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高校生のパパ  作者: 凰火
8/17

WOK支部

朝……今日は朝からあの場所まで行かないといけないんだっけ…


拓真

「…う〜ん?何処だ?ここ…」


起き上がって周りを見ると明らかに自分の部屋ではなかった


拓真

「え〜と、昨日は…」


昨日の放課後から記憶を辿る

まず光希と一緒に由美と由奈に学園を案内した

さらに藍那も加わり、学園長室に無理矢理連れていかれて

藍那の家、つまり笹神邸まで強制的に来たんだった

そして、脱走不可能と言われて、渋々ここに泊まった


拓真

「あぁそうか、ここは藍那の家だった」


ベットから降りて、いつの間に洗ったのかシワ一つ無い自分の制服を着て、荷物(鞄)を持って部屋を出た

部屋を出ると、待っていたかのようにメイドがそこにいた


メイド

「朝食の準備が出来ています、付いて来てください」


そしてメイドが両手を何か受け取るような形にした


拓真

「……?」


メイド

「荷物をお預かりいたします」


拓真

「いやいいよ、自分で運ぶから」


メイド

「私の仕事を取らないでください、貴方はさっさと荷物を私に渡せばいいんです」


このメイド、今素が出たよな…

俺は仕方なしに鞄を預けた


メイド

「さて、では行きましょう」


俺はメイドに案内され、食堂まで行き、朝食を食べた


拓真

「由美、由奈、準備は出来たか?」


由美

「はい、出来てます」


由奈

「出来てるよ〜」


藍那

「なら行きましょう、こっちよ」


藍那に案内され、駐車場まで来た


拓真

「意外と普通の車が多いな」


藍那

「外見はね、ここにある車は全部防弾仕様よ」


拓真

「マジかよ…」


防弾って結構値が張る物だよな、防弾チョキも万札が飛ぶくらいだし


藍那

「これに乗って」


藍那が指定した車は映画でもよく見る黒いフォルムの車だった

それに乗り込み自宅まで送ってもらった


藍那

「また家に遊びに来なさい」


拓真

「自分の意思で行った覚えがないが…機会があったらな」


小声で言ったら車を運転していた、サングラスを掛けた人に睨まれたので言い直した


藍那

「また招待するわ、じゃあね」


車が走り出し、藍那は帰って行った


拓真

「さて、家に入ろうか」


由美

「はい」


由奈

「うん」


家に入り、俺を待っていたのは母親からの鉄拳制裁だった

理不尽すぎる…

何とか母親を説得して、自室に行き武器とか取り出した


拓真

「昨日は整備してないけど大丈夫だよな」


俺が持っている銃器はハンドガンが二丁とサブマシンガンが一丁だ

俺は両脇にホルスターを付けて、その中にハンドガンを入れて、サブマシンガンはバッグに入れた

身分証のカードをポケットに入れてから、バッグを持ち家を出た

俺が行く場所はこの町にあるWOKの支部だ

家から歩いておよそ25分の場所にある


拓真

「いつ見てもデカイな〜」


WOK支部、町の中の建物では一番大きい

けど、一般人はホールまでしか入れない

何故なら…


拓真

「うを!危な!」


ホールより先は普通じゃない人間がわんさか居るからだ

ちなみにさっきは椅子が飛んで来て、当たりそうになった


拓真

「何事ですか?」


近くにいた人に聞いてみた


近くにいた人

「怪力幼女に喧嘩を売ったバカなヤツがいて、今終わっ…」


???

「怪力幼女言うなー!」


近くにいた人が飛んできた椅子×2に当たり、気絶した

俺は恐る恐る椅子が飛んできた方向を見た

そこには小学生くらいの女の子がいて、近くに男性(大人)が倒れていた


???

「私は17歳だー」


俺より歳上かよ!?

取り合えずここから離れよう、そして要事をとっとと終わらせよう


???

「あ、そこの君、待って〜♪」


目の前に椅子が飛んできたってここに何個あるんだよ椅子


拓真

「何ですか?」


???

「あのさ君、一匹狼の佐伯拓真君だよね〜」


俺って、ここでは一匹狼って呼ばれてるんかい…

まぁいつも一人でやってるけど


拓真

「そうですけど、何か?」


???

「私と組まない?」


拓真

「何で?」


???

「さっき組んでたヤツと別れたから…」


向こうで倒れている男性のことだろうか…


拓真

「俺は誰かと……是非組ませてください、だから手を離して〜」


断ろうとしたら、背中に飛び乗られて、両腕で首を締めらるた


???

「よろしい、私は花沢彩夏(はなざわ さやか)、彩夏って呼んで」


拓真

「花沢?光希の親戚ですか?」


彩夏

「光希は私の妹よ、って何で知ってるの?」


拓真

「光希の友達だからです」


彩夏

「なるほど〜、君が光希が言っていた子ね〜、確かにいい男」


小声で何か言って、一人で納得されていた


拓真

「じゃあ俺はこれで」


その場を急いで離れようとした


彩夏

「待って、目的地はこっち」


手を掴まれて、強引に引っ張られた

誰かと組んだり、パーティで組むときはカウンターで登録しないといけない

組むときは全員、破棄するときは個別で済む

彩夏はさっき組んでた人との登録を破棄して、俺とのペアで登録した


受付

「登録完了しました、拓真君が誰かと組むのは久々ね」


拓真

「そうですね…」


彩夏

「へぇ〜誰かと組んだ事あるんだ〜」


拓真

「半年だけだよ」


俺はその場から離れた

後ろから彩夏が付いて来ていた


彩夏

「私、さっき悪いこと聞いた?」


俺は首を横に降って


拓真

「実戦に慣れるまである人と組ませてもらってただけで、別に何ともないよ」


彩夏

「そう、ある人って?」


拓真

「この扉の奥にいる人」


彩夏

「え!?ここって…」


拓真

「支部長室、…失礼します」


ノックしてから中に入った


支部長

「拓真か、よく来たの〜」


拓真

「仕事中にすいません」


支部長

「そんなの気にするな、でそこの嬢ちゃんは確か…花沢彩夏だよな」


彩夏

「はい、そうです」


さすがに硬くなってるな


拓真

「今日は顔を見せに来ただけだから」


支部長

「そうかい、あぁそうだった、拓真、これを持って行け」


支部長が机の中から何かを取りだし、俺に渡した


支部長

「お前のインカム壊れてただろう、その修理が終わったから渡しとく」


拓真

「ありがとございます、やっと使い捨てのインカムじゃなくなる」


支部長

「また壊れたら言えよ、あと定期的に顔を見せろよ」


拓真

「わかりました、それでは失礼しました」


彩夏

「失礼しました」


俺と彩夏は部屋を出た


彩夏

「…拓真が組んでた人って支部長だったんだ」


拓真

「あの人は俺の父親の親友だった人、家にも何度か来たことがあるよ」


彩夏

「だった?」


拓真

「俺の父親は死んだ」


彩夏

「ごめん、悪いこと聞いた」


拓真

「二年前のことだからいいよ、さて彩夏のインカムと連絡できるようにしないとな」


俺は歩きながら言った


彩夏

「あ、待って、携番も教えてよ〜」


久々に他の人と組んで、しかも組んだ相手が光希の姉だった

今思えば光希の怪力も頷ける


拓真

「何で携番も教えないといけないだよ」


彩夏

「いいじゃん、減る物じゃないし〜」


この後、携帯の番号とアドレスを交換した(強制)のは言うまでもない






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