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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
七十六日目【 全員集合だよ! 】 シュケルハン侯爵領 エンディミン邸
189/575

✒ 滞在部屋 2 / 待ちに待った長期滞在 7


 加工工場には野菜や果物を加工する機械がちゃんとある。


 セフィが〈 (原質)(みなもと) 〉で構成してくれた機械だ。


 ちなみに機械は既に滅んでしまった国で活用されていた加工用の機械ばかりだ。


 原動力になる電気なんてないから、妖精さんが動かしてくれている。


 加工機械を綺麗にして清潔さを保ってくれるのも妖精さんだ。


 セフィは口癖のように「 万能な妖精はません 」て言うけど、今の所…妖精さんは万能だと思う。


 妖精さんのお蔭で領地開拓が進んでるんだから、妖精さんの銅像でも建てちゃうか?


 子供達が安心して遊べる公園を作って、噴水の真ん中に妖精さんの像を建てたらどうだろう。


 キャチフレーズは「 も心に妖精さんを── 」なんてどうかな?


 オレ(ベアリーチェ)は妖精さんの像の事をセフィに話したけど、あっさり却下された。


 セフィいわく、〈 ()()() 〉を差し置いて像を建てるのは〈 大陸の法則 〉に反する行為らしい。


 厳しいんだな、〈 大陸の法則 〉ってのは……。


 じゃあ、どうしたらいのかと言うと、敷地内──庭にならモニュメントとして像を作ってもいいらしいけど、けっしてやってはいけないのは、拝む対象にしたり祈りを捧げる対象にしてはいけないんだとか。


 あくまでもモニュメントであり、芸術品として扱わないといけないらしい。


 前世の日本の至る所に設置されていたお地蔵さんなんてのは、〈 大陸の法則 〉の中では完全にアウトになるんだとか。


 それでも…どうしても妖精の像を敷地内以外に作りたいのなら、〈 ()()() 〉の像の周りに妖精の像を彫ればいらしい。


 あくまでも拝む対象,祈りを捧げる対象は〈 ()()() 〉であって、妖精は〈 ()()() 〉の遣いや〈 ()()() 〉を引き立てるオマケ的な立場になるらしい。


 精霊も同様だ。


 精霊も妖精も拝む対象,祈りを捧げる対象にしてはいけないらしい。


 精霊も妖精も人類や亜人類を救う力を授かっていないからだ。


 精霊も妖精も人類や亜人類、生きとし生ける全ての生命と同様に〈 ()()() 〉のお力で(エネルギー)で生かされている存在だから──って事らしい。


 〈 ()()() 〉のお力(エネルギー)が無ければ、例え寿命のない精霊や妖精でも消滅するしかないらしい。


 それだけ〈 ()()() 〉のお力(エネルギー)ってのは凄いんだ。


 ちなみに、〈 ()()() 〉のうしろに付いているのは〈 ()()() 〉の名前ではなくて大陸の名前だ。


 〈 ()()() 〉ってだけだと味気無いから、大陸の名前を付けて崇める対象にさせているらしい。


 ≪ ティトドムヒ大陸 ≫で信仰されて崇められているのは〈 ()()()ティトドムヒ 〉で、人類も亜人類も〈 ()()()ティトドムヒ 〉を信仰する教徒なんだ。


 大陸に生まれて大陸のりんみんになった瞬間から、〈 ()()()ティトドムヒ 〉の教徒だから、無神論者はない事になる。


 なんだけど、姿を見る事が出来なくて、匂いもしなくて、味もしなくて、ほんるかないか分からない存在を拝んだり、祈りを捧げたりしないりんみんは普通にるし、教会へ行かないりんみんだって普通にる。


 〈 ()()() 〉が存在している事を断固認めないで否定しているりんみんだってる。


 自分や家族が困っている時に奇蹟を起こして助けてくれない〈 ()()() 〉を憎んだり,恨んだり,逆恨みしたり,呪ったりする自分勝手なりんみんだってる。


 そんなりんみんは殆んどが人類ばっかりで、亜人類は人類みたいな事はないみたいだ。


 亜人類は人類と違って〈 ()()() 〉のお力(エネルギー)かんじゅうする力が強いらしい。


 だから、人類みたいに「 奇蹟を起こして助けてくれないんだから信じない 」なんて馬鹿で愚かな考え方をしないらしい。


 どちらかと言えば、亜人類の考え方と言うのは、精霊や妖精の「 生かしていただいている 」に近い「 生かしていただけている 」だから、人類みたいに〈 ()()() 〉の奇蹟を期待したりしないんだとか。


 まぁ、こんなのはセフィが最初の頃に教えてくれた初歩的な知識だ。


 ワンコ姿のセフィと明日あしたの事を話したオレ(ベアリーチェ)は、ベッドの中に入って眠る事にした。


 ワンコセフィはベッドの中には入ってくれない。


 オレ(ベアリーチェ)はワンコセフィと一緒にベッドの中に入って寝たいんだけどな……。


 仕方無いけどオレ(ベアリーチェ)は1人でベッドの中で寝る事にした。


ベアリーチェ

「 セフィ、お休み 」


セフィ:セフィロート

「 お休みなさい、ベリィ。

  の午前にはドルシー達が到着しますよ 」


ベアリーチェ

「 うん。

  ドルシー達には無理させちゃうな 」


セフィ:セフィロート

「 ベリィの専属侍女がしらとして任される大きな仕事ですからね。

  抜擢された事を光栄に思っていますよ 」


ベアリーチェ

「 そうかな? 」


セフィ:セフィロート

で頑張れば出世も夢ではありませんからね 」


ベアリーチェ

「 出世って…。

  侍女にも出世があるんだ? 」


セフィ:セフィロート

「 ありますよ。

  ドルシー達には是非とも出世してほしいと思ってます 」


ベアリーチェ

「 へぇ…そうなんだ?

  セフィがドルシー達の出世を応援するなんて意外だな 」


セフィ:セフィロート

「 世話係りがワタシだけの方がベリィも気が休まるでしょう。

  それになにかと都合もいですし 」


ベアリーチェ

「 あっ、そゆことかよ…。

  なんか御免な。

  セフィに相談もしないで専属侍女を5人も増やしちゃってさ…… 」


セフィ:セフィロート

「 いやですね。

  別に気にしてませんよ。

  ふふふ… 」


ベアリーチェ

「 えぇ〜〜〜……。

  めっちゃ気にしてるじゃんかよ…。

  悪かったよ、セフィ〜〜〜。

  今更だけど、勝手な事してほんに御免って! 」


セフィ:セフィロート

「 さっさと出世させて追い出しますからいですよ 」


ベアリーチェ

「 セフィ…こっわぁ…… 」


セフィ:セフィロート

「 出世するチャンスを与えるのですから、優しいでしょう?

  (エンディミン邸)には独身の騎士達が大勢ますし、寿退社も夢ではないでしょう 」

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