再び指ハートを作ったことについて言及される私です!
タッ……、タッ……。
「2人共早く早く〜☆! 急いでゴールへ向かなくちゃ☆! じゃないと、みっくんのチームに負けちゃう!」
「ちょっ、ちょっと待ってよ高嶋さん……! いくらなんでも早すぎるよ〜……」
「ここに来て高嶋さんのギアが上がりましたね……。かなり勝ちに燃えているような気がします……。きっとそれぐらい今井くんとの勝負をとても楽しんでいるのでしょう……。恐るべし……、幼馴染の力……」
視聴覚室を後にした私たちはその後、ゴール場所である中庭へと目指して現在急いで向かっていたところなの。
「ハァ〜……、ハァ〜……。もぅ〜……、やっと追い付いた〜……。高嶋さんったら今井くんに勝ちたいからといって、急に全力モードで駆け足になるんだもん……。私たちは付いていくのに凄く必死だったよ〜……」
「えぇ……、ですね……。いくらなんでも無尽蔵スタミナすぎだと思います……。ゼェ……、ハァ……」
「フッフ〜ン♪ 当然じゃない☆! みっくんに勝ちたい気持ちは誰よりも人一倍強いから♪ ニヒッ♪」
「ふむふむ、なるほどね♪ やっぱり恋に恋する女の子は違うね♪ 今の聞いて、改めて高嶋さんが今井くんのことを凄く大好きなんだなとよく分かったよ♪ もう胸がキュンキュンとしちゃう☆!」
「流石今井くんラブ♡なだけありますね♪」
「もぅ〜、だからそのことでからかわないでよ! むぅ~!」
急いでゴールへ向かっていると、北原さんと中村さんからまたしても恋のことについてからかわれ、私は2人に対して再びプク顔をしながらプンスカと怒っていたの。
うぅ〜……、2人に何度も私の恋心をからかわれてとっても恥ずかしいんだけど……。その影響で終始私の顔がまた真っ赤になっちゃてるよ〜……。毎度のごとくとてもクリティカルです……。グフッ……!
「そういえば高嶋さん、また指ハート作ってきゅんです♪ポーズしていたね♪」
「うっ……!」
「うんうん、確かにしていましたね♪ もう見れないかなと思っていたので凄く嬉しかったです☆!」
「ふえぇっ!? そっ、そんなに!?」
そしてここで、中村さんは私がまたきゅんです♪ポーズを披露したことについて話題にすると、北原さんはそれを聞いてかなり食い気味に反応し、私はそんな状況を見て少なからずとても動揺していたの。
まあやっぱり……、このことを話題にしちゃうよね……。正直薄々予想していました……。はい……。
「恥ずかしいからもうしないって言ってたのに、どういう風の吹き回し〜? 良かったらその理由聞かせて♪」
「私も中村さんと同じ気持ちです☆! あの時のサプライズ、ぜひ詳しく聞かせてください☆!」
「えっ……、え〜っと〜……」
キラキラ〜ン☆!
うぅ〜……、2人が目を凄くキラキラと輝かせているんだけど……。確かに中村さんの言う通り、恥ずかしいという理由でもうやらないって一度は決めておきながら結局またやってしまったからね……。そりゃとても気になって当然だし無理ないかも……。あはは……。
「私が再び指ハートを作った理由はね、みっくんへの愛を水崎先生にアピールしたかったからなの♪」
「「ホウホウ☆!」」
「それとトランス状態になってたのもあるかな♪ ニヒッ♪」
「なるほどなるほど♪ 確かにそれなら納得だね♪」
「えぇ、ですね♪ 愛を表現するために覚醒し体を張るなんて何だかとても素敵でキュンキュンします☆!」
「そっ……、そうかな〜……? エヘヘ〜、ありがとう〜♪」
フゥ〜……、2人共どうやら納得してくれたみたいだね……。ホッ……。それにしても……、説明するだけでも何だかとっても恥ずかしかったんだけど……。とりあえず言えることは、私の黒歴史にまた新たな1ページが刻まれたこと間違いなしだよ〜……。ふええぇぇ〜ん……。あと、北原さんは相変わらず私のことを恋愛方面で誇張して美化していたわね……。あはは……。まあそれはそれでちょっぴり嬉しかったりはするんだけどね♪ だってそれぐらいみっくんへの愛がとても伝わってる証拠なんだもん♪ ニヒッ♪
再び指ハートを作ってきゅんです♪ポーズを披露したことについて2人から言及された私は、その時の気持ちを包み隠さずピュアピュアに話してみたの♪ すると2人は私の話を聞いて無事に納得してくれたみたいで、私は2人のそんな様子を見て安堵の表情を浮かべたの♪
せっかくだからみっくんにもいつか私の指ハートを見せてみようかな……? 正直好きな人の前でやるのは更に物凄く恥ずかしいけど、それと同時にキュンキュンさせてみたいって気持ちもあるんだよね♪ みっくんどんな反応するかな? フッフ〜ン♪ とっても楽しみ☆!
「さてと♪ それじゃ2人共、仕切り直して急いでゴールへ向かうよ☆!」
「そうだね♪ 早く中庭に行かなくちゃ☆!」
「今井くんに絶対勝ちたいですもんね☆!」
そして私たちは気持ちを切り替えて、再び急いでゴールへと向かったの。




