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第1部 あらすじ ~これだけ読めば、前半の全てが分かるかも。~

お越しくださりありがとうございます。


当初サラ=アンのサイドストーリーをアップする予定でした。でもすごく長くなりそうなので、話を分けました。

サラ=アンの物語はこちらにアップしています。不定期でアップしていく予定です。

「お嬢様の幸せはカルダン家にかかってる -お嬢様のお相手は、乙女ゲームで「選ばれなかった」攻略対象者のようです-」

https://ncode.syosetu.com/n0201ii/


よろしくお願いします


当初N〇K朝の連続テレビ小説のように、1日1話、空き時間にサラっと読めるエッセイ的な読み物として、だらだらと、悪役令嬢物のセオリーや、私のやってみたい世界観などをのんびり延々書いて行こうと思っていました。

そのため、流れが凄く悪いです。なかなかストーリーが進みません。

まあ、でも第2部に続くセリーヌとレンの絆や設定、フラグなどを色々混ぜ込めたのですが、今から読む方に全部読んでもらうのはそこそこ大変かと思い、まとめを作りました。

一応これと、明日の登場人物リストを見れば、混乱することなく読めるようになっているかと思います。


よろしくお願いします。

 26歳山田花菜は、目覚めると突然知らない場所にいた。その上イケメン・美女ぞろいの伯爵家だという者たちが、自分の家族だと言っている。

 馬から落馬して、それ以前の記憶が全くないという事になっていた。

 何の冗談かと思っていたら、自分自身が金髪エメラルドグリーンのしかも10代! になっている。名前もセリーヌ=マクラインと洋風だ。

 自分は転生したのか、この子に憑依したのか。

 とまどっているうちに、自分の婚約者だという公爵子息のタレンツィオ=ラジヴィオラ様がやってきて、グイグイ来る。そりゃもう私にベタ惚れ。


 二人の出会いは第二王子フィリップの婚約者探しのお茶会でのことだった。レンの大切な魔法石を拾ったセリーヌと話しているうちに、レンの葛藤は消え、セリーヌに好意を持つようになった。

 レンはその日のうちに婚約申込書を作成したが、両家パパの無理難題により、婚約成立まで4年かかった。

 お互い認めてもらえるよう切磋琢磨し、レンは公爵家後継者として盤石の地位を築き、セリーヌも王家から婚約打診が来るくらい淑女の鏡として成長を遂げた。


 そんな昔話を聞いたり、二人の秘密の場所に連れて行ってもらったりしているうちに、戸惑いながらも彼の優しさや自分に向ける愛情にほだされ、いつの間にか以前呼んでいたというあだ名のレンで彼を呼び、彼との時間が心地よくなっていた。

 でも公爵家の仕事を放り出してやって来たレンは、早々に帰らなければならない。レンの父親の公爵から「早く帰れ」の圧が凄い。

 そのころには、セリーヌも離れたくないと思い始めていた。

 そこで、レンと離れていても繋がる手段を二人で考えた。

 試行錯誤の結果、魔法陣と魔法石を使って、送受信可能な装置を生み出した。電話を目指したけれど短期間では難しく、昔懐かしポケベルから音が出るような装置だった。

 送受信用魔法石を手に、レンは自分の領地へと帰って行った。

 あと1か月と少しで始まる王立エカチェリーナ学園の入学式の前に、また王都で会おうと約束して。

 帰りの道中、レンは5分おきに連絡をくれ、セリーヌもすぐに返信をし、甘酸っぱい時間を過ごしていた。

 それが突然レンからの連絡が途絶えた。

 手がかりを頼りに、マクライン家騎士団と森へ向かうセリーヌ。

 騎士団が森を探索している間馬車で待っていると、ついに待ち望んでいたレンからのメッセージを受け取った。

 たった一言【セリーヌ】と。

 そして直後、森から爆発音が聞こえてきた。

 レンはあそこにいる! 直感したセリーヌは、静止の声も聞かず、森へと走り出した。

 でも前世とは違い令嬢の足。一度こけると立ち上がるにも苦労する始末。

 絶望していると、しゃべる白い猫がやってきて、レンの元に連れて行ってくれるという。

 眉唾ながらお願いすると、瞬く間にレンの場所に移動した。

 崖も無いのに土砂に埋もれ、手だけが出ているレンを見つけるも、腕は冷たく反応がない。

 何もできず泣き崩れていると、白猫がのんびりしたトーンで提案してきた。

 セリーヌの魔力がおいしそうだから、契約して白猫に魔力を提供してくれるのなら、レンを助けると。

 セリーヌは迷いなく契約を決断した。

 契約するには白猫に名前を付けなければならないらしい。焦っていたセリーヌは適当に「シロ」と名付けた。白猫もといシロは名前に文句を言いつつもレンの上から土砂をどけてくれた。

 体内に魔力が駆け巡ると同時に、セリーヌ=マクラインとしての自分の記憶も思い出した。


 思い出した中には、レンとのたくさんの思い出と、レンへの愛が詰まっていた。


 土砂の下には、レンともう一人、男の子がレンに抱えられるようにして埋まっていた。

 レンの肌は恐ろしく白く、冷たかった。

 シロに助けてくれるよう懇願するが、もうセリーヌの魔力はほとんど残っておらず、レンを助けられるほどは無い。

 ただ、レンの魔力はまだ残っている。ただ、シロとの相性が悪いため、何か一つレンの一番大切なものを代償に助けることはできるらしい。

 とまどうセリーヌに、シロののんびりした声が響いた。

「あ、お兄さんと命を繋ぐ糸が切れちゃうぅ」

 セリーヌはレンが何を失おうとも、一生償う覚悟で、シロにレンの一番大切な物と引き換えに、レンを助けるようお願いした。

 レンの魔力を使い、光魔法を発動するシロ。セリーヌも残り少ない全魔力を全てシロに注いだ。

 魔力切れを起こし意識を失ったセリーヌが目覚めた時には三日たっていた。

 レンはケガをしていたが、全ての傷はふさがり問題はないはずなのに目覚める気配が無かった。

 レンの看病を自ら進んでするセリーヌ。

 ある時、外から音がするので窓を開けてみると、ヨレヨレになったシロが入ってきた。

 セリーヌが魔力切れを起こしていたため、繋がっているシロも魔力を使えず、数日前にやっと感知したセリーヌの魔力を頼りにやってきたらしい。

 ぷんすこ怒るシロをなだめ、新たに「リッカ」という名前を付けてあげた。

 真名は誰かに知られてしまうと、契約者が変わってしまう恐れがあるため、必ず仮り名「リッカ」で呼ばなければならない。

 セリーヌは日課のレンの看病をするために、レンを訪れた。その際、レンの持っている魔法石に描かれた「心をいやす魔法陣」をセリーヌ自身が刺繍した巾着を持っていった。

 セリーヌの魔法属性は「無」所属。リッカのような精霊を媒体にしなければ魔法を発動できない。

 無駄だと分かっていても、今日もレンの手を握って魔力を注いだ。レンへの巾着を持って。

 突然、レンの両手からまばゆい光が溢れ出て、レンが目覚めた。


 しかし、レンはセリーヌのことを覚えていなかった。


 王立エカチェリーナ学園が始まる3週間前のことだった。

お読みくださりありがとうございます。


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サラ=アンのスピンオフストーリーも不定期でアップしています。

(セリーヌが生まれる前のお話なので、読まなくても大丈夫です)


「お嬢様の幸せはカルダン家にかかってる -お嬢様のお相手は、乙女ゲームで「選ばれなかった」攻略対象者のようです-」

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セリーヌが生まれる前のサラ=アンの物語を不定期で連載しています。こちらもどうぞ!

お嬢様の幸せはカルダン家にかかってる -お嬢様のお相手は、乙女ゲームで「選ばれなかった」攻略対象者のようです-

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