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第40話 即席ユニット

「はあ…どうするノ?ライブまで後一週間だヨ?」


「そんなコト言っても困るです…」


「ファーが歌えばいいじゃんYO?」


「無理ですよ!ボクちん音痴なんですよ?それに、ドラムが歌ったって聴こえないです!」


「ヴォーカルがいないバンドなんテ…何処かにメシアいないかナ…?」


「救世主KA…」


「そんなに都合良くいくですか?」


「それに、俺っち達に足りないのはヴォーカルだけじゃないしNA…」


「はあ…です…」


「ン?誰か来たヨ?」


「「?」」










「にゃ〜やっと村に着いたにゃ!!」


「此処に宝玉はあるかしら?」


「それは解んないよエリ姉…」


「まふ〜」


「とりあえず疲れたね」


「そうだね ソラ」


「ちょっと!?何 ソラに巻き付いてるのよ!!?」


「離れるにゃ〜!!イオ〜!!!!」


「はあ?何のコト?ねーソラ?」


「わあ…!蛇だあ…!!」


「ソラ兄…マジで爬虫類好きなんだね…」


「はんっボクの完全勝利だね!」


「「ぶ…ぶっ殺―…」」


「「「ソラ!!!?」」」


「「「「「はい!?」」」」」


いきなり会話に入って来た三人に驚くメンバー。


「メシア!メシアだヨ!!」


「神様は俺っち達を見捨ててなかったNA…!!」


「ボクちん感激です!」


「え?何ですか?!」


「申し遅れたです!ボクちんはファーです!」


黄色い帽子の下から短い黒髪が覗く、背の小さい男の子が言った。


「俺っちはシドDA!」


灰色の髪がくりんくりんに跳ねまくっているイケメン君が言った。


「あちしはレミ!よろしくネ!ソラくン!!」


橙色の髪を高い所でポニーテールにしている可愛らしい女の子が言った。


「「「三人合わせて"レミファシド"!よろしく!!」」」


「は…はあ…」


「で?ソラ兄に何の用?」


「あちし達、一週間後のバンドコンテストに参加するノ!!」


「でもヴォーカルがいないんです!!」


「しかも俺っち達のユニット名で解ると思うけど、ソとラが足りないんDA…」


「「「そこに君が現れたんだ ソラ!!」」」


「…つまり?」


「ソラ兄が…」


「ヴォーカルにゃ?」


「「「YES!!」」」


「ええ!?」


「まふ〜!!?」


「きき〜!!?」


「何?賞品とかあるのソレ?」


イオが聞いた。


「ああ、賞金と…黒い"宝玉"とか言ってたNA!」


「「「「宝玉!?」」」」


「はイ♪」


「…ソラ兄?」


「な…何?」


嫌な予感をひしひし感じるソラ。


「行ってこい!!」


「はあ!?」


予感的中。


「でもソラがヴォーカルなんて…」


「格好良いにゃ〜♪」


「きき〜♪」


「頑張ってソラ!!」


「まふまふ〜♪」


「ありがとうです!やってくれるんですね!?」


「「「「はい☆」」」」


「おい?!」


「きゃハ☆さすガ♪じゃ、早速練習だヨ ソラくン!!」


「ちょっと!?」


「行くZE!!」


「わ!?」


「レッツゴーです〜♪」


「うわあっ!!!?」


そうして誘拐されたソラ。今此処に、めでたく即席バンド"レミファシド"改め"レミファソラシド"が誕生した。






「いや〜こんな簡単に宝玉が手に入るなんて!」


「ラッキーだにゃ〜♪」


「一週間何処か泊まる所を見付けましょ?」


「「「おー!!」」」










「ソラくン!!歌は歌えるほウ?」


「…そこそこ?」


「よかったです〜♪ここで音痴とか言ったら…」


「ぶっ殺すとこだったNA!」


(ええ!?)


「あちしは"キーボード"のレミ!」


「ボクちんは"ドラム"のファーです!」


「俺っちは"ギター"のシドDA!」


「…で?僕が"ヴォーカル"のソラ?」


「「「YES!!!」」」


「ははは…そう」


「それでネ!あちし達がライブで歌うのは―…」









ぴゅ〜〜〜〜〜〜〜…



冷たい風が吹いた。









・・・



・・・・・・




「はあああああああ!?」


「良い選曲だRO?」


「いや、明らかにおかしいよ!!?」


「素敵よネ☆今までのバンドを過去にするワ!!」


「つうかこの歳でこの歌?!!!」


「さあ練習練習です!」


「「おーーーーー!!」」


「ええええええええ!?」




もうどうにも止まらない"レミファソラシド"。


頑張って!ソラ!!








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