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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
七十六日目【 全員集合だよ! 】 シュケルハン侯爵領 エンディミン邸
184/575

✒ 子供部屋 1 / 待ちに待った長期滞在 2


──*──*──*── 子供部屋


 子供部屋のドアをノックして入ると、ライエル(ライエムント)が既にソファーに座って待っていてくれた。


ベアリーチェ

「 お待たせしてしまいましたわ〜〜 」


婚約者:ライエムント

「 リーチェ、気にしないで。

  その……可愛いね(////)

  とても似合っているよ(////)」


ベアリーチェ

がとう御座いますわ〜〜。

  全部、セフィがしてくれましたの〜〜 」


婚約者:ライエムント

「 セフィロートが??

  驚いたな…。

  セフィロートはセンスがいんだね… 」


セフィ:セフィロート

「 紅茶を淹れさせていただきます 」


ベアリーチェ

「 ナルギフ様にも飲んでいただきたいですわ〜〜 」


護衛騎士:ナルギフ

「 ──い、いえ…私は護衛なので御遠慮させていただきます 」


婚約者:ライエムント

いじゃないか。

  僕が許可するから一緒にセフィロートの紅茶をいただこう。

  ほら、僕の隣に座って 」


 ライエル(ライエムント)は笑顔でいている右側をポンポンと軽く叩くと、護衛騎士ナルギフへ座るように促す。


 護衛騎士ナルギフは困ったような顔をして戸惑っている。


ベアリーチェ

「 ナルギフ様〜〜、どうぞ座ってくださいませ〜〜 」


 オレ(ベアリーチェ)も笑顔でうながすと護衛騎士ナルギフは観念したのが「 失礼致します 」と頭を下げてから、ライエル(ライエムント)の右隣に腰を下ろした。






 セフィが淹れてくれた紅茶を飲みながら、明日あしたの午後に到着する予定のクルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)の事を話題に出して話す。


 ライエル(ライエムント)クルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)は今回が初めての顔合わせとなる。


 ライエル(ライエムント)には是非ともクルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)と仲良くなってほしいと思う。


 出来れば誰かと好き合ってほしいもんだ。


 ライエル(ライエムント)クルチェ(クルチェール)なら、ダンスと剣術で共通の話題があるから、仲良くなり易いと思っている。


 一応、ライエル(ライエムント)との文通で前以てクルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)の事は伝えてある。


 オレ(ベアリーチェ)しのクルチェ(クルチェール)をプッシュしまくってアピールしとかないとな。


 オレ(ベアリーチェ)の頑張りどころでもある。


 なんとしてもライエル(ライエムント)にはクルチェ(クルチェール)に興味を持ってもらわないと困るんだよ!!


 オレ(ベアリーチェ)従姉いとこクルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)オレ(ベアリーチェ)再従妹はとこパム(パムミメーラ)に対して、ライエル(ライエムント)は興味を持ってくれてるみたいだ。


 5人で散歩をしたり、ピクニックをしたり、クレープを食べたり、お茶会を開いたり、授業を受けたり、ダンスをしたり、工作をしたり、色んな事をしたい。


 クルチェ(クルチェール)がバルデロンド王立学院へ入学してしまう前になんとしでも楽しい思い出を沢山作っておきたいんだ。


 その1年後にはライエル(ライエムント)クレル(クレリエンヌ)がバルデロンド王立学院へ入学してしまう。


 ライエル(ライエムント)は≪ 王都 ≫が落ち着いたら、エンディミン邸を出て、王家へ帰らないといけない。


 5人で楽しい思い出を作れる時間は限られているんだ。


 ライエル(ライエムント)もそれを自覚しているのだろう。


 クルチェ(クルチェール)クレル(クレリエンヌ)パム(パムミメーラ)と会える明日あしたを待ちどおしく思ってくれているみたいだ。


 夕食ディナーの時間まで、ライエル(ライエムント)との話は弾んで楽しい時間を過ごす事が出来た。






 子供部屋を出て、食堂へ移動して、夕食ディナーを済ませたあとオレ(ベアリーチェ)ライエル(ライエムント)は子供部屋で過ごした。


 実は今日きょうの為にテーブルゲームをいくつか用意をしてているんだ。


 トランプ,ジェンガ,オセロ,トンとびの4種類を用意している。


 チェスはオレ(ベアリーチェ)がルールを分からないから今回はパスした。


 色んな遊び方が出来るトランプは定番だよな。


 トンとびは樽に剣を突き刺して、樽からトンを飛ばした方が勝ちって言う簡単なゲームだ。


 オセロは黒と白をひっくり返して多い方が勝ちの簡単だけど奥の深いゲームだ。


 ジェンガには色んな種類があって、一般的な木製のジェンガと賽子を振って出た色のブロックを抜いて、上に積んでいく遊ぶカラフルジェンガもある。


 グー,チョキ,パーがかれた賽子を振って、出たマークと同じブロックを抜いて上に積み上げて遊ぶジャンケンタワーなんてのもある。


 3種類のジェンガを用意するとかさるから、カラフルジェンガにジャンケンマークがかれていて、2種類の賽子が付属しているジェンガを用意した。


 今はセフィが用意してくれたお菓子を賭けて、ライエル(ライエムント)ナルギフ(護衛騎士)オレ(ベアリーチェ)の3人でトンとびで遊んでいる。


 トンを飛ばした人が価値なのになか(なか)トンが飛んでくれない。


 1番お菓子をゲットしているのは、意外にもナルギフ(護衛騎士)だったりする。


 ナルギフ(護衛騎士)はゲットしたお菓子を騎士仲間へ持ち帰る気まん(まん)で頑張っている。


 ライエル(ライエムント)はと言うとゲットしているお菓子は3個しかない。


 オレ(ベアリーチェ)がゲットしているお菓子は5個だ。


 そして、今、樽に剣を刺そうとしているのはナルギフ(護衛騎士)で、剣を刺す場所が2ヵしょ残っている。


 これでトンが飛ばなかったら、ライエル(ライエムント)が最後のお菓子をゲットする事が出来るんだけど────。


 残念ながら、ナルギフ(護衛騎士)トンを飛ばせたからナルギフ(護衛騎士)の勝ちが決定した。


 最後のお菓子はナルギフ(護衛騎士)の手に渡ってしまった。


 ライエル(ライエムント)は年相応に残念がっていて悔しそうだ。


セフィ:セフィロート

「 では──、次はジェンガで遊びましょう。

  新しいお菓子を用意しました。

  ジェンガを倒した人が敗けです。

  倒した人は手元にあるお菓子を3名に1つずつ渡します。

  先にお菓子を無くした人の負けになります 」


ベアリーチェ

「 お菓子は1人10個ずつですわね〜〜。

  次は負けませんわ〜〜 」


婚約者:ライエムント

「 僕も負ける気はないよ 」

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