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猫又、タマの感想文 『新・特捜司法官S -A』 麻城ゆう著 (さし絵:道原かつみ)

みなさんお久しぶりです。タマだよ(笑)



さあ、ひさびさのあたしの感想文だよ♪


『新・特捜司法官S-A』ジョーカー・シリーズ外伝。書いたのは麻城ゆうさんです。



面白いねぇ、これ。


最近、みなはらが読み始めた本を一緒に眺めていたんだけど、

早く読め!!って、横から催促したくなるんだ(笑)



あたしはやはり、みなはらの影響もあって、SFは好きなんだね(苦笑)

こういう近未来もののお話は大好物?



もともとのお話は『ジョーカー・シリーズ』というコミックから始まったお話なんだよね。

麻城ゆうさんが原作者という形で、

この外伝『新・S-A』の挿し絵をされている道原かつみさんが書かれていたコミックがあったんだ。



余談だけど、

このコミックも、とても面白いよ♪


主人公である日本州の殺人課刑事、六道(りくどう)リインと、

特捜司法局という太陽系連合全体にまたがる捜査司法組織の、事件を闇から闇へと葬るエージェントである、人造人間の特捜司法官、ジョーカーの物語だよ。


人権を持たない人造人間が生まれた近未来世界で、

人造人間でありながら、刑事であり裁判官、死刑執行人である権限を与えられているコードネーム:『ジョーカー』とが織りなす、サスペンスとラブロマンスの物語だったんだ。←若干腐入り(笑)


面白かったけど、コミックはもう完結したみたいだね(微笑)



それでね、

今の『新・S-A』の前のお話は、『ジョーカー・シリーズ』のコミックと同時期に、外伝の『特捜司法官S-A』というタイトルで、コミックのスピンオフ作品小説を原作者本人が書いて、

挿し絵を本編コミックの漫画家が書くという、非常におもしろ楽しいことをしてたんだ♪


『S-A』の主人公は推理サスペンスものの人気テレビ番組【特捜司法官S-A】の主演俳優、出演「?」でテロップされる主人公の秋津秀(あきつしゅう)と、

彼が配役をしている、現実の特捜司法官、コードネーム:『スペード・エース(S-A)』というダブルキャスト(笑)


架空と現実の特捜司法官、

番組の中と実際に起こる事件という形で、

劇中劇といったシーン演出を織り交ぜつつ進む物語は、なかなか面白いものだったんだよ♪



今みなはらが読んでいる『新・特捜司法官S-A』は、その続編というものでね、


ん〜。

ここからは少しだけネタバレが入るから、

ダメな人は見ないでね(笑)




チッ


チッ


チッ


チッ




再開していいかな?



『新・特捜司法官S-A』に、物語の途中から新しく登場してくるキャラクターが、いるんだけれど、

彼、彼らの存在に対する設定、作り込みが、あたしにはかなり魅力的なんだよね(笑)

彼らの考えかた、心の作りが、

知性を持った、特殊な人造人間である特捜司法官、彼ら、人間である主人公という三者の対比、演出が、面白い!!


あたしは以前にああいう対比から来る面白さを味わったことがあるんだ。


それは、『スター・レッド』。


火星人と呼ばれた、人類から生まれた超能力者たち。

彼らと人類と、そして火星人を観察していた異星の人物たち。


人類の超能力者と、火星人と呼ばれた超能力種族の対比は、非常に好く演出されていて、魅力的だったんだ。



あたしは麻城ゆうさんの『新・特捜司法官S-A』を読んでいて、

萩尾望都センセの『スター・レッド』。あのお話を少し思い出したよ。


あの魅力的だったお話の演出をね(微笑)


あたしはあの『新・S-A』の物語が、これからどういう風に転がってゆくのかは知らないけれど、きっと面白いところに連れて行ってくれるって信じている♪


あたしは深く潜行するようにしている作者の想いが、ある時にふと顔を出して、

そしてそのことで、それまでに見えていた世界がガラリと変わる。

そんな風な世界の変容が大好きなんだよ?


うずうずして、そんな世界へ飛び出したくなるんだ♪



彼ら、物語の登場人物たちとの出会いで、

あたしはまた、新たな一歩を踏み出せるんだね(笑)

これはね、そんなお話だと思うよ♪



さあっ、みなはら!!

続き続き!!(笑)




―あとがきのようなもの―

猫又に全部言われてしまったので、書くことが無くなりました(..;)


仕方ないですね。猫又というキャラクターは、自分の好奇心の部分でもある存在ですから(笑)


ちなみにまだ読めてません(苦笑)

10冊を3日で読破は無理でした(^_^;)

これは思ったよりも情報密度があるお話です。


できれば、最初の『ジョーカー・シリーズ』から読むと面白いですよ♪

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは。 ジョーカーです。ジョーカーなのです。 数冊しか読んだことがなくて、すごく好きなんだけど、何かを話せるほどには読んでいない。 なので、先日は感想を書くのをためらってしまいま…
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