あの人を認められない、そんな人へ
あぁ…朝だ。寝起きがすごく悪い。眠くて目を開けることもできずに、布団の中に潜って丸まる。ザーーッ…外から聞こえるのは雨の音。太陽が出てないから起きにくいのかな。一瞬気合を入れて座り込む。視界を塞ぐ布団を頭から跳ね除け、下の階に下がる。まだ誰も起きていない…。サンダルだけ履いて外に出る。雨がポツポツと、パジャマを濡らしていく。
家では父がとても強く、子供の頃は歯が立たないからか、外に出ることが多かった。喧嘩の後も、打ち砕かれた心を抱えて持つように、外に出た。住んでいるところは、よく雨が降る方で、天気の悪いタイミングに出くわすことも多かった。でも、雨はいつも心地よかった。熱くなった自分を少し冷ましてくれるように、水滴は優しく自分のことを叩き、涙を隠してくれる。
なので雨が好きだ。嫌いな人が多いみたいで、逆に何で好きなの?と聞かれても、長い説明をするような話題でもない。
今でもたまに、雨が降るときに外に出ることがある。音も匂いも、落ち着くから。
そんな事を考えていたら、パジャマが濡れてきてた。このままじゃあ服が透けてただの変態になってしまう!!!危ないっ!!ベランダのドアを開けて中に入る。シャワー入って着替えるかな。今日もわたあめとうーちゃんに会えるね…!
毎朝恒例のスーパーミッションを一通り終わらせると、わたあめ達が来るまで何しようか考える。あっ、スーパーミッションの内容気になる??歯磨きとか着替えだよ☆
というか、空間に持っていく物を考えようか…ほぼボッチの可能性ありだし((
そういえば…同性愛、例えばホモをネタに使う人が割と多くて、悲しく思える。もちろん、それを言うことによってウケる環境があるかもしれない。ただ、何でもかんでも混ぜ入れる人がいる。バカっていう言葉も、環境によっては適切だったり、場を和ませられる事だってある。でも、日常からバカを使っていたら…不快になるよね?と、少しそれたけど
同性愛を否定する、あるいはバカにする人がいる。なんでだろう…?と考えてみると、少し面白いことに繋がると思っている。違和感を持つ人はきっと、それが普通じゃないと感じるからじゃないかな。じゃあ普通なものは……?おれは普通をある種の理想だと考える。大きく自分の中の普通からズレていると、受け入れられなかったり、接しにくくなったり、思考が止まったり。同性愛ではなくても、他人の恋愛を認められない人には、ある程度何かの理想があるんじゃないか。それは、娘の結婚を認められない父親だったり、好きだった男子が他の女性と付き合うのを否定したい人だったり、あるいは自分の息子が男性好きだった時の母親だったり。理想を持つと、それとは違う物は、一気に避けたいものになってくる。
「おれの、付き合いたい人の条件は〜」
「私、あの〜〜みたいになりたい…!」
「こら。真面目に勉強しているのか。この点数に先生はがっかりだぞ」
「〜〜は最近〜〜じゃないし、〜〜じゃないから離婚しようかな…」
面白くない?理想を持つことは時には人を成長させるかもしれないけど、持つ事で確実に何かを除外していく。人や、気持ちや、物を。
皆、ある程度何かには理想を持っているよね。注意してみては?何で今自分は腹が立つんだろう…とか、例えばね。失敗を叩く人には何か理想があるように見える。ただ、気が付いていたとしても直すことは簡単じゃないかもしれない。大人になるほど、難しくなる気がする。理想を抱くことがなければ絶望を抱くこともないのかな…後で考えてみよう…
弟を誘ってバスケへ出掛けるかな……!!
こんばんは!今回は少し早めに投稿!真面目な話をする機会もそんなに無いから、考える機会をくれる短編はありがたく感じる…
すべて筆者の意見であって、正解であるわけではないです。むしろ正解は人の数ほどありますw数学のテストより、現実の方が難しいですねー…笑
エッセーの提出が迫っているのに短編なんか勧めているバカな自分…
じゃんけん!!!ぽいぽい!!
アルティメットお婆ちゃんの金歯!!!よっしゃ!!筆者の勝ち!また次回!