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キサラギが死ねばいい、と思っていた時期もあったけどとりあえずまだ生きてる  作者: 朝霧


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ほんの少しだけ寂しい夢を見て目が覚めた、現在五時二十七分。

 ほんの少しだけ寂しい夢を見て目が覚めた、現在五時二十七分。

 遠くから同居人を見ている夢、同居人は家族やあの人達に囲まれていて、楽しそうに笑っていた。

 その顔を見て、あそこにいる同居人はキサラギのことを一切知らないのだろうと、なんとなくではあったけど確信していた。

 ある意味で、これが正しい未来だったのだろうとも思った。

 キサラギという重荷を知らない同居人は、きっとどこまでも自由だっただろうし、こんな場所に縛られるような人間じゃない。

 もっと遠くに行けたはずなんだ、光が溢れる栄光の道に進む事だってできたはずだ。

 だから、これでいいと夢の中で目を閉じると同時に現実で目が覚めた。

 隣で、同居人が普通に熟睡しているのを見て、少しだけ安心したことになんだか罪悪感を感じてしまった。

 もう一度寝ようかどうか迷いどころだ、ゲームでもしてようか。


 同じ数字のパネルを合体させてひたすら大きい数字を作っていくゲームに夢中になっていたら、いつの間にか起きていた同居人に後ろ頭を叩かれた。

 その衝撃のせいで操作ミスって詰んだ、思わず悲鳴を上げていた。

 がくりと項垂れていたら、お前何やってるって聞かれた、中途半端な時間に目が覚めたからゲームやってた、お前のせいでゲームオーバーになったって言ったら溜息をつかれた。

 その後朝支度を済ませて同居人達を見送って、槍を作り始めた。

 九割五分程度まで進んだ、明日には仕上がりそう。

 仕上がったら性能チェックしたいけど、家とか近所の空き地とかでやると大変なことになりそうなので、大家さんに相談してみようと思う。

 あの人の家の庭なら多分大丈夫だろう、豪邸だしあそこ。

 夕方になったので夕ご飯の準備を、今日はシンプルに冷うどんにした。

 具はとろろ昆布と温泉卵にした、美味しかった。

 後片付けをして風呂に入っている間に同居人達が帰ってきた。

 風呂から出た後におかえりを言って、雑用を済ませて今に至る。

 同居人達が風呂に入っている間にこれを書いている、なんか火龍の悲鳴っぽい鳴き声が聞こえてきたような気がするけど多分気のせいだろう。

 もう少しだけ起きていようと思っていたけど、朝早かったから思いの外眠い、もう寝ちゃおうかな。

 というわけでお休みなさい、今日に限らず毎日夢など見ないといいのだけど。

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