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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
     【 王子殿下が来やがった 】 シュケルハン侯爵領 シュケルハン侯爵邸
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♥ ベアリーチェの自室 2


ベアリーチェ

「〈 コウ 〉が戻ってないと≪ ティトドムヒ大陸 ≫はどうなるんだ? 」


セフィ:セフィロート

「 今より酷くなります 」


ベアリーチェ

「 酷くなるって??

  どんな感じに酷くなるんだ? 」


セフィ:セフィロート

ほかの大陸の事を言えば、〈 時空の歪み 〉からさま(ざま)怪物モンスターが現れますね。

  〈 時空の歪み 〉の悪影響を受けて、動物が()()()したり、突然変異をしたり、化け物(ゴースター)や怪獣に変化して、人間の手に負えなくなります。

  地面から噴き出す魔素も〈 時空の歪み 〉の悪影響を受けていると思えばいです。

  あと、厄介なのは〈 コアゲート 〉の存在です。

  〈 コアゲート 〉は星のかく(コア)が出現させているので、謂わば星の意思です。

  〈 コウ 〉が大陸に立ち、しんの〈 コウ 〉とならなければ、〈 時空の歪み 〉も〈 コアゲート 〉も消えませんし、脅威も去りません 」


ベアリーチェ

「 …………やっぱり世界なんだな…。

  地球とは違うんだなぁ…。

  地球にはさ〈 コウ 〉なんてなかったし、魔法だって無かったし、魔物も怪物モンスターなかったもんな。

  ほんにオレは異世界に転生したんだな…… 」


 平和な世界── って言ったら語弊がありそうだけど、魔物や怪物モンスターが存在しないんだから、地球は平和だったんだろうな ──から一変、物騒極まりない世界へ転生しちゃったわけだけど……オレ(ベアリーチェ)は出来るなら、平穏に暮らしながら生きたいなぁ…。


 セフィがてくれるなら、オレ(ベアリーチェ)はきっと平穏な暮らしを満喫出来るんじゃないかな?


 ふへへ(////)


 夕食ディナーまで時間があるし、クルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)に手紙を書こう!


 手紙を書き終えたら、刺繍の続きだ。


 お兄様の分も作らないといけないから、モタモタしてられないな!


 無理しない程度に張り切って作るぞ!


ベアリーチェ

「 セフィ──、クルチェ,クレル,パムに手紙を書くよ 」


セフィ:セフィロート

「 下書き用の便箋を出しましょう 」


ベアリーチェ

がとな。

  ライエルがた事を書こうと思うんだ。

  ライエルが帰らないとクルチェ達と会えないな〜〜。

  クルチェ達と早く会って、遊びたいよ! 」


セフィ:セフィロート

明後日あさって以降になりますね。

  会える日まで時間はありますし、刺繍を完成させてしまいましょう 」


ベアリーチェ

「 そだな!

  よ〜し、気合い入れて、ハッスルしてみるか! 」


セフィ:セフィロート

「 ふふふ。

  ドルシーが聞いたら気絶しますね 」


ベアリーチェ

「 それを言うなって。

  いっその事、ライエルにも素で話せたららくなんだけどなぁ…。

  相手が王子殿下じゃ無理かな〜……。

  悪い奴じゃなければ、友達になれそうなんだけどな… 」


セフィ:セフィロート

「 性別を越えた友人関係は、どちらかが恋愛感情を抱いてしまえば成立しませんし、難しいでしょうね。

  既にライエルはベリィに対して好意を抱いてしまっていますよ。

  ベリィを諦めさせるなら、ライエルには失恋してもらう事になります 」


ベアリーチェ

「 失恋かぁ…。

  してもらおう。

  思いっきり失恋させてやろうぜ!!

  男とお手て繋いで仲良く楽しいデートなんて、オレはしたくないんだからな!!

  ライエルには全力で失恋してもらう!! 」


セフィ:セフィロート

「 ベリィも相当な鬼ですね 」


ベアリーチェ

「 オレが将来、安泰した暮らしをする為にはだ、多少の犠牲が出るのはむを得ないんだよ。

  大体なぁ、オレ(ベアリーチェ)に目を付けて、 “ 婚約しよう! ” って考えたライエルが悪いんだ。

  オレは微塵も悪くないぞ!

  降り掛かる火の粉を払うなんて、誰もがする事なんだからさ。

  うん、オレ(ベアリーチェ)は悪くないよ。

  オレ(ベアリーチェ)がするのは、正当防衛だからな、セーフなんだ! 」


セフィ:セフィロート

「 そう言う事にしときましょう。

  ワタシはベリィの願いが叶うように手伝います 」


ベアリーチェ

「 セフィと妖精さん達がてくれたら億人りきだな!

  頼りにしてるよ! 」


 紅茶を飲み終えたオレ(ベアリーチェ)は、手紙を書く為に椅子に腰を下ろして机に向かった。











 練習用の便箋に書いた文章を赤ペン先生(セフィ)に確認しながら訂正をしてもらったあと、清書をして書き上げた手紙を封筒に入れてた。


 送り先を間違えないように転送陣に封筒を置いて、クルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)へ手紙を転送させた。


ベアリーチェ

「 ──よっし!

  手紙は終わったな。

  次は刺繍だ。

  オレ(ベアリーチェ)の誕生花の刺繍とクルチェの誕生花の刺繍は済んでるから、今日きょうはクレルの誕生花を 刺繍しよう。

  クレルは3月生まれだから──── 」






 チクチクチクチク──、オレは刺繍を続けた。


 こんを詰め過ぎないようにとき(どき)セフィが淹れてくれる紅茶を飲みながら、スイーツを摘まみながら刺繍を縫い続けた。


 今はクレル(クレリエンヌ)へ渡す用のハンカチに刺繍をしていて、メインになるから大きく刺繍をしている最中だ。


 これが終わったら、パム(パムミメーラ)の誕生花を刺繍する予定でいる。


 誕生花の下には、仲良し4人組のフルネームを刺繍している。


 名前は瞳の色と同じ糸を使って刺繍してるんだ。


 ハンカチも刺繍糸もセフィが用意してくれている。


 セフィにられてるから安心して作れる。


 失敗した時にはぐにセフィが助けてくれるからだ。


ベアリーチェ

「 ──よし!

  クレルの誕生花、縫い終わり〜〜!

  あとは、クレルの瞳と同じ色の刺繍糸を使って、名前を刺繍するだけだな 」


セフィ:セフィロート

「 ベリィ、名前用の刺繍糸と針です 」


ベアリーチェ

がとな、セフィ 」


 針にとおしてある刺繍糸をセフィから手渡しで受け取ったオレ(ベアリーチェ)は、クレル(クレリエンヌ)の本名を刺繍する作業に取り掛かった。











ベアリーチェ

「 ──4枚目の刺繍も終わったぁ〜〜〜!

  クレルの刺繍、制覇だぁ〜〜〜!!

  次はパムの刺繍だな 」


セフィ:セフィロート

「 ベリィ、お疲れ様です。

  一休みしましょう 」


ベアリーチェ

「 そうだな。

  ん〜〜〜〜っ! 」


 オレ(ベアリーチェ)は両腕と両脚をピーンと伸ばして、大きく背伸びをした。


 はぁ〜〜〜〜、刺繍って達成感あるなぁ〜〜。


 オレ、滅茶苦茶お嬢様してるじゃんな!


セフィ:セフィロート

「 ベリィ、紅茶です。

  果物フルーツジャムを紅茶で溶かしました 」


ベアリーチェ

がとな 」

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