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5/8

剣は透明で透き通っているとこにミカン丸ごと

「よし、とにかくやってみるか!」


 俺はハンバーガー爆弾目掛けてみかんゼリー剣を振った。

 ぷるぷる。


「何これ。そういえばこの剣ミカンゼリーの剣じゃん、ぷるぷるで切っても意味ないじゃん」


「そうですよ、でもそれで意味があるんです。ハンバーガー爆弾をみてみてください」


 俺が切ったハンバーガー爆弾は、みかん汁によってフヤケていた。


「あ、ハンバーガーがフニャけている」


「それでその爆弾は爆発しなくなりました。あなたの命は救われましたね」


「なるほど、こうやって機転を利かせて戦っていくのか」


「そういうことですね。でもそれを投げてきた者は向こうにいます、それを断たなければいけませんよね」


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