卒業旅行日記(十四日目)帰国
レンタカーを10:00までに返さなくてはならない。まだ時間がある。車で買い物に出た。しかし、俺には金がない。駐車場を探した。キャンピングカーオンリーと書かれた標識のある駐車場があった。まあ、ちょっと駐車して買い物をして出るから大丈夫だろうと思って駐車した。俺はただただ皆についてまわっただけだ。もうどんなものが店にあるかは大体分かっていた。まあそれでも、最後のオーストラリアでのウインドウショッピングを一生懸命楽しんだ。
そろそろ出ようということになり、車に乗り込んだ。さあ、出発。車を返して、レンタカーのおじさんに空港まで送ってもらう約束だ。んっ?ワイパーに何か挟まっている。車を止めて見てみた。20ドル罰金・・・・・。あのわずかな時間で警察に見つかったのか・・・・・。しかし、警察に寄っている時間はない。もうすぐ約束の時間の10:00だ。ここでもう一つ問題発生。レンタカーの店が見つからない。何回か同じ道を行ったり来たりした。刻一刻と時間は迫る。10:00ちょっと過ぎに何とか見つかった。レンタカーの店のおじさんに駐禁の事情を告げると、20ドルおじさんに預ければ、代わりに払ってくれるとのことだった。それにしても最後の最後に駐禁とはね。おじさんにチップを払っておいた。(払ったのは俺ではない。)
おじさんの運転で空港に送ってもらうことになっている。トヨタのルシーダという車があり、荷物を積んだ。皆乗りこんで、さあ出発というとき、「Oh,no.」どうしたのかと思ったら、エンジンがかからない。もう神様、最後の最後にあんまり意地悪しないでよ。
全くエンジンがかからないので、別の車になった。ランドクルーザーのような車だ。まあ、飛行場に間に合ってくれれば問題はない。こっちの車は問題なくエンジンもかかり、無事出発。問題なくすぐに空港に着いた。「Thank you.」おじさんに挨拶を済ませ、空港に。
我々が乗るのは、12:45発カンタス航空69便だ。出国の手続きを済ませ、時間までゲートの近くの椅子に腰を掛けた。店がたくさんあった。ちょっとだけ最後の買い物をした。
時間が来た。飛行機に乗り込んだ。もう飛行機には慣れていた。7:00には成田に着く予定だ。日本に向けて飛び立った。機内食は昼と夕飯が出た。まあまあの味だった。日本まであとどの位で着くか。そのことを考えている時間が一番多かった。知らないうちに疲れがたまっていたのかも・・・。精神的な疲れの方が大きかった。
もうすぐ着陸だ。アナウンスがそのように入った。シートベルトを締めた。着陸はあっという間だった。もう着いてしまった。なんか今まで起こったことが夢であったかのような感じだ。あまりにも日常を離れた世界だった。
入国手続きを行った。税関もなんてことなかった。空港から家に電話した。弟が出た。「今、キャッチで入ったから、早く済ませてくれる?」久しぶりに家に電話して、無事日本に帰ってきた知らせだというのに、それはないよな。血のつながった弟だろ君は。「今、成田に着いたから。今から、そうだなぁ。一時間しないで帰れるよ。みんなにも言っておいて。」そう言って切った。
駅に向かった。浩圧はJRだ。他3人はとりあえず京成だ。「じゃあな。また卒業式でな。」3人は京成のホームまで来た。結構寒い。向こうは常夏ケアンズだったから、気温差を感じる。特急の上野行きが来た。3人とも座れた。街は、もうネオンが光っている。日本だよ。俺達がいない間になんか事件起こったかな。俺が降りる京成大和田に特急は止まらない、一つ手前の駅の勝田台駅で2人とお別れだ。ちょっとすると、すぐ勝田台に着いた。
「じゃ、また卒業式でな。」
終わり
ーあとがきに続きますー




