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ラストワールド  作者: 落葉颯花
終末の序曲~始まってしまった『終わり』
11/20

終末の序曲~11 再開

長く空いてしまってすみません。

ルビの振り方がわかりません。どうやればいいんでしょうか?

俺と朝日はデパートで再開を果たした。


なんだか随分昔の事を思い出してしまったな・・・

・・・・・・・懐かしいな・・・・・・・


「いや~、水雪は全く変わらないな~。」


「そうか?お前は結構変わったな。」


俺と香菜は久しぶりに会った朝日と供に喫茶店で話をしていた。

もちろん立石と白波も一緒だ。どうやら昨日のパーティーの時から計画していたらしい。


「なあ・・・そいつは誰なんだよ?」


「そういや言ってなかったな。俺の親友だよ。俺達が東京に来る時に行き先が違ったから離れ離れになっていたんだがな・・・」


他にもいっぱいいるけどな・・・・・


「今聞いた?祐理君が親友ですって。祐理君もようやく友達ができたのね~」


いきなり朝日が近所の人みたいに話しかけてきた。


「おい、いきなり近所のお婆さんみたいに話し出すな。気色悪いだろうが。(斬っちゃうぞ)」


相変わらずたまに気色悪いな・・・・


「ひいっ・・・・今すっごい失礼なこと言われた気がするのに怒るどころか恐怖を感じたんですけど・・・・・」


ハッ・・・・・・・・・・気のせいだろう・・・・・・・・

横で椅子を引く音がした。どうやら隣のボックス席に誰かが座ったようだ。そちらをなんとなしに見る。


そこには奇妙な仮面を付けた小柄の男がいた・・・・


・・・・・・・・あれには関わりたくないな~・・・・・・・・・・・・


その怪しい男に気がついていないのか朝日達はさっきと同じように話している。

まあ、さっきと同じように話しているほうが横の人も怪しまないだろう・・・・・・

すると今度は俺の視線の先―――奥のボックス席から大きい声が聞こえた。


「ねえ君可愛いね、俺達と一緒に遊ばない?」


どうやらナンパらしい。普通こんなところでやるか?・・・・


「え?ああ・・・・すみませんお誘いはありがたいんですが・・・・」


「え~、いいじゃん、ちょとでいいからさ」


相手はあまり乗り気ではないらしい。て言うか今時ナンパなんてやってるやついるんだな・・・


「あの・・・本当にやめたほうがいいですよ?貴方達に変な虫がつきますよ?」


仮面の男が立ち上がり、ナンパ現場の方に向かう。変な虫ってあれだろ?変な虫(笑)

それに加えてやたら大柄な男がそちらに向かう。おお、もう一匹虫が・・・なんか失礼だな・・・・


「いやあ、あいつら遅いなあ・・・・」


「ん?あいつらって?・・・いや、そういえば今日はどうしたんだよ。急に東京なんかに来て?」


「はあ?何言ってんだよ。今日は――――」


何故か俺の背筋に悪寒が走る。丁度その頃にナンパ現場の方がうるさくなる。


「俺らが初めて会った日から丁度三年。ここに集まろうって言ったのはお前だろ?」


ナンパ現場の方から声が聞こえた。


「お、お前らこそ彼女の何なんだよ!?」


「む?吾輩か?いいだろう。訳あって今は隠しているんだがな――――」


俺は生理的な恐怖を感じ、席を立つ。


「あえて言おう!!稲沢大貴であると!!」


「アタァッ!!」


必殺!目潰し攻撃!!


「ぐおおおおおおおお!!目がっ、目があああああああああああああ!!」


「あれ?水雪さんじゃないですか?」


そこにいたのは俺の旧友―――稲沢大貴と蒼真碧がいた。



******************



どうやらさっきの大柄な男は岳斗だったらしい。どうやら待ち合わせ場所はここだったらしく、皆が集まっている。


「本気で忘れてました。すみません・・・・」


何故か敬語で謝る。

いや本当に忘れてた・・・・


「アハハ、僕も忘れてたんで大丈夫ですよ。」


「・・・・・・・・・俺も・・・・・・」


どうやら全員忘れてたらしい。あれ?じゃなんで?


「いや~、朝日さんから連絡が来なかったら忘れてましたよ。」


「え?じゃあ朝日以外は忘れてたのか?」


「ええ、朝日さんはかなり楽しみにしていたようで・・・・」


どうやら朝日が全員に連絡したらしい。俺の所に連絡してこなかったのは俺が携帯の番号を教えていないからだ。もとより俺は携帯番号を家族以外に教えていない。どうやら俺以外は全員伝えていたらしい。今度こいつらには教えておこう・・・


「鏑木は来れないってさ。蒼夜は連絡が付かない。こんな感じで俺達しか集まっていない。」


「まあ、しょうがないだろ。絶対って訳じゃないんだから。」


「そうだけどさ~。たかが7人だぜ~。集まってもいいじゃないか~」


途端に子供みたいに暴れだす朝日。


「そういえば何で集まったんだっけ?」


「お~い、それは忘れちゃだめだろ?」


やべえ・・・本気で忘れた・・・・


「水雪さんらしいですね・・・」


「ったく・・・・あのな?お前が言ったんだからな?日光を滅ぼした奴らの調査結果を報告し合う。だろ?」


やや怒ったような口振りで朝日が教えてくれた。


「!!・・・・・・・・そうだったな、思い出したぞ。」


すっかり忘れていた。


「え?まさか全く調査していないとか無いよな・・・・俺一応調査したら色々分かったことあるぞ?・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


周囲に沈黙が落ちる。そこで誰かが動く音がした。


「ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、ワガハイ復活!!む?何故か祐理がこちらを笑顔で見ているぞ?・・・さっきは敵意剥き出しだったくせにだ!!」


ナイスだ稲沢!!え?さっきと態度が全然違う?・・・態度?なにそれ?食べられるの?


「大貴、それはな?祐理が調査を「やってないなんて一言も言ってないぞ?」・・・・・」


「それを先に言え!!」


「すまん・・・・」


さすがにそれは忘れてない。


「はあ・・・じゃあ気を取り直して報告をしよう・・・って出来ないじゃん・・・」


立石と白波がいるからな。この話はみだりに言いふらしていいものでもないからな。

朝日が大貴に話しかけている。ここから声が聞こえないほどだから恐らく適当に話しを誤魔化すための案でも出しているんだろう。


「祐理よ!!」


案の定、稲沢が話しかけてきた。


「いきなりどうした。稲沢。」


「私のものになれ!!」


「断る!!」


おい、これはどういうことだ朝日。


「そうか!!なら百歩譲って婚約者はどうだ!!」


「イヤだね!!」


朝日が横で笑いをこらえている。謀ったな!


「フハハハハハハハ!!これだけは譲らんぞ!!たとえ我がフィアンセでもな!!」


どうやら稲沢の中では俺はもう婚約者らしい。クソッ


「くっ、どうすれば・・・・・・・あ、いい所に生贄が。」


「なぜ危ないセリフをいいながらこちらを見る。」


俺の視線の先には立石がいた。

ヘヘッ、兄ちゃん、ここに来ちまったのが運の尽きってなあ・・・


「一応言っておくけどそれ口に出てるからな?・・・・」


「なあ稲沢。こいつは立石って言うんだがな?こいつ、どう思う?」


「ストライクだ!!」


「よしっ!!」


いい奴見つけたとばかりに立石に稲沢がにじり寄っていく。


「おい!祐・・・ひいっ、来るな!来るなああああああああ!!」


なんかゾンビに襲われる直前の民間人みたいだな・・・


「おいっ、だ、誰かっ、誰か助けっ、うわあああああああああああああああああああ」


そのまま立石は稲沢に連れて行かれた。去り際に稲沢が「ちょっとホテル行って来る。」と言っていた。何のホテルかは言うまでもない。ケッ、ざまあみろ。



********************



帰って来た立石は死んだような顔をして「僕もうお婿に行けない」とか言っていた。暫くしてすぐに治ったが。


こんな感じで話しを盛大にごまかし、今は世間話に話題は変わっている。


「そういや何で鏑木は来ないんだ?あいつ、こういう約束とか無理言ってでも来そうだけどな」


大規模戦闘が起きててもあっさり「約束があるので」とか言ってこっちに来そうだもんな・・・・・・


「ああ、猛が北海道で武器の研究をしてるのは知ってるだろ?」


「ああ」


「それでな、今、北海道で大規模戦闘が起きているらしくてな。」


「その話と前の話はどう繋がるんだ?」


「まあ最後まで聞けよ。そこで猛はな、自分で作った武器のテスターやってるんだって、それで武器のデータが集まりきるまでは動けないんだとさ。」


鏑木は俺と違って頭がいいので自分で武器を作ったりもする。まだまだ発展途上の魔法武器をかなり発展させた事で日光であいつは有名人だった。まあ、俺達は全員有名人だったが。


「そうか。でもどうせ自分で調べた情報はお前の携帯に送られてるんだろ?」


小声で朝日に問いかける。


「おお、よくわかったな。」


やっぱりか。


「話変わるけどさ。一年も経つと皆変わるな。」


「そうか?俺は何も変わっていないような気がするけどな。」


皆全く変わっていない。稲沢と朝日は相変わらず変だし。碧も岳斗も全く変わっていない。間接的にしか聞いていないが鏑木も全く変わっていない気がする。


「いや、性格とかじゃなくて身長とかのことだよ。ほら、岳斗はさらにデカくなったし、碧も童顔だしたまに女と間違えるけど・・・ちょっとは背が高くなっただろ?大貴は結構背が高くなった。」


「そう言ってるお前も結構大きくなったけどな。」


言われてみれば、結構背が高くなったりしている。言われなければ気付かなかった。


「そう言ってる祐理は小さいまんまだけどな。俺、今175センチ、お前は?」


「・・・・156センチ・・・・」


やや口ごもりながら返す。


「え・・・・・・・マジか・・・・なんかごめん・・・・・」


哀れむな!本気で悲しくなるだろ!!せっかく字面で誤魔化していたのに!!


「師匠、朝日さん以外の方達とはどういった関係なのですか?」


長い間黙っていた白波が口を開いた。


「そういや言ってなかったな。え~と・・・」


なんて言えばいいんだ?いかんせん俺達のチーム名は有名過ぎるんだよな・・・


「俺が教えてやろうか?」


どうやら適当な理由が思いついたらしい。ここは朝日に任せよう。


「聞いて驚け!!俺達は「ア―――モゴモゴッ」


「し、白波、俺達は単なる友人だよ。ハハハ」


作り笑いを浮かべながら朝日の口を覆っている手に力を入れる。


「?」


白波はよく分からないといった顔をしていた。


「痛ダダダダダダダダダダダダっておい!力入れすぎだ!!」


「あ、すまん」


どうやら力を入れすぎだようだ。朝日の顔の骨がミシミシ言っていた。


「じゃあ、師匠の友人なんですか?」


「あ、ああ・・・そうなんだ。」

                

怯えるように朝日が返す。言ったら殺っちゃうからな。


「師匠にも友人はいたんですね・・・」


「どういう意味だそれは・・・」


こいつ・・・・俺なんかには友人できないとか思ってないか?


「水雪も弟子を取るようになったんだな。前は頑なに断ってたのに。」


その言葉を聞いて白波が驚いたような顔をする。


「え?師匠って私以外にも弟子志願者がいたんですか?」


「ああ、日光ではちょっとでも強いと一気に有名人だからな。そこにいる碧とか、水雪はすげえいっぱいいたぞ?」


「え?師匠の強さってあの日光でも通用したんですか?」


すると慌てたように朝日が付け加える。


「あー、日光っつってもな、言われるほど他の都市と差があるわけじゃないぞ?結構魔法技術的な差はあるけど戦闘技術は余り差はない・・・と思う。」


ちょっと微妙だけど・・・まあ及第点だな。

すると朝日が俺の腹を肘で突ついてきた。


「なあ・・・今ここにいる奴らはある程度信用してるんだろ?だったら別に隠す必要なくね?俺もうバラしちゃいそうなんだけど。」


「ああ、実はな、そこにいる立石がすげえ口が軽いんだよ。立石に言ってないのに白波に言えるはずがないだろ?」


「そんなもんか?」


「そんなもんだ。」


こんな感じで俺達は世間話をしていた。



***************



今日は報告をし合うだけなので、その後立石と白波が帰って(白波が気を遣ってくれた。立石には気を遣うと言うことができるような人間ではない)俺と香菜。残り四人で報告会をした。稲沢は寝ているが。


「まずは鏑木から送られたデータから始めるか。朝日。」


「あいよ。」


朝日が携帯を俺に渡す。そこには―――



チームの全員へ

えーと、俺が集めた情報はこんな感じです。



日光を滅ぼした奴について


まず、奴らは自らのことを「天使」とか「神」とか言っていた。北海道ではこいつらとの戦闘経験がある。30年前の「英雄」が死んだ戦いでも、敵は「天使」とか「神」と自分のことを呼んでいたらしく、「英雄」の死亡原因はこいつらとの戦闘による戦死らしい。こいつらの攻撃によって北海道の札幌以外の都市は全滅している。

次に、あいつらを攻撃する方法。

あいつらでも、「神」は俺達の攻撃を完全に透過して、最後に水雪が禁忌魔法を使用しなければ俺達も全滅していたかもしれない。そこを調査したところ、どうやら「英雄」は特殊な魔法を使用して、自分の肉体を改造していたらしい。それまでは「英雄」の攻撃も効かなかったが、改造後は通用するようになったらしい。ちなみにその魔法は現在使用法が全く解明されていない。それ以外の攻撃方法は水雪の禁忌魔法以外不明。

次に共通点。

こいつらは俺達の時と同様、空に大きな魔法陣が浮かび上がり、そこから出てきたらしい。皆、人の形をしていて、魔法を使う。武器を使う。羽が生えていて、神話とかにでてくる本当の天使や神様のそっくり。


まあ、俺が調べてわかったことはこんな感じ。

今回は行けなくて申し訳ない。今度、集まる時は声をかけてくれると嬉しい。


以上



こんな感じだ。まあ、鏑木らしいっちゃ鏑木らしい。


「うわー、僕の情報とほとんどカブってますよ。」


「・・・・・・・・さすが・・・・・・・」


「皆もそう思うか?相変わらずだよな。こういう情報とか集めながらあいつは自分の研究を進めてるんだぜ?」


「話が逸れてるぞ。次は碧だ。」


まあ、鏑木が凄いのは俺も同感だが。


「はーい、僕が集めた情報は鏑木さんの情報にちょっと付け加えるぐらいしかないですね。攻撃方法なんですが、僕が集めた情報では特殊な魔法武器なら攻撃できるらしいですよ?かなり数は限られてきますが、一応あるみたいです。たしか、「ゲイボルク」って言うやつとかですね」


「え?ゲイボルクってあの槍か?確か神話ではゲイボルクで傷つけた傷は絶対に治らないんだよな?」


「・・・・・・・そのレベルの武器が必要?・・・・・・」


「うわー、それ集めるだけでも大変だよ」


ゲイボルクみたいな神話に出てくるような武器を使わなければ攻撃できないらしい。そもそもそんな物って存在してるかどうかすら怪しいもんだけどな。


「他には?」


「後、あの「三種の神器」とかでも攻撃できるらしいです。「エクスカリバー」でも大丈夫らしいですけど・・・」


「どれも入手が難しいもんばかりだな・・・」


「三種の神器あたりなら国に言えばもらえそうなもんだけどな。」


「エクスカリバーに至ってはあるんですか?」


「ん~、ないだろ。」


寝ていた稲沢がいきなり話しだした。


「ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ「ゲイボルク」か!!それなら持ってるぞ!!」


「「「えええーーーー!!!」」」


持ってんのかよ!ああ、偽物ってパターンか。


「もちろん本物だ!!その槍で傷つけた足の傷がもう4年は経ってるのに全く消えていないからな!!」


うわーい。稲沢バンザーイ。さすがだね稲沢!!

何度も言うようだが態度なんて知らないね!!


「何で使わないんだ?」


「ワガハイ盾以外使えな~い。」


じゃあそれよこせ?


「む?祐理が物欲しげな顔をしてこちらを見ているな!!もしやワガハイとのウルトラファイトを所望か「いらん。その代わりゲイボルクよこせ」ワガハイとファイトしたら「じゃあいらん」二回もセリフを邪魔されたぞ!新手のSプレイか!!」


「何だかんだ言っても仲いいですよね」


「そんな訳ないだろ!」


「フハハハハハハハ!なんと言ってもフィアンセだからな!!」


「どうやら君とは話が通じないようだ。三分間待ってやる。表に出たまえ。」


「なんだろう・・・なんかの映画でそんな人いた気がする?・・・」


ハハハハハハ!!私はム○カ大佐だ!!



まあ・・・・こんな話をしていたら今日の報告会は終わってしまった。

情報の方は、ほとんど鏑木の情報だった。

ホント、どんだけだ鏑木・・・・


ちょっと急いで投稿したので誤字脱字があるかもしれません。

白波「師匠って魔殺二天流だけを鍛えているんですか?」

水雪「う~ん・・・一応他の流派もいくつか使える。白波の元の流派も使えるぞ?」

白波「え!ホントですか!今度教えてください!」

水雪「あ、ああ・・・・あまり期待するなよ?」


こんな感じで水雪君は墓穴をほっていきます。

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