表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
二十六日目【 女の子同士でキャッキャッウフウフ 】 マチルフォント公爵領 マチルフォント公爵邸
93/575

⭕ 子供部屋 5


従姉:クルチェール

「 専属侍女はたんだけど、今は帰省してるんだ 」


ベアリーチェ

「 帰省ですの〜〜? 」


従姉:クルチェール

「 うん。

  おめでたでさ。

  〈 セレネイ 〉が不在になる前だっかたから、無事に帰省出来たと思うよ 」


ベアリーチェ

「 そうでしたのね〜〜 」


従姉:クルチェール

「 〈 セレネイ 〉が不在になる前からバタバタしてたから、オレの専属侍女はだ決まってないんだ。

  まぁ、大抵の事は自分で出来るからいんだけど… 」


ベアリーチェ

「 後任の侍女さんが早く決まるといですわね〜〜 」


従姉:クルチェール

「 そうだな… 」


セフィ:セフィロート

「 クルチェール様もベリィお嬢様も、料理をいただいてはどうですか? 」


従姉:クルチェール

「 そうだな。

  食べよう、ベリィ 」


ベアリーチェ

「 いただきますわ〜〜 」


 オレ(ベアリーチェ)クルチェ(クルチェール)は向かい合った状態で、両手の指を胸の前に組むと〈 ()()()ティトドムヒ 〉に食前の祈りを捧げた。


 祈りを捧げ終えたら、一緒に料理を食べ始めた。


 昼食ランチの料理は軽食だ。


 スープと具沢山のサンドイッチと一口サイズにカットされた果物フルーツだ。


 サンドイッチは具材の種類が豊富で食べごたえがあるから嬉しい。


 果物フルーツも食べ易い大きさにカットされているからがたい。


 スープはサイコロサイズに切られた野菜が入っていて、おかわり自由なんだ!


 おかわり自由、大好き♥


 スープに入ってる薄切りのキノコがまたいんだよな〜〜。


 スライスされたマッシュルームに似てるんだけど違うみたいだ。


 今朝の色んなキノコがたっぷり入ったキノコのキッシュもかったんだよなぁ〜〜。


 午後のティータイムに今朝と同じキノコのキッシュを出してもらえる事になっるから楽しみなんだよな〜〜♪


 ふへへ(////)


 食事を楽しみながら、クルチェ(クルチェール)とピクニックの話で盛り上がった。


 マチルフォントは、今月はなにかとバタバタしているらしくて、ピクニックをするなら来月以降にならないとむずかしいらしい。


 クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)の予定もあるから、4人で会える日がなか(なか)決まらない。


 クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)なにかと忙しいらしいんだ。


 だから、オレ(ベアリーチェ)は駄目元で例の件をクルチェ(クルチェール)に話してみる事にした。


 例の件がなにかって?


 クルチェ(クルチェール)にシュケルハン侯爵領の中にあるエンディミン邸にてもらって、長期滞在してもらう件だ。


 クルチェ(クルチェール)は剣術の稽古をしたがっている。


 アンベート伯爵へ行った際には、パムのお姉様(ハニース)お兄様(アークエット)と一緒に剣術の師匠イーヴェン・ポワムセンに剣術を習っていて、マチルフォント公爵あいだ剣術の師匠イーヴェン・ポワムセンから教わった素振りや筋トレを護衛騎士ソニランに見てもらっているらしい。


 剣術の鍛練は家族に内緒でしているらしいから、思いっきり出来ない事を悩んでいる。


 エンディミン邸には過去にきっけんしんと呼ばれていたお祖父様ステイン・エンディミンる。


 それにシュケルハン侯爵領地専属の騎士隊の騎士達もエンディミン邸に暮らしている。


 剣術に長けた先輩達が沢山て、剣術を習い易い環境となっている。


 オレ(ベアリーチェ)婚約者様ライエムントライエル(婚約者様)護衛騎士ナルギフも滞在している。


 としの近い剣術のライバルがた方が、クルチェ(クルチェール)にとってもライエル(ライエムント)にとってもいと思うんだ。


 剣術をとおして仲良くなって、御互いを気にしだして、好き合ってくれるようになって、「 婚約したい 」って事になってくれたら、オレ(ベアリーチェ)的にはがたいんだよなぁ〜〜。


 仲良くなってうん(ぬん)については、クルチェ(クルチェール)には言わない事にしている。


 折角出来た友達から軽蔑なんか、されたくないからだ。


 エンディミン邸には剣術に夢中になっても煩く文句を言ったり怒ったりする大人なんかないから、クルチェ(クルチェール)は好きなだけ筋トレが出来るし、広い庭を走り回ったりだって出来る。


 オレ(ベアリーチェ)だって、クルチェ(クルチェール)と一緒に羽目を外して羽根を伸ばせるってもんだ。


 ダンスや勉強の類いはセフィロートが教えてくれるから、家庭教師なんてなくても困らない。


 ──と言うわけで、オレ(ベアリーチェ)クルチェ(クルチェール)に提案の1つとして話してみた。


 クルチェ(クルチェール)オレ(ベアリーチェ)の提案に対して瞳をキラッキラッと輝かせながら、身を乗り出して聞いてくれた。


 食い付きが過ぎるよ、クルチェ(クルチェール)〜〜〜。


従姉:クルチェール

「 ──是非、行きたいよ!

  いなぁ、エンディミン邸…。

  お父様とお母様に許可を貰わないといけないから、になるか分からないけど……。

  でも、でも行けるように準備はしとくよ! 」


ベアリーチェ

「 クルチェと一緒に滞在出来る日が楽しみですわ〜〜 」


従姉:クルチェール

「 オレもだよ!

  でもさ、正直に話すと許してもらえないかも知れないから、別の理由を考えた方がいと思うんだよな。

  なんて言えば許可してもらえるのかな? 」


 クルチェ(クルチェール)……、侍女さん達がる事を忘れてないか?


 侍女さん達の前でどう(どう)と嘘の証言をする為に考えるなんて、クルチェ(クルチェール)は度胸あるなぁ。


 大丈夫かなぁ…?


 う〜〜〜ん、果物フルーツぁ〜〜〜い♥


 なん果物フルーツかは知らないけど、シャクシャクしてて甘くてしい。


 甘過ぎない程好い甘さだから、幾つでも食べれちゃうよ、コレ!


侍女

「 お嬢様、宜しいでしょうか? 」


従姉:クルチェール

「 うん?

  どうしたの、ディスラ 」


侍女:ディスラ

「 はい。

  エンディミン邸へ行かれたいのでしたら── 」


 まさか侍女さん達がクルチェ(クルチェール)(助け船)を出すなんて思いもしなかった。


 マチルフォント公爵の侍女さん達は、クルチェ(クルチェール)に優しいみたいだ。


 クルチェ(クルチェール)の悩みに真剣に知恵を出し合ってくれている。


 オレ(ベアリーチェ)が口出しする必要はないみたいだな。


従姉:クルチェール

がとな、ディスラ,モネリア,セルビナ!

  ベリィ、ディスラ達が出してくれた案ってどうかな? 」


ベアリーチェ

「 ワタクシはいと思いますわ〜〜。

  セフィはどう思いますの〜〜 」


セフィ:セフィロート

「 クルチェール様が剣術の稽古をする事をく思ってられないのでしたら、い案だと思います。

  実際にワタシが家庭教師をさせていただきますし、嘘にはなりません 」

◎ 訂正しました。

  ライムエント ─→ ライエムント

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ