3話 1日目、終了!
「それではハルキ様、今日のところはお休みになられていただいて…、明日からは特訓を行っていただきます。」
「………特訓ん〜?」
「はい。正直に申しまして、今の状態のハルキ様を戦いに向かわせたところでおそらく犬死にでしょう。ですので、まずは問題ないレベルまで鍛えていただきます。」
「ほぁ〜…」
部屋に着いたら、こんな事を言われた。特訓かぁ〜、ダルいけど、死にたかねぇもんなぁ…。いやでも特訓か〜、部活みたいなもんなのかな…嫌なんだけど…。まぁ、考えてもしょうがねぇか。
「では、私はこれで。」
「あぁルシア、ちょい待ち。」
「はい?」
「ルシアってさ、今いくつ?」
「えっと、14ですが…。」
「………マジか。オッケー、分かった。明日もよろしく!」
「???はい……。」
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ルシアの年齢が明かされたわけだが…、決してセクハラではないからね?勘違いしないように。単に気になっただけなので。
にしても、14…14かぁ…。元の世界だと中学2年生とかか?まだ全然子供じゃん。まぁ俺も人のこと言えないんだけど。
でも何にせよ、俺より2つも年下の子供なんだよな、ルシアは。そんな子が魔法覚えて魔物とかと…戦うわけだろ?う〜ん…。
「年下の女の子なのに、頑張ってんだなぁ〜、偉いなぁ〜。」
とりあえず、今日のところはそれだけを考えて眠りについたのだった。
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「それでは、特訓のために中庭に行きます。ご案内しますので、ついてきてください。」
朝食を食べてすぐなのだが、どうやら特訓がもう始まるらしい。吐かねぇかな大丈夫かな。
「お〜?そいつが英雄様かぁ〜?ルシア嬢よぉ〜。」
「……そうです。それと、英雄様相手にはちゃんと敬意を払ってください。そいつ呼びなんてもってのほかですよ、ザング様。」
「い〜〜ぃじゃねぇか、堅苦しい!というわけだ英雄様、よろしく頼むぜぇ〜?」
ザングと呼ばれた老剣士。どうやら彼が俺の師匠になるらしい。
ちゃらんぽらんの雰囲気出してるけど…、大丈夫なの…?
ハルキ:特訓開始。がんば。
ルシア:特訓パートに入りますが出番はちゃんとあります。
ザング:師匠です。御年82歳。




