表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

卒業旅行日記(三日目)オーストラリア初めてのビーチ

 3月7日朝、晴れました。と言うことで、サーキュラーキーまで電車で行き、フェリーでノースシドニーのマンリービーチに行くことになった。中華料理屋で朝食にチャーハンを食べ、キングスクロス駅というホテルの目の前の駅へ。切符を買い、電車に乗り、次のマーチンプレイスで降りたが、さらにもう一つ次の駅で乗り換えだと駅の係員に教えられ、タウンホールで乗り換えた。近くにいた女性に念のためその電車がサーキュラーキーに行くか尋ねたら大丈夫だったので、来た電車に乗った。タウンホールから2つ目の駅で、もう着いてしまった。そこからフェリーで行くためフェリー乗り場で券を買い、いよいよビーチへ。近くのトイレで着替えを済ませ、ビーチに出た。

 いましたいました。やっぱりいました、トップレス。しかしあまりジロジロ見るわけにはいかない。競泳用の水着を着ている僕は、ピチピチのもっこりパンツなのだ。これ以上ちょっとでも膨らむ訳にはいかないのだ。

 さぁ、海へ、と思ったが、他の3人はもう入っていた。ここで今僕が海へ行ったらこの荷物は誰が監視するというのだ。オーストラリアは治安が悪くなってきているそうだし、ちょっとの間お預けだな。

 すぐにノブが戻ってきた。やっと海だ。海の方を見ると、皆波が来ると波に向かって後ろ向きになり、前を向いて進んでいき、また波が来ると後ろ向きになっている。僕も真似をして海に入っていった。どうやらこのようにして海に進んでいくのは、波に飲み込まれないコツらしい。

 ボディーボードを1時間5ドルで貸しているところがこのビーチにあり、借りて波に乗ろうということになった。小さなオーストラリアの小僧が結構上手く波に乗っている。自分も、と思ってやってみたが、波に飲み込まれたり、波でボードが浮き上がって顔面に当たって唇がはれたりと、結構な打撃を受けた。しかし、たまたま1回上手く波に乗れて、すーっと浜まで運ばれる気持ちよさを味わってしまった。もう1回この感触を感じたくてたまらなくなり、いつの間にか挑戦せずにはいられなくなっていた。

 しばらく波とにらめっこしながら波乗りにチャレンジしていたが、いつまで経ってもいい感じで波に乗ることができず、もう上手く乗ることはできないのではないかと思った。沖亜も浩圧も上手く乗っているところを僕は目撃していたので、僕も満足いく波乗りがしたかった。時間がなくなり、次の波で最後だ、ということになった。波を待っていると、「おっ、これは良い。」「これがラストチャンスだ。」と、3人は気負い立った。「それっ。」上手く乗れた僕は、波によって浜の方まですーっと運ばれていった。最高の気分だ。後ろを振り返ると2人とも中途半端なところにいる。2人は失敗していた。

 その後、少し日焼けすることにした。しかし、我々はじっとしているような種類の人間ではないらしく、30分もしないうちに動き始めた。写真を撮ってもらおうと思い、前にいる老夫婦に写真を頼んだ。おじいさんは面倒くさそうにしていたが、おばあさんに突っつかれて、重そうにその腰を上げた。そして無事、4人の写真を撮ってもらった。どこの国でも奥さんが夫をつついて何でもやらせることは変わらないようだ。手綱は奥さんが握るものなのだろうか。

 ところで、オーストラリアの人は、皆ふっくらしている。しかし、一人でビーチで波を楽しんでいるスレンダーな女の子がいた。あの娘は凄かった。ボードなしで波に乗ったり、波が来たら波のど真ん中に飛び込んだりしていた。疲れを知らないオーストラリア娘だ。2dollar娘とは大違いだ。

 さて、写真も撮ったし、着替えを済ませたところで港へ向かった。その途中で、明日のブルーマウンテンのツアーの予約を沖亜が電話で申し込んだ。港ではfried fish and chipsを食べた。これもやはりすごい量で、箱に詰めている時に、「変な頼み方したかなぁ。お金余分にとられるかなぁ。」と心配するくらい量が多かったが、これで標準の量らしい。軽い食事のはずが、お腹満杯になった。

 船に乗ってサーキュラーキーにつき、そこから歩いて帰った。途中シドニータワーに登った。タワーからの夜景はとても素晴らしかった。その後、僕と沖亜、ハードロックカフェで酒をあおった。まずは軽くビールを飲み、続いてカミカゼと書かれたお酒があったので、面白そうだったのでオーダーしてみた。量は少ないが、まさに特攻するように良いがまわった。次に、クリスタルブルーマルガリータをおーだーした。塩が効いててとても美味しかった。店の姉さんはショートカットだったのだが、結構マメに来てくれて、今までの店の中で一番愛想良く笑ってくれたような気がした。会計の時に気分の良かった僕は、姉さんの手を握り、その手の中に2ドルを渡し、肩をポンと叩いた。その時も笑顔で答えてくれて、ほろ酔いを楽しめたのだった。

 宿に戻って少し浩圧と話をした。実はストリップを見に行こということになっていたが、僕はどうしても洗濯をやって手紙を書く作業をしたかった。「ストリップどうしようかなーっ。」と言ったら、浩圧が、「別に強制じゃないから、したいようにしたら。」と言ってくれたが、どうしようかと迷っていた。行くなら明日の夜にみんな行くんだろうな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ