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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
三十一日目【 滞在六日目 】 マチルフォント公爵領 マチルフォント公爵邸
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✒ 子供部屋


──*──*──*── 子供部屋


 テーブルにはオベラ料理長が作ってくれたトンカツとエビフライとコックさんが作ってくれた海老のスープとオレ(ベアリーチェ)が作ったテリーヌが並べられている。


 おぉぉぉぉぉ!!!!


 王宮料理人だった料理長オベラが作ってくれた渾身のトンカツとエビフライだぁぁぁぁぁ!!


 オレ(ベアリーチェ)と向き合ってソファーに座っているクルチェ(クルチェール)は、始めて見るトンカツとエビフライを不思議そうに見ている。


従姉:クルチェール

「 見た事ない料理だよな?

  これ…なんて言う料理?? 」


侍女

「 新メニューのトンカツとエビフライだそうです。

  此方こちらがトンカツで、此方こちらがエビフライです 」


従姉:クルチェール

「 へ、へぇ……。

  トンカツとエビフライ??

  初めて聞く名前だなぁ…… 」


ベアリーチェ

しそうですわね〜〜。

  3種類の味を楽しめるみたいですわ〜〜 」


従姉:クルチェール

「 このスープ、海老の香りがする…? 」


ベアリーチェ

「 クルチェ、いただきましょう〜〜 」


従姉:クルチェール

「 そうだな! 」


 オレ(ベアリーチェ)クルチェ(クルチェール)もと同じように、〈 ()()()ティトドムヒ 〉へ食前の感謝の祈りを捧げてから、トンカツ,エビフライ,テリーヌ,スープをしくいただいた。


 トンカツとエビフライを食べたら、カレーが食べたくなってた。


 この世界でカレーは作れるのかなぁ?


 カレー粉がないから、スパイスをブレンドして作るしかないのかな。


 林檎,蜂蜜,チョコレートはあるみたいだから、スパイスだけかな?


 カレーにコンソメやブイヨンって入れてたっけ??


 カレー粉に頼りまくってだから、水だけでいのか分からないな…。


 まろやかな味にする為に、牛乳や生クリームを入れたりしたっけ?


 あぁっもう!


 なんで肝心のレシピを覚えてないんだか!


 カレー粉を使ったカレーしか作った事がないから、作り方が分からないよ……。


 他国でカレーを食べてる人、ないかなぁ……。


 部屋に戻ったら、セフィに相談してみよっと…。


 トンカツカレー,エビフライカレー,チキンカツカレー,ハンバーグカレー,ウインナーカレー,具沢山カレー,海鮮カレー,カレーグラタン,カレーコロッケ,カレーパン…………食べたいっ!!


 あと、カレーで食べれるのってなにがあったっけ?


 カレーうどん,カレー素麺,カレー冷や麦,カレーパスタ,カレーラーメン,カレー焼きそば…………麺類だとカレーパスタが作れそうかな?


 カレーパスタか……。


 パスタにカレーを絡めて作るカレーパスタ……。


 しいのかな?


 オレ(ベアリーチェ)かは食べたいカレーに思いをせながら、料理を完食した。


 〈 ()()()ティトドムヒ 〉へ食後の祈りを捧げ終えたら、侍女が淹れてくれた紅茶を飲みながら、クルチェ(クルチェール)と女子トークを楽しんだ。


 今夜の授業は食後の運動も兼ねて、ダンスレッスン室を借りて、身体からだしっかほぐしたあとにダンスをする事になっている。


 クルチェ(クルチェール)が受ける食後の授業は、礼儀作法のスペシャルレッスンの続きらしい。


 御愁傷様だな、クルチェ(クルチェール)……。


 クルチェ(クルチェール)に別れを告げて、セフィと一緒に子供部屋を出たオレ(ベアリーチェ)は、滞在部屋へ向かって歩いた。

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