていて、時に主人公にアドバイスをするなど、手助けする。アビーとは幼馴染のよう。
素の戦闘能力では、アビーや主人公に劣るものの、スフィアを扱わせたら、引けを取らない戦闘力を示す。コンピューターでコントロールされるマキナでさえ、自らの手中に収めて扱うなど、かなりの使い手。また、そのために、スフィアにおいては、主人公の師匠でもある。ただし、ウィザードではない。
総合すれば、非常に器用な人。だが、突拍子もないことには、慌てる。
【レオ】
主人公が暮らす村の、一番の男を自称する。ライオンの獣人。ライオンの雄々しき様子を現わすような髪型をしていて、また、肩を広げたシャツを着用し、太くたくましい腕を露にしている服装を好んでいる。強くはあるが、性格は優しく、また、奥さんであるエルザの尻に敷かれがち。さらに、エルザだけなく、他にも奥さんがいて、子どもたちまでいることから、大家族の長。
戦闘能力は、パワーだけなら他の追従を許さない。ただし、スフィアの扱いは雑であり、幼い頃は紛失することもあった。それがきっかけで、エルザと出会うことになる。
【エルザ】
レオの第一の奥さん。もちろん、ライオンの獣人。主に、ライオンの風合いをしたエプロン姿でいることが多いが、いざ戦闘になると、ビキニ姿に近い服装で、戦いに参加する。レオと肩を並べるほど力強いが、普段からの姿からは想像できない。
いつもは、沢山の子どもたちを相手している、肝っ玉母ちゃん。スフィアの使い方はそこそこ。なお、下手であったレオのスフィアが頭に直撃したことが、馴れ初め。
【ヤグ】
主人公が暮らす村の、銭湯で働くジャガーの獣人の女性。いつもは銭湯の奥にいてなかなか姿を見ることはないが、スフィア狩りに際しては、力強さを見せてくれる。
姉御肌な雰囲気の人。
【番台さん】
主人公が暮らす村の、銭湯で働く虎の獣人の女性。番台をやっている。ヤグと共に行動することがあり、アマゾネス姉妹で通っている。能力も高く、敵を一撃で吹っ飛ばすこともできる。また、薬湯を作ることもでき、村では重宝されている。
【クサバ】
主人公が暮らす村の、馬の獣人の男性。器用で、色々な物を作っている。優しいお父さんのような雰囲気を出している。また、村では車を持っていることから、運転手として車を出すこともある。
【クーン】
主人公が暮らす村の、クリーニング屋のお姉さん。長い髪の猫耳少女。
メインクーンを思わせる風貌。能力は今のところ見せてはいない。なお、惚れやすい性格か、主人公をいたく気に入っている。
男を虜にする、〝魅惑〟を使うことができるらしい。