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チートスキルは?3

第3話です。

遅くなりました。すいません!

俺はルレの街に向かっていた。

1kmぐらいの距離だったけどなんにもなかったので

割愛しとくよ。


ールレの街ー

「ここがルレか!ウォルとは全然違うな!」

「そうだね、外壁もあるし家の造りもなんかレンガとかっぽいね」

「そういえば、君たちウォルから来たのか」

「はい、そうですけど」

「そりゃ、魔獣の森を通るはずだ!」

と、グシャが笑いながら言った。

いやいや、こっちに死ぬかもしれなかったんだよ!?

笑い事じゃねぇ!!

「そっかーだからあんなのが出たんだねー」

詩織さん、うんなんというか君は平常運転だね。

すごいと思うよ。ほんとに...。

「話してる間に、ギルドが見えてきたよ」

シュンが赤の看板が付いた建物を指さす。

「へーあそこがギルドか」

よく、アニメやラノベで見るような感じ!

なんかわくわくしてきたぁ!

「ねぇ、李玖」

「.....」

「李玖!」

「んっ、あっはい!なんでしょうか詩織さん」

「もう、2回も読んだよ?」

「ごめんごめん、考え事してた」

「考え事?なんの?」

ちょっとあれだけど詩織には言おうかな。

「ここってさ、たぶん異世界じゃん」

俺は、詩織にちょっと近ずいて小声で話し始めた。

「うん、たぶんね」

「しかもこれって、転移系じゃん!」

「うん...?転移系?」

「姿とか変わらずそのまま異世界とかに飛ばされること」

「そうだね!」

「じゃ、さっきみたいな魔法もあっただろってことは

俺たちはよくあるチート系スキルとか激強のステータスとかあるのでは?と思ってな!」

「チート系ってなに?」

「簡単に言ったら、すごい能力とかがあるってこと!」

こんなラノベみたいな展開には燃えてくる。

「ふーん、よく分からないけど楽しそうだねー」

「あぁ、めっちゃ嬉しみ!」

と、話している間にもうギルドの真ん前だった。

「さぁ、入るよ」

シュンが扉を開けてくれる。

入った瞬間

「「わぁーわぁーわぁー」」

すっげー人の数!あと、ちょっと酒臭いな。

結構人数いるけどその7割ぐらいの人が酒っぽいものを飲んでいる。アルコール臭するし、酒だな。

「李玖くん、僕達はあっちで達成の報告してくるから

登録はあっちの窓口だよ」

「ありがと!行ってくるよ」

「あぁ、いい結果を待ってるよ」

いい結果ってなんだ?と思いつつ俺と詩織は窓口に向かった。

「登録の受付ですか?」

と、茶髪の女の人が聞いてきた。

「あっ、はい!」

「では、こちらにお名前をお書きください」

そう言って、羊皮紙っぽい紙を差し出してきた。

「えーと、長谷川、李玖っと。ほい、詩織」

「はいはーい、小鳥遊、詩織っと」

そうして詩織は紙を渡してきた。

そのまま出せばいいじゃん。俺の横にたっててすぐ出せるんだからさぁ。

詩織はこういう時完全お任せモードだ。

「はい、出来ました」

「はい、拝見しますね...長谷川李玖様と小鳥遊詩織様ですね」

「はい」

漢字通じた!まぁ、言語が一緒だからなぁ当然といえば当然か。

「では、今から魔力の測定に入りますね。それによっては出来ない職業とかありますからね」

と言い受付のお姉さんは奥に消えていった。

きたきたぁ!これだ!絶対チートとか見つかるやつじゃん!

「李玖〜良かったね、こんなラノベ的展開があって」

「あぁ、すっげーわくわくしてる」

話して間にお姉さんが戻ってきた。

「では、この水晶に触れてください」

直径20cmぐらいの綺麗な水晶だ。

「じゃ、どーする?詩織からやるか?」

「うん、じゃ私するよ」

詩織はゆっくりとした動作で水晶に触れた。

すると、水晶はゆっくりと輝きだしやがてなかなかに強い光になった。

「わぁーまぶしっ!」

「まぶっ」

光出して驚いていた詩織は、とっさに目を隠した。

俺はと言うと後ろから見てただけなので詩織の影があった。

「えっ!?なんですかこの魔力量は!」

お姉さんが驚いている。

「あのーどうしたんですか?」

「いえ、この水晶は魔力の多さによって光の強さが違います。なので、詩織さんの魔力の量は相当なものです」

「わぁーい、渡してきたすごいんだぁ〜」

詩織が喜んでる。うん、素が可愛いから可愛い。

言わないけどな。

「さぁーて、俺の番かな」

俺は、張り切って水晶に手のひらを乗せた。

この流れは絶対俺も...

水晶は少しずつ光出してすぐに止まった。

「ん?」

「...........李玖?」

「.......................」

お読み頂きありがとうございます!

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