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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
十八日目【 ベリアーチェと専属執事 】 シュケルハン侯爵領 シュケルハン侯爵邸
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♥ ベアリーチェの自室 10


ベアリーチェ

吸血鬼エンパイアに産まれたら、生きるのが大変なんだな… 」


セフィ:セフィロート

「 そうでもないです。

  吸血鬼エンパイアは精霊の力を使えます。

  精霊や妖精が見えますし、会話も出来ます。

  実際に吸血鬼エンパイアが魔女狩りで捕らえられた事例はないです。

  当然と言えば当然ですね 」


ベアリーチェ

「 そうなんだ…。

  捕まった事がないんだ。

  ちょっと安心したかも…。

  ちなみにさ、吸血鬼エンパイアが魔女狩りで捕まったらどうなるんだ? 」


セフィ:セフィロート

さま(ざま)な実験台にされるのではないです?

  なにせ精霊の力を使えるのです。

  精霊,妖精が見えて、話も出来るのですから、人体実験のしもあるでしょうね 」


ベアリーチェ

「 人体実験か…。

  宇宙人みたいに身体からだ中をいじくり回されて解剖とかされちゃうのかな… 」


セフィ:セフィロート

「 有り得ますね。

  人間は昔から人体実験が大好きな人種ですからね 」


ベアリーチェ

「 …………そだな。

  科学の進歩にも医学の進歩にも人体実験は切っても切り離せないもんな。

  人体実験の被害者達の犠牲があるから、進歩も発展も出来たんだもんな…。

  言っとくけど、非人道的で一方的な人体実験を正当化する気はないからな! 」


セフィ:セフィロート

「 ふふふ。

  ──ベリィ、休憩を終わりましょう 」


ベアリーチェ

「 えっ?

  休憩??

  今って休憩中だったのか?

  オレ、てっきり勉強中かと思ってたけど! 」


セフィ:セフィロート

「 茶菓子を摘まみながらする勉強がありますか。

  次は──、≪ バルハロン王国 ≫による “ こうぞくと王族の違い ” について勉強しましょう 」


ベアリーチェ

「 マジかよ…。

  今までのは全部、休憩中の雑談になるのかよ!?

  真面目に聞いてたのにぃ!! 」


セフィ:セフィロート

「 ──始めますよ。

  さっ、机に向かってください。

  姿勢を正して座ってください 」


ベアリーチェ

「 …………分かったよ… 」


 パンパンと軽く手を叩くセフィにうながされて、オレ(ベアリーチェ)は椅子に腰を下ろして座る。


 机に向いて姿勢を正した。


セフィ:セフィロート

「 宜しい、では始めましょう。

  ≪ バルハロン王国 ≫でいうこうぞくと王族の違いは──── 」


 セフィの個人授業は長いから、内容は割愛したいと思う。


 簡単に言えば、≪ バルハロン王国 ≫を統治するのがこうぞくで、こうぞくを支えて、まつりごとを共に取り組んで≪ バルハロン王国 ≫をまもるのが王族って事らしい。


 跡継ぎになる王位継承権第1位となる第1子を皇子,皇女と呼ぶらしい。


 王位継承権第2位の第2子となる跡継ぎ候補生── 皇子殿下,皇女殿下のスペア ──達は、王子,王女と呼ばれるらしい。


 ≪ バルハロン王国 ≫を統治するのは国王様で、国王の妻は王妃様になる。


 王国だから王様,王妃様らしい。


 だから、国皇様,皇妃様には、ならないらしい。


 正統な跡継ぎと跡継ぎ候補を差別化する為に、敢えて皇子,皇女,王子,王女に分けているだけなんだとか。


 勝手にオレ(ベアリーチェ)の婚約者になりやがった王位継承権第5位のライエムント王子殿下は跡継ぎ候補生になるわけだ。


 皇女に関しては、男子が産まれなくて、女子ばっかりが産まれた場合の緊急処置らしい。


 ≪ バルハロン王国 ≫のこうぞく,王族は先祖だい(だい)直系の男系で受け継がれてているらしい。


 直系の男系を跡継ぎにしてるってのは、日本の天皇(こう)制度(ぞく)と同じなんだな。


 ≪ ティトドムヒ大陸 ≫では、◯ギ◯スみたいに女系で続いている国は2ヵ国ぐらいしかないみたいだ。


 どっちがいのかオレには分からないけど、大陸にはそれ(ぞれ)〈 大陸の法則 〉ってのがあって、≪ ティトドムヒ大陸 ≫で生きるりんみんは〈 大陸の法則 〉を守る義務があるんだとか。


 〈 大陸の法則 〉を知っているのはおもに国の統治者ある国王で、国王は国民の代表者みたいなものなんだとか。


 国王には〈 大陸の法則 〉の存在と内容を国民に知らせて、守らせる義務がある。


 〈 大陸の法則 〉ってのは、大陸によって内容が若干違うらしい。


 どんな内容なのか気になるところだ。


 〈 大陸の法則 〉の上には〈 大自然の法則 〉ってのがあって、本来は〈 大自然の法則 〉を守りながら〈 大陸の法則 〉を守るものらしい。


 人間は〈 大自然の法則 〉〈 大陸の法則 〉を守るだけじゃなく、人間自身が決めた憲法やら法律やら規則やらの決まり(ルール)を守って生きないといけないんだと。


 なんか窮屈で大変だなぁ。


 〈 大自然の法則 〉と〈 大陸の法則 〉は人間には変えられない。


 違反すると相応の報いを受けるんだとか。


 気を付けないとだな。


 だけど、どんな法則があるのか、いくつぐらい有るのか、全然さっぱり分からないんですけど!!


 セフィに聞いてみても、「 精霊と妖精は〈 大自然の法則 〉〈 大陸の法則 〉を守る義務はないです。内容までは知りませんよ 」って言われた。


 いや、知ってるだろ!


 明らかにセフィは知ってる顔してた!!


 人間のご都合主義宜しく捻曲げられた間違いだらけの罰当たりな〈 大自然の法則 〉と〈 大陸の法則 〉なら聖典の中に幾らでも説かれているらしい。


 本統に正しい真の〈 大自然の法則 〉〈 大陸の法則 〉を知りたいなら、世界のかにある≪ テンクゥリア ≫へ行くしかないらしい。


 精霊や妖精にも≪ テンクゥリア ≫がにあるのか分からないらしい。


 絶対に知ってるだろぉ!!


 今のオレ(ベアリーチェ)が〈 大自然の法則 〉〈 大陸の法則 〉を知る方法は無いみたいだ。


 セフィはオレ(ベアリーチェ)にも教える気は無さそうだし…。


 オレ(ベアリーチェ)昨日きのう10歳になったばかりのお子ちゃまだからな!


 小難しい事は分からないんだ。


 うん、そういう事にしとこう!


セフィ:セフィロート

「 ──今夜はまでにしましょう。

  ベリィ、頑張れましたね 」


ベアリーチェ

がとな、セフィ。

  この世界の世界観が少しだけ分かったよ 」


セフィ:セフィロート

「 それはかったです。

  入浴します? 」


ベアリーチェ

「 うん、してから寝ようかな 」


セフィ:セフィロート

「 では、ドルシーを呼びましょう。

  待っていてください 」


ベアリーチェ

がとな 」


 オレ(ベアリーチェ)は椅子から腰を浮かせて立ち上がるとソファーに腰を下ろして座った。


 オレ(ベアリーチェ)()()には沢山の妖精が飛んでいる。


 全部、セフィがオレ(ベアリーチェ)の為に生み出した妖精ばっかりだ。

◎ 訂正しました。

  ライムエント ─→ ライエムント

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