表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

クリスマス・イブ

2023年12月25日 (月) 19:05に掲載した「AIイラストと漫画とバーナーを頂きました&総合評価数が10000pt超えました&なろラジの企画作品を全て投稿しました」の割烹で投稿したストーリーを少し改稿し、再掲したものになります。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/2545579/blogkey/3238903/


 本好きの妖精香那は、クリスマス・イブの日に、クリスマスパーティーに招待されました。

 そのため、香那は魔女である香月様に会いに行き、「メリークリスマス!」と挨拶をして、今回はクリスマス用のドレスに変えてもらったのです。

 それは大変可愛らしいドレスで、気分が一気に上がった状態で、会場に向かいました。


 時間をかけて移動して辿り着いた香那は、招待されたパーティー会場に足を入れました。

 パーティーは今ちょうど始まったところのようで、間に合って良かったと一息つきます。

 

「メリークリスマス! 今年もこの日が来ましたね。まずはお祈りから始めましょう」


 そうアナウンスが入ると、大きな籠を持った方達が入ってきて、参加者に何かを渡していきました。

 そして、その番が自分のところにも回ってきて、ある物を渡されました。

 それは小さな十字架。

 しかし、普通の十字架ではなく、クリスマスらしく可愛いものとなっていました。

 どうやら、全員に十字架が行き渡ったようで、それぞれお祈りを捧げておりました。

 香那も慌てて祈りを捧げます。


 挿絵(By みてみん)


(今年1年素敵な年にしてくださりありがとうございます。来年も素敵な年になりますように。また、あわよくば新しい友達も出来ると嬉しいです)


 香那はお祈りをしていると自然と笑顔になっていくのが、自分でもよく分かりました。


 挿絵(By みてみん)


 お祈りが終わると、美味しい食べ物を食べたり、お喋りしたり、ゲームしたりして、クリスマス・イブに相応しい大変有意義な時間を過ごしたのでした。



 次の日のクリスマス。

 魔法は解けて、元の姿に戻った香那は、元の世界へ戻ってきました。


挿絵(By みてみん) 


 

 「ただいまー」

 「「「「「お帰り!!!!!」」」」」 


 どうやら帰るのを待っていたようで、気持ち良く友達が挨拶を返してくれます。

 しかし、聞き覚えのない声が聞こえて不思議に思いました。


  挿絵(By みてみん) 


 サッちゃん「メリークリスマス!」

 みーちゃん「パーティー楽しかったかにゃー?」


 香那はサッちゃんとみーちゃんに「メリークリスマス! パーティーとても楽しかったよ」と笑顔で伝えました。


 サッちゃん

「香那ちゃん。実はねサッちゃん、クリスマスプレゼントに素敵な絵が欲しいとサンタさんにお願いしたの。そしたら、素敵な絵が届いたんだよ」

みーちゃん

「これを見るにゃー!」 


挿絵(By みてみん)


 見せられた絵は、右側にサッちゃんとみーちゃんがコタツに入っていており、左側にはみーちゃんがお気に入りの赤い毛糸で遊んでいる、全体的に温かみを感じるとても素敵なイラストでした。


「サッちゃん、良かったね。素敵なプレゼントがもらえて」

「うん。嬉しい!」


 香那はサッちゃんが無邪気に喜んでいるのを見て、こちらも嬉しくなってしまいました。

 

 今度は、ねこまろとくろねこまろが前に出てきてきます。


挿絵(By みてみん)



 香那は大変驚いてしまいました。

 何せ今まで2匹から、しろねこまろの話は聞いていましたが、旅をしていると言うことで会ったことがなかったのです。

 こうして今、しろねこまろと会えると言うのは大変嬉しいことでした。


「あなたが、しろねこまろなのね! 私が香那だよ。よろしくね」

「香那先生よろしくにゃー」


 香那はまさか昨日祈ったことが、こんなにもすぐに、そしてとても素敵な形で叶うなんてと感動しました。


「それにしても何故私が先生なの?」

「小説書いているって聞いたから先生かなにゃって」

「確かに私は小説書いているけど趣味だし、何より私達は友達だからこれからは気兼ねなく香那って呼んでね」

「分かったにゃー。気分によって呼び方を変えるにゃー」


 今日初めて会ったばかりだというのに、香那はしろねこまろらしいと勝手に納得してしまいました。

 もうすでに信頼しているのだと思うと、自然と心が温まり、これからも、しろねこまろとは素敵な関係を築けると確信したのでした。

 そして、友達も自分も含めて、今年は最高のクリスマスになったと実感したのでした。


 

オオカミ香那:四月咲 香月様

妖精香那:ひだまりのねこ様

サッちゃんとみーちゃん:アホリアSS様

バナーのサッちゃんとみーちゃん:瑞月風花様

ねこまろ、くろねこまろ、しろねこまろ:歌川詩季様

を使用させていただきました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ