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異世界に飛ばされた俺
「これは一体どういうことだ」
俺は毎朝の日課の犬の散歩をしている途中で突然辺りが眩しく光り、別の世界に飛ばされたらしい。
ここが異世界か。俺の何となくの感覚でわかる。
でもなにもない所だな、ここはゲーム世界のフィールドのようだ。
「食の世界へようこそおいでくださいました!」
「え?何か聞こえたぞ?誰かそこにいるのか?」
俺は辺りを見回したが、周りには誰もいなかった。
「私の声が聞こえますか?」
「お前誰だよ」
「私はいざないの女神です」
「どこだ?」
「今は私の力であなたに直接話しかけています」
「姿を見せろよ」
「わかりました。今、私の力であなたの目を見えるようにしましたので」