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Then's Graffiti  作者: 藍川然
6/8

夏哀歌

夏じゃないですけど今




夏の夜の星の光が

君と僕を照らすんだ

君はそのさやかな光を見つけ

愛でるように手を差し出すけど

僕にはそれは眩しすぎて

哀しがりながら陰に隠れるんだ



夏の日の大雨が

この地球に降り注ぐんだ

君は家の中

雨音を静かに聴くけど

僕は君の家の前

傘もささず君を見てるよ



夏の朝の涼しい風が

僕たちの前を吹きすぎるんだ

君はその風の中に飛び込み

はねまわっているけど

僕にはそれは怖すぎて

どこにもいけずただ立ってるんだ





夏のきらめく陽の中できる

濃い影を君は見つめてる

その中に僕はいるよ

どうか手を差し伸べて

僕を救ってくれないか


救ってくれないのなら

せめてこの世界に光があふれるといい






光に憧れる影


君も必要なんだよって

光が呟いていた



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