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剣は透明で透き通っているとこにミカン丸ごと
「よし、とにかくやってみるか!」
俺はハンバーガー爆弾目掛けてみかんゼリー剣を振った。
ぷるぷる。
「何これ。そういえばこの剣ミカンゼリーの剣じゃん、ぷるぷるで切っても意味ないじゃん」
「そうですよ、でもそれで意味があるんです。ハンバーガー爆弾をみてみてください」
俺が切ったハンバーガー爆弾は、みかん汁によってフヤケていた。
「あ、ハンバーガーがフニャけている」
「それでその爆弾は爆発しなくなりました。あなたの命は救われましたね」
「なるほど、こうやって機転を利かせて戦っていくのか」
「そういうことですね。でもそれを投げてきた者は向こうにいます、それを断たなければいけませんよね」