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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
二十八日目【 滞在三日目 】 マチルフォント公爵領 マチルフォント公爵邸
135/575

✒ 滞在部屋 7


 あつ(あつ)でリッチ感の漂う煮込みハンバーグを食べれて至福の時間だったぁ〜〜〜(////)


 御褒美かとすら思えた夕食ディナーを終えたオレ(ベアリーチェ)は、セフィが訂正してくれたクレープの食べ方を便箋に清書している。


 なんとか1枚書き終えるたから、セフィに見せる。


ベアリーチェ

「 どうかな? 」


セフィ:セフィロート

いと思いますよ。

  これはクルチェール用にしましょう 」


ベアリーチェ

「 次はシェリエッタ様の分だな 」


セフィ:セフィロート

「 書く必要ないですよ。

  〈 (原質)(みなもと) 〉で構成しますから 」


ベアリーチェ

「 便利〜〜 」


セフィ:セフィロート

「 ベリィ、ダンスレッスン室へ移動しましょう 」


ベアリーチェ

「 今夜もダンスレッスンか… 」


セフィ:セフィロート

「 食後の運動は大事ですよ 」


ベアリーチェ

「 お手柔らかにしてくれよ… 」


 ダンスをし易い衣服に着替えたオレ(ベアリーチェ)は、セフィと一緒に滞在室を出て、ダンスレッスンへ向かった。











ベアリーチェ

「 うぁぁぁあああああ〜〜〜。

  なにが食後の運動だよ〜〜〜。

  スパルタぁ〜〜〜!! 」


セフィ:セフィロート

がスパルタでした?

  今回は手加減しましたよ 」


ベアリーチェ

が手加減してくれたんだよ〜〜〜。

  昨日きのうよりハードだったよ! 」


セフィ:セフィロート

「 気の所為です♪ 」


ベアリーチェ

「 ………………はぁ……。

  今日きょうは早く寝たい…。

  風呂に入る… 」


セフィ:セフィロート

「 準備します。

  待っていてください。

  ワタシの愛しいベリィ 」


 セフィはオレ(ベアリーチェ)に微笑むと浴室へ移動した。


 オレ(ベアリーチェ)はソファーにドカッと乱暴に腰を下ろして座る。


 はぁ〜〜〜きっつ……。


 明日あしたは地獄の筋肉痛だよ〜〜〜。


 セフィにマッサージしてもらってから寝よっと!


 あ゛ぁ゛〜〜〜クレープいてぇ〜〜〜!!


 …………そう言えば…セフィが生み出した妖精さんは大陸中にるって言ってたけど、今頃は悪い人間を食べ回ってるんだろうか?


 どうなっちゃうんだろう……なんか、明日あしたが怖いなぁ…。


 く考えてみたら、1ヵ月なんて長過ぎるよなぁ…。


 1週間に変更してもらおうかな?


 …………明日あしたクルチェ(クルチェール)に会いたいな…。


 出来る事なら、元気になったクルチェ(クルチェール)と一緒にクレープを食べたい。


 昨日きのう1日中、降っていたひょうんでくれたけど、だかひょうは溶けていない。


 ひょうってのは氷の粒だから太陽の光を浴びたら溶けちゃうもんだと思ったけど、なんけないんだろう?


 普通の氷の粒とは違うのかな?


 トイレットペーパーぐらいの大きさのひょうが外にはゴロゴロと落ちていて、馬車での長距離移動は危なそうだ。


 だからなのか、今日きょうは帰らなかった。


 明日あしたになったら流石に溶けてるかも知れないな。


 楽しい滞在になる予定だったのに……、クルチェ(クルチェール)と遊べたのは1日だけかよ…。






セフィ:セフィロート

「 ベリィ、湯浴みの準備が出来ました。

  入ってください 」


ベアリーチェ

「 セフィ、がとう。

  セフィ〜〜〜、風呂から上がったらマッサージしてくれないかな?

  明日あした、筋肉痛になるのだよ〜〜 」


セフィ:セフィロート

「 分かりました。

  入浴後に筋肉をほぐすマッサージをしましょう 」


ベアリーチェ

「 やったぁ!!

  頼むよ、セフィ 」


セフィ:セフィロート

身体からだを洗い終わったら教えてください。

  髪を洗います 」


ベアリーチェ

「 は〜〜い♪ 」


 ソファーから腰を浮かせて立ち上がったオレ(ベアリーチェ)は浴室へ走った。

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