卒業旅行日記(八日目)またまたプール。意外、結構はまったアボリジニダンス
3月12日、今朝はなかなか起きることができなかった。幸伸と浩圧は日の出を見に行ったが、僕は寝ていた。
8:30頃起きてからオレンジジュースを飲み、コーンスープを飲んだ。その後、皆でプールに出て泳いだ。やっぱりプールしかないのである。
着替えてちょっと泳いでいると、日本人の女の子が3人入ってきた。沖亜が背泳ぎをしていたらだんだん曲がって姉さんの方に進んでいったので、水をかけられていた。そこでは笑っていた俺だが、クロールで夢中になって泳いでいたら、俺はものすごい勢いで女の子の方に突き進んでいた。当たりそうになって、顔を上げた。あたりがしーんといていた。沖亜の時とだいぶリアクションが違う。気まずくなったが俺は笑ってごまかした。
また日焼けをした。なんか同じ行動の繰り返しだが、まあ、しっかりと日焼けをしておこう。
ちょっとして、レンタカーのキーをもらいに行った。昼にはピザを4等分して食べ、やはり午後も、またプールに行った。
お人形さんのようなかわいいちっちゃな女の子(3歳位)が泳いでいた。とても可愛くて思わず声をかけた。「Hello! My name is akira.What's your name?」「Sarah!」とても可愛かった。背中に乗っけても泳げそうな感じだったので、「Stand on my back,Sarah.」と言ってみた。しかし、「No!」と即答で断られた。可愛くないガキである。
「Do you like pool,Sarah?」「Yeah!」サラはとてプールが好きなようだ。サラのお兄ちゃんが泳ぎをやめても、両手首に空気の入ったボールのような補助の道具をつけた彼女は、元気に、何回でも、きゃっきゃ言って水に入る。
サラの父親が来た。オーストラリアでの子供の教育の仕方というのは、こういうものかと思って感心した。泳ぐのを教えるときに、とてもよく褒めるのだ。少しずつ自分で泳ぐ距離を増やし、浮くための道具も外し、はじめはちょっと手を伸ばせば届くような距離から始める。父親のところまでたどり着く度に、「What a good swimmwer,Sarah!」と、父親が褒めるのだ。少しずつ自分でできるようになること、補助が無くなっていくことを褒めそやす。サラも楽しそうだ。とても良い光景を見たような気がした。
サラがいなくなった後も、暇を持て余していた我々はひたすら泳いだ。さんざん泳ぎ、部屋に戻ると腹が減った。スーパーでパン、チョコそしてマシュマロを買った。部屋で、紅茶をすすりながら食べた。
オーストラリアの原住民には、アボリジニと呼ばれている人たちがいる。そのダンスはPM9:00からだ。まだ2時間あったので、「下天は夢か」を読んだ。
アボリジニダンスの会場に来た。入口で10ドルのチケットを買い、最前列席に着いた。会場は野外に作られており、あたりはすっかり暗くなっている。
民族独特の上半身裸のスタイルの黒い男7~8人と布をまとった女二人がステージに入ってきた。踊りと演奏が始まった。踊りは動物の動作を真似たものが中心だった。女性一人で踊る踊りには見とれた。細くてとてもスタイルの良い女性が、鳥の踊りを踊った(見とれた)。足も長く、本物のきれいな白鳥のような感じだった。これだけでも10ドル払った価値はあったが、なんと客が参加するコーナーが来たのだ。最前列に座っている我々は、真っ先に目をつけられた。呼ばれてステージの上に立った。沖亜と浩圧も一緒だ。踊ったのは鳥の踊りだ。これが結構楽しいのだ。手を真横にあげ、手首から先だけ上下に動かしながら足で地面を強く踏みつける。急に走ったり、地面をつついたり、ジャンプして、「アー」と大声をあげたりした。卒業旅行の良い思い出がまた一つ増えた。踊り終わると、席までは鳥のように羽ばたいて戻った。
最初は受身で聞いて見るだけだと思っていたが、思いがけず参加できて良かった。
さて、明日は早朝にエアーズロックを登山し、その後ケアンズへ出発だ。




