ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタは、日本に生息する一般的なクワガタだ。地域によってはノコギリクワガタよりミヤマクワガタの方が生息数が多いらしいが、俺が住んでいる地域ではミヤマクワガタは全然見かけない。
ノコギリクワガタの特徴といえば、やはりキバの変異だろう。小型の個体は鋏の先程度のキバしかない。中型の個体は曲がったノコギリのようだ。大型の個体は鹿の角のようにグニョっと曲がっている。ノコギリクワガタは、たいがい喧嘩っ早い性格のようだ。また、ひと夏しか生きないと思われがちだが、実は前の年の夏~秋に羽化し、冬を越して活動を開始するのだ。
さて、俺がノコギリクワガタに関わるくだらん考察を語るとしようか。
俺が住んでいる地域では、ノコギリクワガタが面白いくらい捕まえられる。といっても、小型の個体が多い印象だが。正直、俺はノコギリクワガタを舐めていた。だっていっぱいいるんだもん。
最近、環境破壊の話を聞く。俺の地元でも少し昆虫が減ったな~。でもノコギリクワガタはあいかわらず多い。つまり、ノコギリクワガタは環境の変化に強い!喧嘩が強いとかいう生き物より環境に適応できる生き物の方が今も昔も本当の意味で強いんだろうな。俺はノコギリクワガタを見直したよ。すごいぞー、かっこいいぞー。
もう少ししたらクワガタの時期だから、この際あなたも虫取りに行ってみては?